【エクセル】半角スペースと全角スペースを統一したい
おはようございます。こんにちは。いたをです。
エクセルで名簿などのデータベース作成。複数人で作業していたり、前任者からデータを引き継いだりすると、よくあるのが、
「表記の揺れ」問題
ですよね!
数字が全角数字だったり半角数字だったり、苗字と名前の間が全角スペースだったり半角スペースだったり・・・。
▲ そうそうこういうやつ・・・。
データベースを最初に作り始めるときに、それらの取り扱い方はルールを決めておけばよかったのでしょうが、前任者はとっくの昔に退職していたりと・・・。
手直しするのに時間を取られるんですよね。現場あるあるでした。
さーて、今日はそんな現場あるあるを解消する、
データベース内で、全角スペースと半角スペースをどちらかに統一する方法をご紹介します。
1.使うのはこちらの関数です
SUBSTITUTE関数
サブスティチュートと読みます。この関数は、文字列中の指定した文字を新しい文字で置き換えることができます。いわば「置換」関数です。
_φ(・_・メモ
SUBSTITUTE関数:文字列中の指定した文字を新しい文字で置き換えます。
=SUBSTITUTE(文字列,検索文字列,置換文字列,[置換対象])
※ [置換対象]は省略可
では早速この関数を使って(今回は)全角スペースに統一してみましょう。
現在の氏名とカタカナの列の右横にそれぞれ作業用の列を挿入します。
そして・・・、
数式バーのところを見てくださいね。
SUBSTITUTE関数の引数である「文字列」に「氏名のセル」である”C2”、
「検索文字列」に半角スペース「” ”」と、「置換文字列」に全角スペース
「" "」を指定しています。
セルの中にある半角スペースを探し出して、全角スペースに置換えてね!という作業をしているわけです。
それではカタカナのところも半角スペースを全角スペースに置換えてみましょう。
最後に半角スペースと全角スペースが混在している列は「非表示」にして隠してしまいましょう。
表示する必要のないC列、E列を選択し、右クリックします。
出てきたメニューの中から「非表示」をクリックしましょう。
見た目スッキリ! きれいに整いましたね。
ちなみに「検索文字列」と「置換文字列」の2つの引数の設定を逆にすると、全角と半角のスペースが全て半角スペースにと揃えられます。
2.文字列中のスペースを1つ残らず削除するには?
では、もう一つ。皆さん考えてみてくださいね。
文字列の中にある全角スペース、半角スペースを1つ残らず削除するにはどしたらいいでしょう?
使うのはSUBSTITUTE関数だけですよ。
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今日は答えを先に出しちゃいます。
どうしてこのような式になるのか考えてみてくださいね。
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3.まとめ
最後の関数式を簡単に説明すると、
SUBSTITUTE関数を入れ子にして式を組み立てているんですね。
一方の関数で半角スペースを削除し、もう一方の関数で全角スペースを削除しています。
色分けしてみました。これだと理解が進むかな。
今日は半角スペースと全角スペースを統一したいということで、SUBSTITUTE関数の使い方をご紹介いたしました。
それではまた。
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