188 公道を走るロボット配送サービス

Insight Tech　アイタスクラウド営業担当です。
「自動配送ロボット」と聞くと、個人的にドローンだろうと勝手なイメージを持っているのですが、陸路の配送でもやはりそれの開発が進んでいたようで、楽天、西友、パナの3社によるロボットでの自動配送サービスがつくば市で始まっているようです。

自動配送ロボットで最短30分配送。楽天と西友、パナソニックが始めた取り組みとは | 大手ECモールの業績＆取り組み＆戦略まとめ

動画を見ましたが、これが公道を走るというから驚きです。倒れないのか、渋滞しないのか、車輪の直径小さいけど段差は大丈夫なのか等いろいろ気になるところはありますが、こういうのは早く開発競争が起こってほしいですね。

ここ数年でEC需要は軒並み上昇している一方で、原油価格の高騰やドライバー不足によるの人件費の高騰といった背景もあり、配送サービスの原価も同様に上昇しておりました。特にフードデリバリーでは、出前館とウーバーの2強になってもなおドライバーへの報酬額をどこまで上げるのかのチキンレースが今なお続いている状態です（先行投資なのは分かりますが、PayPay等のコード決済拡大の時と同様の消耗戦なので、長引かせるのはお互い避けたいところだと思います）。

人がどんどん減っていく日本でドライバーの数を増やし続けるのは中々難しく、先を見据えるとあまり得策ではないため、これから段階的にロボットへシフトする企業は増えるのではないでしょうか。人口減少国のモデルケースとなるよう、ロボットは是非普及してほしいところです。

昔のSF映画にあったような、ロボットが外で動き回っている世界が少し実現しつつあるところは胸熱ですね。