見出し画像

MARの決算結果 (2024Q3)

Marriott International(ティッカーシンボル:MAR / セクター:ホテル)が第3四半期決算を発表しています。

予想($) EPS 2.31
実積($) EPS 2.26 ❌

予想($) 売上高 6.26B
実積($) 売上高 6.26B (+5.5%) ⭕



【各RevPARの成長率(前年同期比ベース)】

①worldwideのRevPAR: +3.0%

※前回のガイダンスではworldwide RevPARの成長率は、3%~4%が提示されていました。

②U.S. & CanadaのRevPAR: +2.1%

③InternationalのRevPAR: +5.4%



◆NEXT Quarter(来期)のガイダンス◆

予想($) EPS 2.43
提示($) EPS 2.31~2.39 ❌

Worldwide RevPARの成長率:2%~3%


RevPARとは

RevPARは、「Revenue Per Available Room」の略で、日本語では「販売可能客室単価」と言います。ホテルの客室1室あたりどれだけの収益を上げているかを示す指標で、ホテル経営において非常に重要なKPIの一つです。

【計算式】

RevPARは以下の方法で計算できます。

RevPAR = 客室稼働率 × 客室平均単価

例えば、100室のホテルがあり、ある日の客室稼働率が70%、客室平均単価が1万円だった場合、RevPARは以下のように計算されます。

RevPAR = 70% × 1万円 = 7,000円

つまり、この日のホテルの客室1室あたりの収益は7,000円ということになります。

【RevPARの重要性】

RevPARは、ホテルの収益力を測る上で重要な指標です。客室稼働率と客室平均単価の両方を考慮するため、ホテル経営の全体像を把握するのに役立ちます。

①客室稼働率だけが高い場合: 客室単価が低ければ、収益は伸びません。

②客室単価だけが高い場合: 客室稼働率が低ければ、収益は伸びません。

③RevPARを向上させるためには、客室稼働率と客室平均単価のバランスをとりながら、収益を最大化する必要があります。

いいなと思ったら応援しよう!