【エクセル】表示形式にある「会計」と「通貨」の違いってなんだろう
おはようございます。こんにちは。いたをです。
今日は素朴な疑問のお話。夏休みの自由研究にいかがですか(笑)。
エクセルにはセルの値に対して入力されたデータの表示形式を変更したり、セル内の文字の配置、フォントの種類やサイズ、罫線や塗りつぶしなどの設定を確認、変更できる「セルの書式設定」というツールがあります。
その中に「セルの表示形式」というものがあるのですが、そこを開くと、「通貨」と「会計」という項目が並んでいます。
「通貨」と「会計」・・・何が違うの??
わたくし、いたをもそう思いました。
何が違うのだろうか?
ではさっそく調べてみましょう。
上のような表を作成してみました。
まだ、「セルの表示形式」の設定はどのセルも行っていません。すなわち、標準の表示形式(特定の形式はなし)の状態ですね。
では通貨の列に「通貨」の表示形式を設定してみましょう。
なるほど、こうきましたか。
数字の頭に円マーク(¥)が入りました。また、右側に(半角)スペースが入って見やすくなりましたね。
負の数(マイナスの数)の文字色は赤色になり、括弧でくくられました。
それでは、会計の列には「会計」の表示形式を設定してみましょう。
表示形式が「会計」になると、円マーク(¥)が左揃えに付きましたね。数字は右揃えのようです。
特に目立つのが数値が0の時。「-」(ハイフン)になりました。
今度は、最近コンビニや大手スーパーで見かける、小数点2桁までの表記。通貨と会計でどのように違うか見てみましょう。
どうでしょう。
どうやら「会計」は記号やカンマだけでなく見やすいように配置まで考えられた表示形式なようです。
▲ 2つの表示形式を並べてみました。どちらが見やすいですか?
・・・てな事で、最初の話に戻りますが、
「通貨」と「会計」はどこが違うのでしょうか?
そしてどう使い分けらたいいのでしょうか?
という疑問から始まった今日の記事だったのですが・・・。
結論を言えば、「単に表示パターンの違い」と(さらっと)思っとくのがいいようですね。どちらが正しい、正しくないってことはなさそうです。
元の状態に戻したい(表示形式を削除したい)時は、セルを範囲選択して[ホーム]タブの数値グループのドロップダウンリストから「標準」を選択すればいいわけですから・・・。
もちろん、「自分が欲しい表示形式にならない!」ということもあると思います。その場合は「ユーザー定義」で書式を作成することになります。
ショートカットキー「Ctrl」キー+「1」キーで、セルの書式設定ダイアログボックスを出すことが出来ます。表示形式のタブの画面右側の「ユーザー定義」画面からあなたオリジナルの表示形式を作り出すことも可能です。
今回そこまで解説すると混乱してしまいますので、ユーザー定義についてはまた別の機会にしっかりご紹介してみたいと思います。
(夏休みの自由研究なら、ユーザー定義までしっかりまとめないといけないですね)
---------------- 結論 ----------------
単に表示パターンの違い。
状況に応じて使い分けよう。
どうしても合わなければ、
「ユーザー定義」で表示形式をカスタマイズしよう。
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それでは、今日も良い一日を。
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