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KVYOの決算結果 (2023Q4)

Klaviyo(ティッカーシンボル:KVYO / セクター:ソフトウェア)が第4四半期決算を発表しています。

予想($) EPS 0.08
実積($) EPS 0.09 ⭕

予想($) 売上高 196.15M
実積($) 売上高 201.62M(+38.8%) ⭕

2023会計年度末時点で143,000を超える顧客がKlaviyoを利用。また2022会計年度末時点では119,000を超える顧客が利用📈

ARR5万ドル超の顧客を1,958件獲得(2022年第4四半期末は1,085件)📈

NRR(ネット・レベニュー・リテンション):117%

2022年末の13.7%に対し、16.0%の顧客がSMSを利用 📈

セグメントAI、メールAI、フォームAIを含む新機能と既存のサービスを組み合わせたKlaviyo AIを発表。


◆NEXT Quarter(来期)のガイダンス◆

予想($) 売上高 199.55M
提示($) 売上高 201M~203M ⭕


◆Next Full Year(来年通年)のガイダンス◆

予想($) 売上高 888.72M
提示($) 売上高 889.0M~897.0M ⭕


年間チャート


市況概況から引用

カンファレスコールの要約①

質問者: ライモ・レンショー (バークレイズ)

質問内容:

  1. インターネットプロバイダーによるスパム制限強化が顧客との会話に与える影響

  2. 上半期の投資とリターンの間の時間 (営業マンの生産性向上までの期間など)

回答者: アンドリュー・バイアレッキ (CEO)、アマンダ・ウォーレン (CFO)

回答内容:

1. スパム制限強化の影響

  • 現時点では、ビジネスへの重大な影響は予想していない。

  • 顧客と協力して、規制遵守に取り組んでいる。

  • 顧客のコンプライアンスは製品を通じて自動的に行われる。

  • 消費者行動に変化は見られていない。

2. 投資とリターンの時間

  • 投資回収の早い投資を重視している。

  • 中小企業向けは投資回収期間が短い。

  • 中堅企業向けは投資回収期間が長いが、CACに対するLTVが高い。

  • 販売サイクルは短く、投資回収期間は成長とともに長くなる。

結論:

  • スパム制限強化の影響は限定的と予想される。

  • 投資は回収期間を考慮して行われている。

補足:

  • CACペイバック: 顧客獲得コスト (CAC) を回収するまでの期間

  • LTV: 顧客生涯価値

カンファレスコールの要約②

質問者: キース・ワイス (モルガン・スタンレー)

質問内容:

  1. 5万ドル顧客の成長率80%の要因

  2. 売上総利益率の見通し

回答者: アンドリュー・バイアレッキ (CEO)、アマンダ・ウォーレン (CFO)

回答内容:

1. 5万ドル顧客の成長率80%の要因

  • 中堅市場におけるKlaviyoの採用増加

  • 顧客データプラットフォーム (CDP) とSMSの利用増加

  • 既存顧客の規模拡大

  • 新規顧客獲得

2. 売上総利益率の見通し

  • 上半期は70%台後半

  • エンジニアリングの最適化による売上総利益率向上

  • SMS事業拡大による売上総利益率低下

  • 年間を通じて売上総利益率は70%台後半から70%前半に低下


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