小商い塾ツアーを終えた
いやー、なんとかやりきった。4日で5箇所の小商い塾ツアー、ヘトヘトになったけど、今はようやくサウナですっきりしております。
そもそも4日で5箇所というスケジュールがなかなかハードではありましたが、吉野2期(奈良)、吉野1期(奈良)、なにわ(大阪)、姫路(兵庫)、伊勢崎(群馬)と行脚しまして。
吉野→なにわの2箇所は朝の10時から始まり、移動含めて午前1時までと、1日ほぼ人と話し続けているという状況。自分ごとながら、ほんまこんなことをよくやるなぁ〜と思います(笑)
おかげさまで100人近くの人と一緒に小商いについて学ぶ機会を作ることができるようになり、4年ほど前に「いつか全国で100人くらいの塾生が」って言ってたことが現実になりました。みーんな変わり者ばっかりです。
めちゃくちゃ地道な道のりです。ときには1箇所12時間くらいかけてしまうこともあって、毎回はまあ平均5−6時間くらいでしょうかね。それを、のべで25箇所で12回ずつやっていくので、まだ全部終わってないけど、ざっくりここまでざっと240日くらい、1200時間くらいは小商いについて考えてきているんじゃないかと思います。
塾ではなにより大事にしているのが、お互いのことをちゃんと聞き合って、それぞれが大事にしていることを尊重することです。具体的には、一人一人のライフストーリーを長くかかってもちゃんと聞くようにしています。
そうすると、お互いの背景がわかっているから、安心して自分の興味の分野について話すことができます。「こんな趣味があるなんて言えない」とか、「こんなことが好きだと言って変だと思われたらどうしよう」なんて不安を感じていたら、個性なんかひとつも発揮することはできません。
現在のように情報伝達が早くなっている世の中で、面白いな、すごいな、って思える人たちのことを世の中は放っておくことができません。すげーやつだなって思うものは、本人がよほど「シェアNGだから!」って言わない限りは勝手に拡散していくし、隠していても広がっちゃったりします。
みんなの顔色を伺って、ストライクゾーンを意識してボールを置きにいくかのごとく、自分の個性も出ないようなアイディアやアクションなんて誰の心も揺さぶりません。そうじゃなくて、自分が、誰に言われたわけでもないのに頑張れちゃう、呼吸するようにできちゃう、周りがひいちゃうとしても、それをやらないなら生きている意味もないと思えちゃう、そんなものだからこそ時間をかけることができるし、まさに個性が発揮されていきます。
4年やってて、やっと気づいた、というか確信したことがあります。
自分がそろそろ周りの人たちにいい感じで「危ないやつだ」と思われてきたからか、明らかに「背中を押されようとしている人ばかり集まってくる」ということです。質問しているけど、答え決まってますやん、っていう人から声をかけられることばっかりなんだなあって思うのです。
でも、やっぱり背中を押してくれーって言葉に対して、全力で背中を蹴っ飛ばすのが僕の役割だなと思います。トスが上がってくるのを迷わずアタックするだけです。
本人が本当はそう在りたいと思う自分で在れるよう、その人の行く先が大切なところでぶれることのないように確かめつつ、時々は「えー、そんなことがしたかったんですか?」なんてニコニコして言いながら(笑)
結果的には、数多くの「思ってなかったけど実は変なひと」たちに出会い、彼らがどんどん個性的に生きることを推奨し、時間を豊かに過ごしてもらえるように背中を押すことを通じて、たくさん学ばせてもらい、新しい言葉や事例が生まれ、その度にたくさん自信をもらっています。
ほんとに忙しいけど充実してて、めちゃくちゃありがたいです。
ただし、今日はもうしっかりと寝たいと思います。
いまは4日で5箇所のツアーやけど、これがまとめて何箇所も回ることになったら、ほんまにツアーと言えそう。はやく新曲出したい。
急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。