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GTLBの決算結果 (2024Q4)

GitLab Inc(ティッカーシンボル:GTLB / セクター:ソフトウェア)が第4四半期決算を発表しています。

予想($) EPS 0.08
実積($) EPS 0.15 ⭕

予想($) 売上高 158.21M
実積($) 売上高 163.8M (+33.3%) ⭕

ARRが5,000ドル以上の顧客は8,602人となり、2023年度第4四半期から23%増加📈
ARRが10万ドル以上の顧客は955社で、2023年度第4四半期から37%増加📈
ARRが100万ドル以上の顧客は96社で、2023年度第4四半期から52%増加📈
2024年度第4四半期のドルベースの正味維持率は130%。📈

RPOの総額は前年同期比55%増の6億7,400万ドル📈
cRPOの総額は同40%増の4億3,000万ドル📈

Non-GAAP Gross margin: 92.0% 前年同期:90.0% 📈
Non-GAAP Operating income(M): $13.2 前年同期:-$13.8📈

◆NEXT Quarter(来期)のガイダンス◆

予想($) EPS 0.06
提示($) EPS -0.05~-0.04 ❌

予想($) 売上高 161.86M
提示($) 売上高 165.0M~166.0M ⭕

◆Next Full Year(来年通年)のガイダンス◆

予想($) EPS 0.35
提示($) EPS 0.19~0.23 ❌

予想($) 売上高 731.67M
提示($) 売上高 725.0M~731.0M ❌

年間チャート

市場概況から引用


カンファレンスコールの要約①

質問者: ロブ・オーウェンズ (パイパー・サンドラー)

回答者: ブライアン・ロビンス

質問:

  • 購買行動は改善しているか?

  • 景気は底を打ったと思うか?

  • 来年度の販売能力に関する計画は?

  • その他の機能分野への人員投入について計画は?

回答:

購買行動:

  • 改善している

  • 特に企業向けが好調

顧客基盤:

  • 既存顧客基盤が拡大

  • ドルベースの顧客維持率は前四半期の128%から130%に上昇

解約率:

  • 改善している

  • 6四半期前よりもさらに低い水準

事業への投資:

  • 長期的な視点に立って継続

  • 責任ある成長を目指す

人員増加:

  • 販売能力強化

  • 主要な研究開発職

景気:

  • 顧客の購買行動は正常化している

来年度の販売能力:

  • 販売能力強化に投資していることから、拡大の可能性は考えられる

カンファレンスコールの要約②

質問者: 池田浩二 (バンク・オブ・アメリカ)

質問:

  • 営業利益率ガイダンス(第4四半期の営業利益率は8%だったが、来年は通年で1%のガイダンス)について

  • 来年のガイダンスは控えめに見えるが、今後どのように拡大していくのか?

回答者: ブライアン・ロビンス

回答:

  • 来年のガイダンスは控えめにしているのは、以下の2つの理由による。

    • サミット開催費用 (1,500万ドル)

    • JiHuに関連する費用(1,500万ドル)

  • これらの費用を除けば、営業利益率は拡大していく見込み。

補足:

  • サミットは2024年第1四半期に開催予定。

  • JiHuは中国の合弁会社。Ji: 中国語で「極める」という意味で、Hu: 中国語で「虎」という意味。

カンファレンスコールの要約③

質問者: カシュ・ランガン

質問:

  • ガイダンスが保守的に見える理由

  • 新機能や新製品の効果を割り引いているのか?

回答者: ブライアン・ロビンス

回答:

  • 2025年度以降の成長ドライバーは複数存在する。

  • 新製品のパイプラインを構築し、取引を成立させるには時間がかかる。

  • 新製品の効果は、来年度のガイダンスには十分に反映されていない。

  • プレミアムの値上げは、2025年度に1,000万ドルから2,000万ドルの増収をもたらす見込み。

  • Dedicated、Enterprise Agile Planning、Duo Proなどの新機能も、将来的に成長に貢献する。

  • 新機能の効果がトップラインに反映されるには、しばらく時間がかかる。

補足:

  • ガイダンスは保守的に設定されているが、将来的には成長が見込まれている。

  • 新製品の効果は、まだ十分に検証されていない。

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