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転職面接でほぼ100%聞かれる質問

『転職理由(退職理由)』は、中途採用の面接でよく聞かれる質問のひとつです。
この質問で面接官が確認したいのは、「応募者が入社後にすぐに辞めてしまわないか」という点。
今回は面接官の質問意図をしっかりとくみ取り、的確な受け答えができるように『退職理由のOK回答例とNG回答例』をご紹介します!

【面接官が転職理由(退職理由)を聞く理由】
転職活動の面接で、面接官がチェックしたいのは「応募者が自社で活躍してくれそうかどうか」「応募者が入社後にすぐに辞めてしまわないか」という2点に集約されるといっても過言ではありません。そして、「応募者が入社後にすぐに辞めてしまわないか」を見極めるために行う、最も象徴的な質問が「なぜ転職しようと思ったのですか?」「どうして今の会社を辞めようと考えたのですか?」といった、「転職理由(退職理由)」についての質問です。

【面接で転職理由(退職理由)を上手に答えるポイント】
上手に答えるためのポイントは以下の5つです。
・うその転職理由(退職理由)を作らない
・言わないことを決めておく
・キャリアプラン・働く目的との一貫性を持たせる
・不満・愚痴だけに終始せず、状況と行動を具体的に説明する
・前向きな姿勢と熱意を表現する

【転職理由(退職理由)の回答例文】
OK回答例文『労働時間が長い例』
今の職場では入社当初から、ほぼ毎日夜12時までの勤務が常態化しています。同僚も同じ状況で、2年間にわたりアウトソーシングを提案したり、増員の要望を出したりしましたが、変化を好まない会社の風土もあり、「うちの会社はこのやり方でやってきた」と受け入れられませんでした。ワーク・ライフ・バランスを改善したいと考え、転職を決意した次第です。

OK回答例文『給与が低い・上がらない例』
給与水準が低く、経済的にゆとりがないことが直接的な理由です。現在、月収18万円程度ですが、先輩社員の話を聞くと、5年後も大幅な改善や昇格が見込めない状況です。両親が仕送りを必要としているほか、今後、私自身が家族を持つことを考えると、今の会社で働き続けるのは難しいと考え、転職を決めました。御社では成績に応じたインセンティブやポジションが得られるとうかがっています。御社に入社し、売り上げ貢献を果たすことで、経済的な困難を克服し、キャリアアップを実現したいと考えています。

【転職理由(退職理由)のNG回答例文】
NG回答例文『人間関係が原因の例』
上司に嫌われていると思ったから辞めました。細かなことで揚げ足をとり、しょっちゅう大声で私を怒鳴ります。私の仕事ぶりを常に監視していて、ひとつのミスで1時間以上も叱られたこともあります。これ以上、今の上司と一緒に働くのは嫌なんです。

【NG回答例文】転職理由があいまいな例
私は山登りが趣味なのですが、休日出勤が多くプライベートな時間がとれないのがつらいです。忙しい時期は連日残業で、こんな生活に疲れてしまいました。その割に給料は安いです。上司は私を評価してくれず、やりがいを感じにくい環境なのも理由のひとつです。


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