
美容師の観念
こんにちは、宇留間です。
100歳まで趣味美容師という
生き方を目指しています。
自分の考えには限界が
あると思うんです。
自分のストロングポイントも
人から見たら
全然違うところにあったりする
ことはよくあります。
でも、自分ではそれに
気づけなかったりしますよね。
だから、僕も月一で
コンサルを受けるようにしています。
先日、アドバイスを受けて
すごく納得したことがあったので
今日はシェアさせてもらいますね。
それは、
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『やることを決める前に、
やらないことを明確にする。』
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ということ。
あらためて学びました。
これって様々なところに
言えることだと思うのです。
僕もこんな体験から学んできたので
ご理解頂けるように
なるべく細かく説明させて頂きます。
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数年前に、
サロンワークが大好きな僕は
平日24時まで予約枠を増やしました。
多くのお客様のご予約を
取りたかったからです。
しかし、
無理して半年間続けたとこで
自覚はなかったものの
色々限界に達し、、
サロンで倒れ、1週間以上
働けないという経験をしました。
その日から、
休みをしっかりとりながらでも
売上をきちんとあげる方法を
模索してきました。
完全ご予約制での
サロンワークのため
お客様とお客様の間には
時間の空きがあります。
そこでお待ちいただく中で
やりたくないということもあり、
予約枠にゆとりを大幅に
作るようにしてきました。
だから、その間の時間で
出来そうなことがあれば
全てやってきたんです。
美容師とは別のビジネスです。
アフィリエイトに始まり、
インターネットを使い
気になるものは全て
まずやってみてから判断するため
興味が出たものに手を
つけていったのです。
ただそれらすべてが独学だったため
自分の望む成果を出すことは、
その時点では、
はっきり言って出来ませんでした。
独学で何かを成せるほど
そんなに甘い世界では
なかったわけです。
その経験の中で知ったのは
Googleに聞けば
大抵のことは知ることが出来る
という学びでした。
よく考えてみるとわかりますが、
そりゃ成果は出ないわけですよね。
独学で学んでいるとはいえ、
Googleに聞けば知れることの中から
自分に最適な答えを自分で
見つけることはほぼ不可能だからです。
だって、今の自分の問題を解決する
ために必要なことが、
何なのかさえ
わかっていないわけですから、
原因がわからないのに
それを解決するための最適解を
探し当てるなんてのは、
超指南の技なわけです。
全集中したところで
見つかるものではありません。
どちらかといえば、
見つけてもらうものかもしれません。
ここで1番大事だと思うことが
客観的な視点でした。
というより、
先人のアドバイスです。
なぜなら、
自分が抱えている問題を
すでに乗り越えた経験が
あるからですよね。
よくある話ですが、
独立したいのに、
独立してない人に
相談に行ってしまう
ってのと似てる感じです。
夢を諦めた人に
夢を叶えたいんだよねって
相談しちゃうのも同じです。
「リスクだから辞めといた方がいいよ」
「独立は大変だから安定してる今のままがいいよ」
ってなアドバイスが届き
結果、時間のロスに
つながってしまうなんてことは
良くありますよね。
僕はこの時、
気付くことができました。
「独学こそ、時間とお金の無駄だと。」
それに気づいた僕は、
先人が得る学びに
時間とお金を使うことにしたのです。
そうしたことで、
自分が抱える問題を解決する
速度がはやくなったことは
明らかな事実です。
その理由はコレ。
先人から学ぶということは
時間を買うということだからです。
例えば、
先人が5年間で1000万円
という大金をかけて新しいスキルを学び
実践して得た学びがあったとします。
それを自分が独学で
実践していこうとした場合、
その先人以上のペースで実践しても
5年以上かかることになる。
なぜなら、
独学で学ぶ際に
Googleで見つかる
無料の情報だけでは
先人が得た生きた情報と学びを
見つけられないからです。
見つけられないいうよりも、
そもそも生きた情報はないとも言えるし、
時間的にはもちろんですが、
学びの本質は目に見えないからです。
だから、
近くで学ぶ必要がある。
美容室に勤め、
先輩の仕事を隅から隅まで
盗むように見たからこそだし、、、
先輩が時計を見る時に
自分も時計を見る。
コーミングするコームの持ち方
回数、シザーの開閉回数、
など、目に見える部分は
表面なわけです。
その表面的に見える裏側にこそ
『感覚的』な背景の本質が
隠れているんですよね。
それを掴むことが、
僕は学びの本質だと思っています。
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日本古来から伝わる学びの本質
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「守破離」しゅはり、という言葉がありますよね。
まずは型を見て真似る、
次にその型を破り、
自分の考えを付け加えていき、
最後は師から離れ
オリジナルになっていく。
この過程の中にこそ、
先人の感覚を学ぶという
日本人に合った学びの本質が
あるのではないかと思うのです。
というわけで、
前置きが長くなりましたが、
ここからが今日の本題です。
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美容師に必要な新しい観念
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師匠や、メンターと出会い、
それまで自分になかった考え方に
触れ続けてきたことで、
美容師としての考えや
観念を脱ぎながら
辿り着きました。
それは、
お客さんの人数ではなく、
価値の高い高収益な商品で、
必要な方のお悩みに
応え貢献することでした。
まさに、
『やることを決める前に、
やらないことを明確にしたからこそ
見つけることが出来たことでした。
僕の理想は、
自分にしかできない価値で
自分らしく働き生きることです。
なんとか理想を叶えたい一心で、
お客さんに喜んでもらえる
価値の高いメニューをつくり
集客販売力が必要と感じ
マーケティングを学び
実践をしてきました。
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時代はどう変化するのか?
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すでに、日本は2007年から
超高齢社会にはいっており、
あと10年後の2030年は
3人に1人が65歳以上になります。
当然のごとくサロンのお客さんも
ご年齢が上がっていき、
髪のお悩みも増えています。
だからこそ美容師として
これらのお悩みに
お応えできるメニューには
とても価値があると思っています。
さらに1人サロンでは
必須のことになるだろうと、
美容師の仕事の幅を
3年ほど前にヘアデザイン中心から
ヘアケア中心にシフトし始めたのです。
年齢が上がるにつれ増える
髪の悩みにお応えするメニューと、、、
1人サロンはもちろん小規模サロンの
プライベートな空間との相性は
メチャクチャ良いですよね。
これこそが
1人サロンの特徴を生かして
世の中に新しい価値を創り出し
貢献していける、、
僕が考える美容室での働き方であり、
100歳まで趣味美容師という生き方の
実現に欠かすことが出来ない
美容師の新しい観念です。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
100歳まで趣味美容師ウルマ