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羽田空港国際線ターミナルに到着したら、水際管理が大変なことになっていた。
Vol.003
コロナ渦中からも羽田・成田空港での水際政策の対応は見てきた。
もちろんMY SOSアプリもずっと使用していた。
今となっては在宅確認のビデオコールも懐かしい思い出だ。
サムネイルトップ写真は水際対策渦中の時のものなので、欠航便の案内も懐かしい思い出でもある。
万人とも日本入国前に事前準備は必要。
現在は水際も緩和されて、イタリアからの渡航も楽になった。
ワクチン接種済3回証明もしくはPCR陰性証明を厚生省指定のシステムに送信すれば、入国時のファストパスが入手でる。そのファストパスがあれば、コロナ前と同じようにスムーズに帰国できるようになったからだ。
日本入国時、ファストパス入手のために必要な書類。
・コロナワクチン接種3回以上証明の提出。
・ワクチン証明ない場合は、入国前72時間以内のPCR陰性証明の提出。
このいずれかを、VISIT JAPAN WEBに現地出国前に登録しなければならない。
ということで、私はワクチン4回すでに接種しているので、簡単にファストパスを表示する画面に入れた。
渡航先でもワクチン証明を忘れないようにしよう。
今回はトリノ空港からパリに一旦入国し、再度チェックインして羽田行きの飛行機に乗った。
トリノとパリの両空港で、チェックインの際にワクチン証明の提示が必要となっている。なので英文表記の証明書はファイルにしておこう。
国際線機内でのマスクの着用義務は特にありませんでしたが、気にされる方はマスクをしている。なので自己判断でマスク着用をしよう。
そして羽田空港に到着した。
こんな簡単になったんだから、入国審査までの水際検疫もスムーズだろうと思って到着してみると、そこはパニックな歩道だった。
到着ゲートに辿り着き、みな降機をすれば、そこにはピンクのゼッケンのようなものをつけた人が廊下にずらりと並んでおり、何かを大声で呼びかけていた。
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何を呼びかけているかといえば、みんなが大声なのでよく聞こえない。
どうも「ワクチンパス持ってない人!」「持ってる人!」そんなようなことだった。
事前にファストパスを持っている私は、この叫ぶ呼びかけをスルーして我が道を進んだ。しかし結局最後に、この呼びかけの人に道を塞がれた。
とにかく空港ではピンクの紙をもらおう。
何事かと思えば、ワクチンパス(つまりファストパス)を持っている人は、その彼らからピンクの紙をもらって進まないといけないとのこと。
そのピンクの紙がないと、入国審査場まで行けないというものだった。
つまり「青い画面をお持ちの方」「ファストパスをお持ちの方」という様々な声で呼びかけていたのだ。青い画面というのは、ファストパスが認可された人だけに表示される画面で、これがパスとなる。
それでこんなにも騒いでいたのかと納得したものの、その光景たるや、かつての渋谷センター街で行われていたちょっとしたアンケートのような装い。
そういう類にはスルーがなれていたので、ついいつもの習慣が。
ともあれ、これから入国される方々は、青くなった許可のページをアンケート調査員風のスタッフに見せて、ピンクの紙をもらうことを忘れずに。
ピンクの紙をもらってからは、動く歩道が使えるようになる。
そこから長い歩道沿にスシローの広告が眩しくて、帰国してすぐにお寿司が食べってしまった。
もはや日本の玄関口では、もれなくスシローがお迎えしてくれる。
税関審査も事前に電子申請可能
MY SOSのアプリからだいぶ進化したVISIT JAPAN WEB。
まぁ、当時はビデオコールが必要だったのでアプリ開発となったのだろうが、やはりアプリをDLするという行為自体が重い。
今はウェブサイトに変更になったので、そういう意味では気軽になった。
そしてこのサイトでは、事前に税関申請も可能なので、入国時の煩わしい手書きの書面は必要なくなった。
とはいえ、機内で税関申請書類は渡されるので、結局書き込んでしまったが。
ともあれ、これで本当にスムーズに帰国ができるようになった。
毎度と進化というか変化する水際対応は、もはや可愛らしくなって見えるようにもなった。
空港で一番愛されているのは、不正食肉持ち込み探知犬のビーグルくんではある。
可愛い顔して、めちゃ嗅覚あり。
早く食肉も解禁になってほしいと願うばかり。