ホームページ制作会社が自社サイトにかける労力

10年近くホームページ制作会社を運営していると、1年の中でも暇な時と忙しい時があります。暇になりだすと、自社サイトの改修に力を入れて古くなった箇所や更新の滞っているコンテンツのテコ入れなどをします。

昨今のSEO対策はコンテンツの制作も重要な要素の一つなので、検索順位が下がり始めれば、コンテンツの制作にも時間を入れる必要が出て来ます。

今年に入って自社サイトを突貫でリニューアルして、日々使い勝手をテストしては向上出来るように修正を入れている状態です。
今回のリニューアルでは、長く使える様に設計してWordPressの核となる部分は次回のリニューアル時も使いまわせるようにしています。

1月のリニューアル後の自社サイトの運用

1月のリニューアル後から、コンテンツの見直しとサイトの構成、デザインをしたいのですが中々前に進めていないのが現状です。やる事が尽きないのは良い事なのですが、時間が無い。
隔週で代表と自分の2人で出社して、少しずつ改善しているが改修が追い付かない状態ですが、アイディアは沢山出て来る。
月から金の営業日はほぼ毎日ページを追加して、SEO対策の実験も自社サイトで行っているので、結構な時間を費やしています。計算してみると、15人日（1人日8時間）ぐらいかけてホームページを改修している事になります。

結構お金がかかるホームページ運営

このホームページを3か月75万円程度で運用出来ていると考えれば安いのかもしれないと言い聞かせて改修を進めています。

それでも、一般の中小企業がここまでお金をかけてホームページを運用するのは難しいというのも理解できます。それでも大手のサイトに打ち勝つには、大手以上のホームページを構築して迎え打つ必要があります。

もちろんコンテンツ運用だけでは勝てるはずもなく、有益な被リンクの獲得やインフラ周り、ホームページ自体の質（表示スピード）など複合的な視野でホームページを管理するとそれだけお金はかかってしまいます。

お金をかけない運営

矛盾はしていますが、お金をかけない運営方法もあります。

その為には、自分が担当している会社の事業、ホームページへの愛の大きさが重要となります。会社やサービス、商品をアピールしたいという熱意を持った担当者のいるホームページは、キラキラ輝いている事が多いです。

ホームページ内の文章からも熱意が伝わり、SNSなどの運用もしっかりとされています。コンテンツ管理は日々の更新が面倒ですが、熱意を持った方からは楽しい空気が伝わってきます。たまに行き過ぎる事もありますが、好感を持って、その会社のファンになる事も多いです。

熱意を持ったスッタフに、ブログ、製品登録時の文章、SNS運用などを任せる事で、社内でSEO対策とコンテンツ制作が可能となりコスト削減へとつながります。

私も一緒に立ち上げた会社という事もあり、自分の会社が大好きですし盛り上げていきたいと日々考えています。その熱意が休日出勤してでもホームページを改修したいという原動力になっています。