はじめての統計学 関数電卓を片手に
読書か?といわれると違う気もするけど、GWに買ってみた「はじめての統計学」
はじめに、の最後に「統計学の専門家からは、これほどレベルダウンしたテキストが必要なのかというご批判と。。。」といったなかなか刺激的な一文があります。
最後まで関数電卓か、めんどくさいときはExcelで数値と計算式をいれながらやってみると、Excelに関数いれてなかでなにやってるかわかんない、とか統計ソフトも社内マニュアルあるいは顧客とこう取り決めてるからそれに従って作業するけど内容不明、といったところからは脱却するスタート地点には確実にたてる。
この意味では、スタート地点にたつためのワークブックとして必要なんだと思います。
とっつきやすくするために、説明を端折る場所も多々あるけど、そこを知りたい場合はもう一歩先の知識としてより専門的な本にうつればよさそうという、いい塩梅のですね。
会社でExcelのstdev関数(古い関数名ですが。。)使ってます、って人にはぜひ関数電卓片手、あるいはExcelに数式いれて計算して、関数の結果と同じになるな~って経験するのに使ってほしい本です。