変化が生まれていくこと
山梨の南アルプス市で自分たちの居場所をつくり、悩みながらも、正直な気持ちで毎日を生きることを心がける素敵な金丸夫妻がいます。
クラウドファンディングをすれば12時間で100万円を集めきってしまう、このご夫妻の無限に溢れる力を信じきれていないのは紛れもなくお二人自身でありまして(笑)
周りにいる人たちは、そこで起こり続けている奇跡を微笑ましく、また協力できることを誇りに思って関わり続けているような、そんな素敵な場所が着々と育ちつつあります。
この場所にいま初めて来られた人がいたら、違和感のない空間がそこにあるのであたかもずっとそのようにあったと感じるかもしれません。でもこの場所は、確実に、ただがらんとした空きスペースだったことを僕はよく知っていますし、その時からこの場所で一晩を過ごさせてもらったものです。
山梨小商い塾で関わりを持たせてもらったきっかけで、この場所に足を運ぶきっかけを何度もいただけるようになりました。ありがたいことに、自分が関わり始められる人たちは、ちょうどこれからいよいよ何かをしたいぞって思っている人たちが多くて、そしてそれを僕は”「どうぞ」って背中を押すというだけの簡単なお仕事”なのです。
でも、すでに本人の腹は決まっていたとしても、人は「動き出すための言い訳」が必要なときがあるものだと思っています。
その言い訳になれる役割というのは、役に立っているような気持ちになるときもあれば、別にそんなに大したことをしてないなあと自己嫌悪することができるくらいの、迷いが生じるような些細なことだと思うのです。
それでもその役割が必要なときは、やっぱりあると思うのです。
それがたまたま自分をその担い手として選んでいただけるご縁があるとしたら、それを真っ当にやりきることは一生懸命やりたいと思うのです。
ほんとなーんもしてないなあって思うことはよくあります。
それでもきっとなにかはしているんだろうなあと思います。
自分にわずかながらできると思えること、自分を必要としてくれること、それの求めに対して、心からありがたい気持ちをもってできるだけ一生懸命に果たせる気持ちを持てることは、ただ素直に嬉しいことだなあと思います。
小さく始めた小さな小商い塾の取り組みも、なんと5年目になりました。
100人くらいの仲間が地域にいて、遊びにいくと関わってくれることがとてもありがたいです。これを次は丹波にいながらできるような、そんなことを僕ができるかを挑戦していこうと思っているのです。とても楽しみです。
急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。