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ピリオダイゼーション「期間の一例」

ピリオダイゼーションの例の活用例の紹介です。

加藤到的、戦術的ピリオダイゼーションの理解はこちらです。↓↓↓


以前私がシーズン前に作成をしていた、ピリオダイゼーションの「期間の一例」をご紹介します。


よろしければ、以下を確認してご覧ください。


ピリオダイゼーション「期間」の一例


とてもざっくりですが、年間のチームのスケジュールを出し、どのようにトレーニングを考えていくかと作成していきました。


チーム立ち上げ当初は、まず守備の強化を中心に行います。


私はチームの土台は「守備」と「個のテクニックだ」と考えていました。


パス&コントロールや1対1〜2対2、それからビルドアップのベースとなる4(5)対2、4対4+2S+1Fは年間通して継続的に行っていきます。

そして週に1度は、必ずダブルボックスでの4対4+2G Kのゴール前の攻防。


この辺りは年間継続して行っていました。

このようなことを考えていくと、「この時期にはこのトレーニングが必要だな」とか微調整ができるようになっていきます。


そして現段階のチームの状況を把握しやすくなります。


トランジションのセッションであっても「守備がまだまだだな」と感じれば、守備にアプローチをしたり、守備時でも攻撃のクオリティが上がらなければ、守備をより強固にはできないのでそこに少しフォーカスしてみたり、私はこのピリオダイゼーションを確実に遂行していくというよりは、大枠を決めて微調整をしていくものとして使用していました。


教員最後の年は3月までにしっかり守備が整理でき、格上を相手に0−0でP Kで勝利したり、C K一発で1−0で勝利をしたりという、6校しか参加しないローカル大会ではありましたが優勝することができました。


もちろん、その後のトランジションや攻撃までフォーカスすることはできませんでしたが、私のピリオダイゼーションをバージョンアップさせてくれたと感じています。


・年間を通して今どのような時期なのかを考えることができる
・時期において、チーム状況において微調整できる
・段階を追ってトレーニングを進めていくことができる
・大切な外せない要素は時期関係なく行う
・目の前の起きたことばかりを追うのではなく積み上げていくという目線が持てる
などなど・・・

とは言っても、私も正直考えていましたが途中で中身を変更しまくっていました…。

このようなモノを1人ではなくチーム全体で考えていけると、今自分達が何をするべきかを見直すきっかけになるのではないかなとも思います。

取り止めのない話でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。

何かのきっかけになりましたら幸いです。


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