【エクセル】縦1列に並んだデータを複数列に分割表示させたい
おはようございます。こんにちは。いたをです。
なんと! 梅雨明けだって。
早いですねぇ。
戻り梅雨もありそうですが、しばらくは暑い日が続くのでしょうか。
体がまだ暑さに慣れてないので、なかなかに大変です。
さて、表に入力された1列分のデータを、複数列に分割して取り出したい場合があります。
普通だったらコピー アンド ペーストを繰り返して・・・、なんて考えてしまいますが、データが多いときや分割の列数が多いときなど結構面倒です。
何かいい方法はないものでしょうか?
INDEX関数がお役に立ちます!
昨日ご紹介したINDEX関数が今回も登場します。
それではサンプル表をご覧ください。
作業用の順番表を作成します
まずはデータを配置するための(作業用の)順番表を作成します。
20人分のデータを4列に分割します。
データ数が多い場合は「1,2,3・・・」と手入力するのは面倒ですので、左上隅の4つのセルに「1,2,5,6」と入力して、あとはそのセル範囲を選択して右方向と下方向にオートフィルをかけてあげると簡単に順番表を作成できますよ。
作成した表を基に、INDEX関数を使用する
データを配置する場所を選択したら、早速INDEX関数を使って式を立ててみます。
今回は[配列,行番号,列番号]の引数を選択します。
[配列]の場所には配置したいデータ全体を選択します。絶対参照にすることをお忘れなく。
[行番号]のところには順番表(配置を記した表)の最初のセルを選択順番表の「1」のセル(D2)を選択します。[列番号]は何も入力しなくてもOK。
最初のデータが表示されたら、右にオートフィル機能を使用してコピーして、そのまま下にもコピー。
そうすれば・・・、
即座にデータを分割することが出来ました。
あとは、作業用として使った順番表は邪魔ですし、出来上がった4列5行の名前データも関数で表示した状態ですので、そのままだとデータを移動する時に困るります。
文字データに変更して順番表のところに貼り付けてしまいましょう。
範囲を選択し、「Ctrl」+「C」でコピーしたあと、
今度は「Ctrl」+「Alt」+「V」で「形式を選択して貼り付け」ダイアログボックスを表示させます。
[貼り付け]のところで「値」をクリックして、あとはOKボタンをクリック!
値のみが貼り付けられていることを確認したら、あとは上に移動してあげたらいいですね。
まとめ
今日はINDEX関数を使って縦1列に並んだデータを複数列に分割表示させる方法をご紹介しました。
特にデータ数が多い時は、コピペよりははるかに重宝すると思いますよ。
ぜひお役立てください。
それではまた。
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