【ワード】文書中の「ある一部分だけ」隠して印刷しない方法
おはようございます。こんにちは。いたをです。
個人情報に配慮して、敢えて電話番号を載せない名簿を配りたい場合や、成績表を配る際に実際の点数を隠したいなど、作成した文書を印刷するときに文書中のある一部分だけ隠しておきたいということがあります。
印刷範囲に入らないように選択できる場合は、前回の記事のように「選択した部分を印刷」を使えば部分印刷ができます。それでは、「選択した部分を印刷」が使えないときはどうしましょう?
今日はそんな[文書の一部分を印刷したくない]ときのテクニックをご紹介しましょう。
隠し文字という機能があります
ワードには「隠し文字」といって、画面には表示されても印刷することはできない文字を作ることができる機能があります。 印刷されると困る個人情報、メモ・覚え書きなどはこの「隠し文字」に設定しておくと非常に便利です。
隠し文字の設定方法
文書内に印刷したくない情報があるときは、印刷したくない範囲に「隠し文字」の設定をしておきます。印刷したくない範囲を選択します。
次に、[ホーム]タブの[フォント]グループから、フォントのダイアログボックスを呼び出します。
フォントのダイアログボックスが表示されたら、「文字飾り」のところにある「隠し文字」のチェックボックスをクリックし、チェックを入れます。
すると、選択していた部分が画面から消えたはずです。文字通り隠されたわけですね。
隠し文字を画面に表示する方法
文字が画面から消えてしまいますので、もしかすると隠し文字に設定したことを忘れてしまう場合があるかもしれないですね。
隠し文字として設定した文字を画面に表示するかどうかは、[ホーム]タブの[編集記号の表示/非表示]ボタンで表示と非表示を切り替えられます。
隠し文字のところにはここが隠し文字であることがわかるように点線が付きます。
なおこの操作を行っても隠し文字が非表示にならない場合は、[Wordのオプション]ダイアログボックスの[表示]で[隠し文字]をクリックしてチェックマークをはずしてから操作をやり直します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
隠し文字という機能をご紹介しました。
隠し文字の特徴として次の2つが挙げられます。
印刷されない
画面上で表示/非表示を切り替えることができる
画面には表示されても印刷することはできない文字を作ることができる機能ということで、印刷されると困る個人情報はもとより、メモ・覚え書きなども「隠し文字」に設定しておくととても便利です。
新年度が始まるこれからの時期に使えるようになっておくと、ちょっと自慢できる機能かもしれません。
それではまた。
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