言い訳を続けた先にあるもの
今日は、言い訳をしてしまう時の自分の感情について掘り下げてみたいと思います。
こんにちは、100歳まで21166日、宇留間です。
言い訳ってなんなんかと考えてみたのですが、「言い訳」というワードで浮かぶのが、僕の場合強烈な思い出にある体験です。
20年経つ今でも覚えていられる体験ってそうないと思います。
それが、昔よくやらかしていたあれです。
もしかしたら、あなたにも経験があるかもしれません。
そう、「遅刻」ちこくです。
遅刻とは、決められた時刻に遅れることです。。
本当に思い返してみると、すごい状況下でやってたなって思うんですが、アシスタント時代のことです。
先輩から言い伝えのように聞いていた話があって、それが毎日必死に生きるアシスタント時代は「夜を見なかった」みたいな。。
そうです。
朝は撮影の準備や朝練で5時半入り、夜もひたすらに練習で3時4時は当たり前。
そんな生活が僕にもあったんですが、当時はそれが楽しかったし、漬物みたいに美容師漬けになる時期が早ければ早いほどいいと思っていました。
だから、その中で「楽しさ」を見つけることで続けることができたんだと思うんですね。
しかしです。
こんな漬物スタイルだったため、毎週土曜の朝が「鬼門」でした。
平日14時からの営業スタートで23時終わりの習慣から、土曜の朝が確か10時スタートになるんです。
そのため金曜の夜は練習なしで、サロンを閉めなければいけないため、家に帰らされてしまう。
そこで、すんなり帰って寝ればいいのに、20代前半でギラギラもいいところいきがってる美容師が家に帰って寝るわけもなく。
ここぞとばかりに遊ぶわけです。
そこで、気がゆるんでジ・エンド。
土曜のあさ、目が覚めると時計の針は、残念ながらなんと10時を通り越しているのです。
「終わった」
もう、このままバックれたい。
このままいなくなりたいくらいの気持ちになるほど、僕にとっていい意味で、緊張感のあるサロン環境でしたので、
そこから、携帯電話(スマホじゃない)を広げ、原宿店に電話をかけ、遅刻したことを伝える。
この時「すみません寝坊しました、今から向かいます」と言えない。
つい、寝坊したことを隠したくて、言い訳をぶちかましてしまっていました。
今考えると、一瞬でわかるんです。
それが、寝坊したってことも、その寝坊を素直に認めずに、嘘の理由でどうにか、切り抜けようとしてることも。
でも、当時はそれができなかった。
素直に、自分の非を認めて改善することでいいのに、言い訳を挟んでしまっていました。
それだけ、自分に対して「適当」だったんだと思います。
今思うのは、そんな「言い訳」って「逃げ道の確保」だと思うんです。
何からの逃げ道かというと、「自分から」のです。
本当はこうありたいっていう自分の理想と向き合うことを避けてる時、いわば自分にその覚悟がまだない時、人はそれに向き合う時に感じる感情から逃げようとするんだと思うんです。
で、出てくる言葉が「言い訳」となってこの世に放たれる。
遅刻に関しての言い訳は、何度か繰り返すうちに、気づかせてもらえる環境があったことで、「寝坊しました、今から向かいます」と言えるようになりました。
しかし、それ以降も「自分」と向き合うことを避けてきた僕には、そこから先、大きな大きな試練が待っていることを当時は知りもしませんでした。
ということで、今日はこの辺です。
ありがとうございました。
今日も1日、自分の感情に素直に従い、
情熱をもって頑張っていきましょう!
100歳まで趣味美容師ウルマ
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