呼吸するように良いことをする人

今日もまたとある方の人生の棚卸しをしておりまして。

ずっと苦しかった方でしたが、今日でその人の正体がわかりました。それはタイトルに書いてある通り、「呼吸するように良いことをする人」だということです。呼吸するように良いことをするというのは、つまり生きることがそのまま良いこと、誰かを困らせることなく、誰かの役に立つことを見つけて一生懸命に貢献することに自分の時間を惜しまない、そんな人。


でも、そんな人って、実は「迷惑をかけちゃいけないから」ということで、すごく自分の存在を不安に思ってしまうからこそ、生きるためには良い人でいなければいけないんだという刷り込みがあって、ずっと苦しんでしまっていたんだってことがよく感じられました。ずーっと大変だったろうなと。

自分に生まれた意味を感じられず、自暴自棄にも成りきれず、せめて邪魔をしないように、迷惑をかけないように、なんとか死なないように生きてることが誰かの迷惑にならないように、不安の中で生きること。

一方でごはんを食べなきゃいけないので、必死で仕事をしなくちゃいけないということ。好きとか嫌いとかでもなく、しんどいとか楽とかでもなく、とにかくできることを任されたのならやるしかない。迷惑かけないように。


そんな人はきっとたくさんいるなと思いました。


そんな人たちは、呼吸するように自分が迷惑を欠けちゃうんじゃないかということを細心の注意を払って、なんとか頑張って誰かを困らせないように必死で頑張る。結果的にその人は思ったよりも、良いことばかりしてる。

呼吸をするといいことしか思いつかないように、良いことを思いつき、迷惑がかからない、誰かの困りごとが解決する、誰かが悲しまないために必死で自分の時間をつくる、そんな良い人であることをなんとも思わずにやる。


自分だけは犠牲になってもいいと思ってすらいる。


それをなんとかできないものか。
本当にそう思っています。
それは大切な地獄の引越屋の仕事になりそうだから。


そんなふうに自分の苦しさだけを隠して犠牲になんかならず、その呼吸するように良いことができる才能をちゃんと活かしながら、自分も幸せに、他人も幸せに、そうなれるように。

それがサポートできることができたらな。


それほど多くの人に会えるわけじゃないだろうから、いまご縁がある人たちとこれから出会う人たちというわずかな縁の中で、そうした機会を一つでも多く作れたらいいなと思ったりします。

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よこたいたる(お葬式研究家/呼吸の習いごと主宰)
急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。