Aftereffectsでモーショングラフィックスを制作したので学びを共有
作ったAftereffectsモーショングラフィックス
以下のモーショングラフィックスを作成しました。
作成期間は仕事の合間に1週間でした。
モチベーションは
・3Dを織り交ぜたモーションを作りたい
・2Dが3Dに変化する動きというのをやってみたい
・テキストの動きに注力したい
というものでした。
感想をつらつらと
文言などテーマを考えることがむずかしかったです。頭にあったのは以下です。
ざっくり企業のコマーシャル、サービス紹介を意識したビジネスよりのテイストにしたい
今っぽいカッコいいやつ
自己紹介のような内容にしたい
とりあえず差し障りないフレーズ beyond imagination!でいいや!
特に意識する企業はないのでとにかくカッコいいモーションの先進的スタジオです!のような空気感を出したい
浮かぶ、うごく、無機質ではなく有機感のある動きを取り入れて学びにしたい
我ながらすごい適当なので、今後はもっとリファレンスを集めたりコンセプトやテーマを明確化していけるようにしたいと思います。
気付き・学び
物理演算的な動きが心地よくトレンド感を感じた
今後モーションのトレンドは物理演算を意識したものが増えていくと思います。GPUがどんどん高性能化していてパーティクル、液体などで表現できる機能も増えています。
無機質から有機的という発想は自分も好きなので、より人間的に、より動物的なモーションが自分らしさにしていきたいという思いがあります。
モーションは結局コミュニケーションの一手段なので今後は人間らしく有機的な動きがトレンドになっていくと思います。
fake3Dもなんとかなる
実は3Dの部分は画像にしています
Aeのカメラ機能も出てきましたし、被写界深度設定などで3Dらしさがより出せるようになると思います
色を制限することは重要
色を制限することは思考をシンプルにするために重要です
初期段階はレイアウトに集中し色はおまけ程度に考えた方がいいです
青みのあるグレーを使うと今っぽくなります
Premireにトランジションアセットがあった方がいい
今回の課題はトランジションのつなぎでした
Aeコンポジションでカットを分けていたのでAe内でトランジションの部分が整合性をとるのが難しく、premireでトランジションアセットとか買ったら一発だなと思いました
文字のエフェクトをかけるのが重いのでエフェクトは基本ミュートにしてレンダリングで調整
動きと、色/エフェクトは別々で考える必要があります
動きをつけてから色、その後エフェクトをかけるのが望ましいです
エフェクト、トランジションはかなり重たかったのでプレミアで処理またはミュートにしておくのがgoodです
計画が一番重要
ツールで作りたい衝動を抑え計画に50%割いた方が結果的に良いです
計画しかしてないとなるとグダッてしまうので計画の中身を具体的に計画しようと思います。
リファレンス収集、テーマ/コンセプトメイキング、フォントの決定、色の決定、チュートリアル収集、音楽収集etc…
何が終わっていて何が終わっていないか明確にするとモチベを保てます
作った動きは100%見せなくていい テンポ感を考える
作った動きが嬉しくて100%使いたい!と思ってもアレ?これ必要ないなと思うタイミングがあります。
例えばインとアウト、両方いるのか?テンポよくつなげるにはここのイン40%くらい要らないなとか最後の20%見せればいいじゃんと思うところが出てきます
例えば今回で言うと一番最後のStudioのアニメーションなどがそうです
音楽を聴きながら調整したりするのが良いと思います。
進め方は大枠を作ることを意識する
1%から2%ではなく、1%,25%,50%,75%,100%をピンポイントで作っておきそれらを繋げていくという思考の方が良いです
ゴールが見えて全体が見える方がモチベが高まりますし、設計や見積もりがしやすいです
プラグインやアセットを活用する
今回はかなり有料アセットも使いました。
ただ、そのまま使っておらずレイアウトやフォントなどは変えたのでかなりオリジナルになっていると思います。
un-precomposeというプリコンポーズを解除するプラグインがかなり役立ちました。
アセットをun-precomposeで解体、リバースエンジニアリングしていくイメージです。
figmaからsvgを書き出してsvgを貼れるtoonpasteプラグインでAeに貼り付けるのが結構いい
めちゃ便利でした
顔のアイコンなどはsvgで直でペーストしてます
動きのテイストを揃える
動きは今回は1つは回転系、そして文字はマスクして下から出てくる、かつ全体的に有機的かつパキッとさせたいという3点が主軸で考えていました こうすることで動きの統一感が出てきます
かつ音楽は滑らかであまりドーンと強すぎたりカクカクしたりする動きは向いていない、また透明度をいじる動きも向いていなかったので多用しないように心がけました
トランジションはやりすぎない
トランジションは言ってみれば視聴者の見ているコンテンツを強制的に入れ替える装置です。
グワーンとズームや大回転して吸い込むなどやりすぎると見ずらい映像になってしまうので適度に調整が大事だと思いました
終わりに
振り返るといろいろ学びがありました。
何より楽しかったです。
時間を忘れて深夜になってしまうこともあり、動画制作は沼だなと思いました。
今後はモーショングラフィックデザイナーとして仕事があれば複業としてやっていきたいなと思っています。
MVなども興味があります。
現在youtube登録者0人なので、ぜひyoutubeチャンネル登録よろしくお願いします笑
おわり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?