S(センチネルワン)の決算結果 (2024Q4)
SentinlOne(ティッカーシンボル:S / セクター:ソフトウェア)が第4四半期決算を発表しています。
予想($) EPS -0.04
実積($) EPS -0.02 ⭕
予想($) 売上高 169.65M
実積($) 売上高 174.18M(+38.1%) ⭕
アニュアライズド・リカーリング・レベニュー(ARR):724.4M (+38%) 📈
ARRで10万ドルを超える大口顧客の数:1133 (+30%) 📈
net revenue retentionrate(NRR): 115%
◆NEXT Quarter(来期)のガイダンス◆
予想($) 売上高 180.86M
提示($) 売上高 181M ⭕
Non-GAAP gross margin: 77.5%
Non-GAAP operating margin: -14.0%
◆Next Full Year(来年通年)のガイダンス◆
予想($) 売上高 815.78M →Factsetにより815Mに訂正
提示($) 売上高 812M~818M ❌→⭕
Non-GAAP gross margin: 77.5%~78.5%
Non-GAAP operating margin: -6%~-2%
カンファレンスコールの要約①
質問者: ニーダム・アンド・カンパニーのアレックス・ヘンダーソン氏
質問内容:
新四半期に入り、重要なKPIに変化はあったか?
回答者: トマー・ワインガルテン氏
昨年度の第3四半期と第4四半期に示した傾向は引き継がれている。
より予測可能な結果を出すために、実行力と推進力に集中している。
ここ数年の傾向に見られるように顧客は購買を縮小しているが、Sentineloneは顧客にとってよりコスト効率の高い相乗効果を生み出すことに集中している。
Purple AIのようなものを導入することで、他のすべてのプラットフォーム・コンポーネントの価値をさらに高めることができる。
回答者: デーブ・バーンハート氏
RPOは前年同期比47%増、前四半期比約15%増。
案件の規模が大きくなり、契約規模と契約期間が伸びている。
※Remaining Performance Obligations (RPO) は日本語で 未履行収益義務 と呼ばれ、企業が顧客に対して将来提供する商品やサービスの残りの価値を表します。
カンファレンスコールの要約②
質問内容:
上場企業のCFOとして3年目を迎え、収益ガイダンスの考え方に変化はあったか?
収益ガイダンスはどのように算出しているのか?
回答者: デーブ・ベルンハルト氏
消費は依然として減少傾向にあるため、消費顧客には最低限のコミットメントで長期契約を結んでもらうようにしている。
ガイダンスは慎重に設定し、投資する柔軟性と、会社の短期的・長期的な利益のために投資する絶好の機会があると判断できるようなものにしたいと考えている。
四半期ごとに大幅な増収増益を求めるつもりはなく、中間的で信頼できるガイダンスを提供したい。