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RHPの決算結果 (2023Q4)

Ryman Hospital(ティッカーシンボル:RHP / セクター:不動産投資信託)が第4四半期決算を発表しています。

予想($) EPS 1.01
実積($) EPS 2.08 ⭕

予想($) 売上高 622.44M
実積($) 売上高 633.06M(+11.3%) ⭕


◆Next Full Year(来年通年)のガイダンス◆

予想($) EPS 4.51
提示($) EPS 7.60~8.20 ⭕


以下はカンファレスコールの要約となります。


カンファレスコールの要約①

以下は、Chris Woronka氏による質問と、それに対する幹部からの回答の要約になります。

Chris Woronka氏の質問

  • 2023年に見られた、契約額を超えるテナントや客室外での支出傾向は続いているか?

  • 新しいグループ向け契約を交渉する際、客室外での最低支出要件を引き上げるような動きはあるか?

  • 今後の大規模な設備投資について、投資対効果(ROI)や特定のホテル・市場での期待されるパフォーマンスに基づいて優先順位をつける方針があるか?

回答の概要

  • Patrick Chaffin氏

    • グループ事業の傾向は引き続き好調だが、2023年の大幅な上振れまでは期待できないかもしれない。

    • インフレに対応して飲食サービスの価格設定をリアルタイムで行うようにしており、最低金額についても引き上げの努力をしている。

  • Mark Fioravanti氏

    • 設備投資の優先順位は、投資対効果(ROI)、ミーティングプランナー・参加者からのフィードバック、また工事による営業への影響などを考慮して決定している。

カンファレスコールの要約②

この質疑応答では、Dori Kesten氏が設備投資プロジェクトの影響と、今後の成長戦略について幹部陣に質問しています。

質問の要旨

  • 設備投資による収益への影響は今年が最も大きくなると思われるか?

  • オースティン・シティー・リミッツ (ACL) における実績向上のために、全国規模の成功事例をどのように応用しているのか?

  • 今後の数年間における OEG(Opry Entertainment Group)の成長は、主に内部的な要因によるのか、それとも外部からの成長機会もあるのか?

回答の要旨

  • Colin Reed氏、Mark Fioravanti氏

    • 今後2~3年は設備投資による影響はあるが、ホテル事業の大きな成長も見込まれる。2025年以降は投資したプロジェクトの稼働が始まり、更なる成長が期待できる。

  • Patrick Moore氏

    • オースティン・シティー・リミッツに関しては、飲食サービスの自社運営開始やスタッフ管理の改善、公演数・チケット価格の最適化、全国規模の会場からの誘致、施設改良によるイベント開催強化、ツアー事業の立ち上げなど、様々な施策を行っている。

  • Patrick Moore氏、Mark Fioravanti氏

    • OEGの成長は主に現在進行中の大規模プロジェクト(ラスベガス、他)の成功に期待がかかる。ただし、それと並行して新たなブランド展開や投資機会の模索も続けている。

カンファレスコールの要約③

ここでは、Bill Crow 氏が Gaylord National ホテルの回復状況と JWマリオット・オースティンホテルの扱いについて質問しています。

質問の要旨

  • Gaylord National ホテルは他の施設と比べてパンデミックからの回復が遅いように見えるが、現状はどうなっているのか?

  • オースティンでは当初JWマリオットホテルの売却を考えていたが、今はどうなっているのか?コンベンションセンター閉鎖は売却に影響する?

回答の要旨

  • Mark Fioravanti氏、Colin Reed氏

    • Gaylord NationalはワシントンDC市場全体の回復が遅れている影響を受けている。

    • ただし、ホテル自体の運営はパンデミック前よりも改善しており、改装への投資が実を結びつつある。

    • 今後の予約状況も好調で、今年がホテルとして過去最高の年になる見込み。

  • Mark Fioravanti氏、Patrick Moore 氏

    • JWマリオット・オースティンは改装中。将来的な売却も選択肢ではあるが、コンベンションセンター閉鎖はこの決定に影響しない。

    • 改装完了後にホテルの運営方針を検討していく。

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