見出し画像

戦術的ピリオダイゼーションをトレーニングにどのように落とし込むか【加藤到の解釈】

残り5


こんにちは。到です。


今回は、戦術的ピリオダイゼーションについて説いてみようと思います。


戦術的ピリオダイゼーションという言葉は以前よりよく使われる言葉であるが、私は正直あまり意味をよく理解していませんでした。


おそらくサッカー指導者であれば一度は聞いたことがあるサッカー哲学・指導理論ではないでしょうか?


この理論に関する頻出フレーズとして


「ピアニストはピアノを上手くなるために、ピアノの周りを走ったりしない」

「サッカーはサッカーをすることでしか上手くならない」
といったものではないでしょうか?


なんとなく核心をついていると思いますが、理解できそうで理解できないフレーズではあります。

またより複雑なのが、

「サッカーはカオスでありフラクタルである」

とも定義されていますね。この文章を読んだときは、正直私の頭の中が「カオス(混沌)」になりました(笑)

そこでまず、言葉を「戦術的」と「ピリオダイゼーション」に分けて考えようと思います。



「戦術的」とはどのような意味か?

ここから先は

2,049字

¥ 1,500 (数量限定:残り 5 / 5)

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?