令和5年の星遺物ギミック入りデッキ
こんにちは ほいころです
今回は最近お熱な星遺物∔ギミックごちゃまぜデッキの紹介をしていこうと思います
とりあえず『星遺物』というカテゴリを使いたいと思って作ったデッキです
様々なギミックが入っているのでおおきくわけて3タイプ∔汎用カードで紹介していきます
星遺物ギミック
このデッキのきっかけですがどちらかというと次点くらいの中心度です
特徴としては3種の汎用蘇生カード、星遺物の醒存、星遺物が墓地にあることを条件とする星鍵士リイヴがデッキに組み込む理由になります
星鍵士リイヴ
リイヴは墓地に星遺物カードがあるとモンスター2体という緩い条件でリンクできます。
起動効果で星遺物魔法・罠をデッキからセット(墓地に星遺物モンスターがなければこのターンは開けない)する効果とリンク召喚した状態でリンク素材になるとフィールドのカードを1枚選んでデッキに戻す効果を持っています。
2つの効果ともかなり優秀で前半は実質サーチ効果、後半はマスカレーナと合わせて相手ターンでの妨害追加、自分ターンでも場を無効にする効果をすり抜けてカードを除去したりなど捲り性能も高くなります
3種の蘇生カード
3種の蘇生カードはどれも一長一短あります
継ぐものは魔法なため自分のターンにすぐに使えますがリイヴから持ってきた場合は墓地に星遺物モンスターがないと開けないので罠より遅くなる場合があります
導きはコストがかかるものの2体を蘇生でき、攻撃制限以外はなにも制約がないためリターンが大きいです
深層はリイヴから持ってきてもっとも発動しやすいカードですが蘇生先モンスターが深層の存在に依存すること、レベル5以上のモンスターしか蘇生できないことは欠点です ちなみにこのデッキに入るジャックナイツは一応アストラムがいます
星遺物の醒存
デッキの上の5枚の中にクローラーモンスターか星遺物カードが含まれていれば1枚加え残りを墓地に送るカードです。
発動後はリンクしかEXから出せない制約がかかるものの加えたいカード1枚は落とさず残り4枚を墓地に叩き落せるパワーカードです。
半面、該当カードがないとなにも起こらず制約だけ残るカードなのでデッキ内の星遺物とクローラー比率を構築段階で多めにする必要があります。
そのため60枚中20枚を該当カードで構成しています。
星遺物モンスターの選出について
OCGにリイヴのセットカードを即発動する条件となる星遺物モンスターは9種類いますが今回は場に出力してリンク等経由で墓地に送りやすい星鍵(唯一の下級)や星冠(リンク先に自己SS)のフル投入と明確に1枚差しておくと固い耐性を発揮できる星盾(EXから出たモンスターの発動した効果を受けず、相手の効果の対象にならず、相手の効果で破壊されない守備3000)1枚で7枚に抑えています
星盾の枠は星杯(墓地リソース、ただし遅い)か星遺物の守護竜メロダーク(風属性のためビーステッドに飛ばされない)が他有力候補です
イシズギミック
テキストは飛ばします
モンスターはアギトケルベク、ケルドウムドラをそれぞれ1と3ずつのフル投入、墓守の罠に加え現世と冥界の逆転も1枚ずつ投入しています
このデッキは醒存や芝刈りなどイシズギミック以外にもデッキを掘っていくカードがあり、醒存は回りがよければリイヴで持ってくることもできます
それらでアギトケルベクがヒットすればさらに掘り進むことができます
またピン差しの星遺物カードが落ちてしまってもムドラケルドウで無理矢理戻すことも可能です
現世と冥界の逆転についてはデッキを掘る能力が結構高いデッキのため1枚あって落ちてくれたらギミック(特に墓守の罠)が強くなるので採用しています
昆虫族ギミック
このデッキの中心となるギミックであり、明確にルートが存在するギミックでもあります
ひとまずカードの紹介から
サーチエンジン
もっとも昆虫ギミックで重要なカードです
こいつの効果を1ターンに複数回使うのが昆虫ルートの鍵です
そのルートについては後述
こいつの攻撃力は1000なので通常召喚からアルミラージになって墓地効果起動できます
こちらは同名ターン1がありますがどこからでも墓地へ送られた場合4の昆虫族をサーチ、さらにそれがバニラなら特殊召喚しそのバニラ以上の攻撃力のモンスターを対象を取らずに破壊する効果を持っています。
めくりカードや手札コストなどで落として主に共振虫にアクセスするためのカードです
バニラを条件とした追加条件も便利で自爆特攻から融合グラファを無理矢理破壊したりなどもできます(融合グラファはダメージステップには発動できないため) 出したバニラもムドラケルドウで戻してまた使えたりします
展開起点
ルートの起点になるカードであり、醒存でヒットするクローラーであり、共振虫のサーチに対応する欲張りセット
自分の表モンスターを対象にし、自己SSしたあとで対象を裏守備にする効果、目玉となるクローラーを手札・デッキ・墓地から2種類表か裏守備でSSする効果を持っています。
この効果により下記のピコファレーナの効果発動条件である昆虫族3体の条件を一瞬で満たします
共振虫をアルミラージにしてこいつをサーチした場合、アルミラージは裏にできないので他のSSモンスターが必要になります
ソゥマでクローラーを並べたあと、2体をこいつにし、もう1体に共振虫を装備します
装備状態から剥がれた場合でも共振虫のサーチは起動するので、共振虫(1枚目)スタートなら2体目もサーチを行いつつ墓地に共振虫2体を溜めることができます
後半の墓地の昆虫3体戻して1ドローする効果も便利ですが他の墓地リソースを使用するカードとも相談しましょう
上級以上の昆虫族
共振虫でサーチでき、墓地(手札)の共振虫を除外でき、3400というかなり高い攻撃力を持つ特殊召喚モンスターです
除外して出てくるのは召喚条件なのでルルカロスにも引っかかりません
また星遺物系の蘇生カードなどの魔法・罠に対して相手のモンスター効果をチェーンできなくさせることも可能で、自分の攻撃の代わりに昆虫・植物以外を全破壊する効果もあります
墓地からもSSできるのでリソースが残っていれば毎ターン復活します
ミドラーシュと同じ展開抑制効果を持ちます
上記の共振虫→ベアグラムの流れを行うと墓地に送りこむことができ、星遺物の蘇生カードで1体または同時に2体蘇生しダブルミドラーシュならぬダブルスケイルモースを展開できます。
スプライトエルフのリンク召喚もしやすいデッキなのでエルフのリンク先に出して対象耐性付与したりも可能です。(あとはアストラムの攻撃誘導とか)
こちらは共振虫召喚に対するGへの止まりどころあるいは共振虫で展開に必要なものが揃っている時の追加サーチ先になります
メインフェイズ限定ですがフリーチェーンで墓地のモンスターを戻す効果をもっています。当然ティアラの融合効果も止められます
相手がその手の効果を使わないデッキでもアギトケルベクで無理矢理モンスターを叩き落して対象を用意し、このカードを打点やリンク素材とすることも可能です。
壊獣が共振虫からサーチできます
醒存を使っていなければ共振虫を装備したモンスターをピコファレーナを消さずに墓地に送れます そうすることでリンク召喚の自由度が増すので召喚条件が重要なカードです 打点3000あるのも高評価
ソゥマ起動からの昆虫族展開
ソゥマでクローラー2体を出す
クローラー2体でピコファレーナを出し、手札1枚切って残ったクローラーに共振虫を装備
共振虫を装備したクローラーを素材に含みエルフなどをリンク召喚
装備されていた共振虫でベアグラムをサーチ
共振虫を除外コストにしつつベアグラムをSS
共振虫効果でスケイルモースを墓地に送る。
ここでピコファレーナの手札コストやその後の展開起点などで墓地に星遺物カードが落ちていればエルフで釣ったクローラーなどの星2∔ベアグラムでリイヴを出して、星遺物の蘇生カードへアクセスできるためスケイルモースを釣る準備が整います なければマスカレーナを立てることはできます
汎用(?)カード
よくわからないカードだけ画像出します
誘発について
メイン・サイド含め60枚では合わせ引きは難しいと判断し、通った時のリターンが大きいもののみ採用しています
Gをはじけるうららは例外的に妨害としては心もとないものの採用
メイン誘発 ドロバ3 増G3 うらら3 (ケルベク3)
サイド誘発 ハゥフニス2 ニビル3
このドラゴンアイス、一見わけがわからないカードにみえてわけがわからないカードですが実はすごい重要な役割があります
こいつが手札・墓地に存在することで相手が特殊召喚したタイミングで手札を切れるため(時の任意効果なのでタイミングを逃す時があるのは注意)アギトやケルベク、ゴキポールなど手札の墓地へ送られた場合の効果持ちがいきなり手札誘発に変動します
またトポロジックの効果を起動させたりも可能です
ちなみにこいつ自身をコストにして、捨てたこいつ自身をSSすることも可能です
隣の芝刈り
60で墓地落としが旨いデッキなのでさすがに入れます
墓穴の指名者
誘発よけに
おろかな埋葬 シェイレーン
墓地を肥やします
シラユキ
墓地の枚数を稼げるデッキなのでやはり入ります
また、このデッキにおいては共振虫やサイドの宮司(後述)のトリガーになることもできます
最後はクソデカゼロヴォロスをフィニッシャーにします
EXのカード
基本的にはマスカレーナのリンク先や置物、捲りカードですが上で紹介したもの以外に特徴的なカードが1つ残っているので紹介
墓地からこいつを釣り上げると墓地の地属性をサルベージするか効果無効、場を離れたら除外で蘇生するカード
イシズギミックのカードや多くの昆虫族は地属性なので展開の余剰がでればこいつを経由すると相手ターンにスプライトエルフでこいつを釣る(相手場にモンスターが出た時可能)→増殖するGを始めとした誘発やリソースなどを回収といった動きができます
増殖するGに関しては昆虫族なので共振虫の除外された場合の効果でアクセスも容易です
星遺物を継ぐものなど自分ターンで蘇生できるならイシズ系を拾ってムドラケルドウの本体やコストを拾って墓守の罠を置く効果やサーチ効果を狙いやすくすることができます
こいつ自体は効果を適用しても制約がないので除外などされなければ毎ターンなんらかの蘇生で回収効果を狙っていけます
他サイドカード
墓地に送られた場合墓地のカードを3枚除外します
イシズギミックミラーにおいて3種類目のムドラケルドウとして採用しています
相手ターンでは誘発の優先度がこちらの方が後のため、ティアラと同時に落ちた場合、相手のチェーンが若くなるティアラの融合効果を阻止またはけん制できます。自分ターンのアギトケルベクで落ちたら沼地の魔神王など特定の融合素材になるカードをできれば融合ティアラが落ちる前に飛ばしましょう
また自分のカードも除外できるため宮司や共振虫も一応トリガーできます
どこからでも除外されると場のカード1枚を対象に破壊します
このカードは相手が除外ギミックをとりやすい場合に採用します
例えば次元の裂け目が張られた場合、醒存で墓地へ送られるモンスターは除外されてしまいます。
それを逆手に除外系カードがあるときにめくったカードの中に宮司があればその除外系カードを打破できる可能性があります
初手5・6枚で目当てのカードを手札に引くよりもデッキを掘った方が当たる確率が高いデッキのためこのカードを除外系対策として優先採用しています
終わりに
各ギミックとカードの採用理由などは以上となります
かなりごちゃごちゃしてプレイの難しいデッキですが、回してて楽しいデッキではあります
みんなもオリジナルクソデッキ、作ろう!
最後まで見ていただきありがとうございました。
サイドの隠してる3枠については25日に出るトナメに動画卓あるCS後に結果にかかわらず公開します