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転職するなら『業界のトレンド』はチェック!

転職を考えているなら、
業界や職種の最新動向や将来性を理解しておくことが重要です。
特に成長している業界や需要の高いスキルを持つ職種はチャンスが広がるので、業界のトレンドを知るためにも『業界研究』はしておかなくてはいけません。
今回はそんな『業界研究のやり方』をご紹介します!

【そもそも業界とは?】
まずは業界研究のやり方を知る前に、まずは「業界」とはどのようなものなのかについて理解を深めていきましょう。
《業種》     《業界》    《職種》
サービス業  ⇒ ホテル業界 ⇒ フロントスタッフ
金融       介護業界    企画
医療・食品    人材業界    営業
士業       IT業界      調理

業界と似ている単語として、「業種」「職種」があります。区分の大きさとしては、「業種」→「業界」→「職種」の順に分けられています。
「業種」とは、サービス業や金融など、事業や産業と同じ使われ方をされ、仕事を分けるうえでの大分類になります。
また「業界」とは、自動車業界や鉄道業界など、業種を取り扱う事業やサービスによって細かく分けられた中分類になります。
そして「職種」とは、営業職や販売職など、企業内の役割を指す小分類になります。
志望先を決める上では、まずは業種を見つけ、その上で業界を選ぶことが大切です。さらに詳細な志望先を考えるなら、職種まで見て、希望する条件を満たす企業を探して、選択肢を広げていきます。

業界一覧
自動車・機械・造船
電気・精密・通信
エンタメ・メディア・コンテンツ
素材
医療・食品
流通・小売
専門店
運輸
エネルギー・資源
環境
建設・不動産関連
金融
サービス
士業
公務員
その他

【業界研究の考え方と目的】
「業界研究」という言葉には、2種類の考え方が存在します。考え方は以下の2つです。
①「やりたい事を見つけるために業界研究をする」
この①の考え方のゴールは「志望業界を決めること」になります。
業界のサービスや製品について知り、志望業界を決めることが業界研究の目的になるでしょう。
多くの人は業界研究について、①のような考え方をしています。
やりたい事を見つけるために業界研究をするのは、間違いではありません。
世の中にどんな企業や業界があるのを知ってから、やりたい事を見つけようとするのは当然の思考になります。

②「やりたい事を実現するために業界研究をする」
②の考え方は①と違い、ほとんどの人が業界研究について、このような考えをしていません。
①との違いは先に自己分析をしていて、「自分のやりたい事が明確になっているかどうか」です。
やりたい事が業界研究をする前に明確になっている場合、そのやりたい事が実現できる業界を探すだけなので、明確なゴールがあります。
一方で②の考え方で業界研究をする場合、自分と向き合う時間が長くなります。選考まで時間がない人にとっては、デメリットと言えるでしょう。

【業界研究のやり方とゴール】
やり方とゴールはこの3STEPになります。
①幅広い業界を視野に入れる
②気になる企業が属する業界を軸にする
③業界の特徴とやりたい事を整理する

①幅広い業界を視野に入れる
まずは、幅広く業界を見ておきましょう。最初から業界を絞り込むのではなく、どんな業界の企業であってもすぐエントリーできるような心構えをしておきましょう。
幅広く業界を見ていなければ、仮に本選考で選考が進んでいる企業がなくなってしまった際に、一から業界研究をしなければいけなくなります。
このように持ち駒がなくなり、再度業界研究をするリスクを避けるためにも、まずは幅広い業界を視野に入れることを覚えておきましょう。

②気になる企業が属する業界を軸にする
幅広い業界を視野に入れる心構えができれば、次は気になる企業が属する業界を軸に、業界研究と選考を進めていきましょう。
気になる企業が属する業界であれば、直感で企業を選ぶことになります。その結果、手当り次第エントリーすることを防げるでしょう。

③業界の特徴とその業界でやりたいことを整理する
幅広い業界を見る心構えと、選考する軸が理解できれば、最後に業界の特徴とその業界でやりたいことを整理しましょう。
「その業界が何をしているのか」
「その業界で何がしたいか」
「なぜそれをしたいと思ったのか」
この3つだけでも整理しておくことで、選考に余裕がなくても、最低限の業界研究から志望動機がかけます。


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