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美容師は着ぐるみ

こんにちは、美容師の固定観念をなくし新しい価値観で美容師の価値を高めるために2021年9月9日に「趣味美容師道」というタイトルの書籍の出版を目指している宇留間です。

100歳まで21197日、ちなみに2020年は後16日、今日はあと12時間、ほんと時間は命だとあらためて感じます。


昨日だったんですが、、、

北海道から僕のサロンがある神奈川県の鎌倉まで、飛行機に乗り、羽田空港から電車を乗り継ぎ、毎月カットにいらしていただいておりますお客さまがいます。


その方から、

「うるまさんに会いたいしこれからもずっとお願いしたいと思っています。」

と言っていただき、美容師として最高に嬉しい体験をさせて頂きました。

本当に嬉しくて嬉しくてたまらない言葉で、美容師をやめないでよかったっ〜、あの時逃げ出さず続けてきてよかった〜と思う瞬間です。

さらに、昨日はもう10年近く担当させていただいている70代のお客さまからも「これまでの人生で一番気に入ってます」とお褒め頂くことが出来ました。


本当に美容師として最高に嬉しい体験で、、、

これまた、あの時逃げずに美容師を続けてきて良かったと思う瞬間だったんです。

昨日起きたこの出来事を通して、僕が感じたことは自分にとって嬉しいことは、自分にとってキツいことの後にあるということを改めて思いましたし、


やっぱり僕自身が何かヒントを得ることができる時って、何かを続けてきた中だったり、何かを続けてきた後だったりすることが多いなとも昨日は感じました。

というわけで、今日は昨日感じた美容師としての喜びの先について、自分の考えを書いていきたいと思います。

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▼美容師の喜びのその先
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昨日は、美容師をしている僕にとって最高に嬉しい「お言葉」をいただいたわけなのですが、

そのいただいた言葉の中には、当然ですが美容師としての「技術の提供という内容」があるんですよね。


でも、昨日いただいた言葉の中で、「うるまさんに会いたいから」という言葉があるんです。

ここが本日のポイントになるのですが、、、


僕の理想の「美容師像」は、美容師だからこそ技術にこだわるけれど、その技術に依存しないというスタンスです。

美容師として技術に依存せず、美容師いう着ぐるみを脱いでも生きていけるよう人として成長したいと思うんです。


それが、美容師としての厚みを作るのではないかと思っています。

そう考えると、何が人としての成長になるのか?ってことなんですが、

やっぱりそれには経験が必要なんじゃないかと思っていて、ほんと決まりがないから難しいんですが、自分が信じたことをやっていくこと。みたいな言い方になっちゃうんです。

でも、これが本心なんですよね。

自分が知りたいことを知るために、それを体験してみる、それが叶う環境に身を置き、その人の考えに直に触れること。


で、いいと思ったことを自分の行動に取り入れることを繰り返すしかないって感じです。


だから、ロジックも大切だけど、やってやるっていう、これがしたいっていう情熱みたいなものも大切だと思います。

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▼美容師に依存しないためにかける時間
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美容師をしたい、美容師として生きると過去に決めたから、今日も美容師をしているわけです。


でも、ある意味ではそれだと過去に生きてるみたいになっちゃうので、僕は今日も自分の意思で美容師をしたいと思いたい。


だからこそ毎日を自分の意思で、自分の時間を生きたいと考えています。


なので、毎日そのことを意識できるように自分の潜在意識の中に、自分が今日生きる意味を入れるようにしています。

それを始めたのが、2018年の1月15日からなので、もう3年近くになりやっとそれが、自分の中で確信になってきた感があるんです。

「継続は力なり」という言葉がもつ意味への確信です。

美容師も3年続けると、環境が変わっても対応できるようになっている場合が多いと感じてきました。


1、2年での環境の変化だと、どうしても振り出し感があるという感じで、もう一度初めからみたいな感じになっちゃう。

そんな感覚があるので、3年っていう時間って何かを身につけるためには必要な「時間」の長さなような気がします。


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▼1万時間の法則をどう見るか
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1日10時間を3年間(1095日)続けると、10950時間になります。


何かを身につけようとした時に必要な時間って言われたりしますが、これって本当なのかは人によって違うとこだと思うので、それぞれの受け取り方があると思います。


が、僕はこう考えています。


1万時間の使い方を見た時に、3つのことに使うと一つに3650時間になっちゃうので、

与えられた1万時間の使い道は、一つに絞る方がいいと思うんです。


美容学校を出た後に、美容室に就職しながら、アパレルでも働き、飲食店でも仕事するでは、どれも中途半端になってしまう可能性が高くなります。

であるならば、初めの3年間は一つを真剣に取り組む方が、成功確率は上がります。


これって、成功確率あげているようで、2つのやらないことを決めたという視点で言えば、失敗する確率を下げたとも言えますよね。

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▼お客様を選ばない限り、お客様に選ばれることはない
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やることを明確にしたいと思うことがこれまで以上にあった年でした。


その時意識したのは、やることを探す前に、やらないことを決めるってことでした。


この大切さを最近すごく感じます。


サロンワークもいい例で、売上をあげていきたいのは当然のことですが、そのために何をするかの前に、何をしないかを決めることだと思っています。


例えば、単価の高いメニューで貢献していきたいって考えた時は、安売りをしないって決めることが必要だし、クーポンサイトには出ないって決めることが大事だと思うんです。

これが、僕が独立する時に背中を押された言葉である「お客様を選ばない限り、お客様に選ばれることはない」が教えてくれたことでもあります。

美容師としてはもちろん、その美容師という着ぐるみを脱いだ時、自分がどうありたいのか、どんな生き方をしたいから、今、美容師としてこうある。


という自分のスタンスを明確に、より明確に、よりより明確にすることが、物理的な距離や時間を超えて選び、選ばれるようになる時代に必要なことではないかと昨日は強く思いました。


というとこで、今日はこの辺で。

ありがとうございました。

100歳まで趣味美容師ウルマ

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