ブヨにやられた
最近はサウナの後に水風呂に入って、そのあと休憩をするときに合気道で覚えた呼吸法をやっておりまして、静かに休憩しているおじさんたちに完全に変態扱いをされていますが至ってゴキゲンに呼吸の練習が深まっています。
で、本当に残念なのは、そういうぼくの憩いのタイミングであり、浄らかに素っ裸で呼吸を鍛え上げている最中に、襲いかかってくる虫たちです。
主に、蚊と、ブヨです。どちらも吸血が大好きで、血を吸うだけなら勝手にやってくれたらいいし、別にいくらか吸われても健康に害はないはずですから許してあげたいところです。ですが、もちろん痒みを置いていきます。
とくにまあ、蚊はまあ、たまに鮮烈な痒みを残す猛者がおりますけれども、大体は予想範囲内での痒みですから、チクショーほんとに、って思うくらいでなんとかやり過ごせます。
まあ頻度が高いってのもあって慣れているだけなのかもしれませんが。
それよりも、ブヨです。なんかかなり素早い動きで飛んだり止まったりを繰り返す、強そうで硬そうなデカめの羽アリみたいな顔をしているやつです。
あいつの残していく体液の毒性は蚊のものより強くて、処置を間違えますとムカデに噛まれたのとそう違わないくらいにひどいことになります。本当に許しがたい存在だなと思わざるを得ない、許してあげたいんだけども。
先日も素っ裸で心地よくスーハーと呼吸法を意識して呼吸をしていたら、気づいたら、なんか違和感があって。何も刺された感じはしなかったんですが、目を閉じる前にブヨがいるな、うざいな、と思ってはいたんです。
そしたら、風呂を上がったら、小さな水膨れができてて、やられた・・・と思っていましたら、もう1時間もしたら微妙な鈍痛というか痒みというか、これから確実に炎症し始めそうだなあと思われる症状が出てきていました。
冬の間のサウナがいいのは、ちょっと外は寒いんだけど虫に襲われづらいところですね。毎年この季節になると感じている気がする。穏やかな気候に喜びながら、素っ裸で自分の気持ちと心を整える浄らかなるお作法を邪魔しないでほしいわ、ほんとに。キィーくやしい。心を乱されたのがくやしい。
まだまだ修行が足りません。