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滞在許可証Permesso di soggiornoの更新

早くもイタリアに来て早5年。
5年前の私はイタリア語の数字すら知らず、妊娠後期にも関わらず滞在許可証も保険証もなく…と思い返すと怖い話。
周りの力を借りまくってなんとか滞在許可証をゲットしたわけだが。
正直5年間の申請書類になにが必要だったとかは何も覚えてない。
ただ一つだけ覚えてることは、この申請場所「Questura クエストゥーラ」って場所が最悪だったということ。
対応スタッフ全員喧嘩腰、中にいる外国人たちも順番を守らない、喧嘩を始めるなどとことん最悪だったのだ。

こんなに頑張ってゲットした滞在許可証、私の場合はイタリア人男性と結婚したので「家族滞在」という類になるのだが、出来上がったのはA5サイズの紙…
2018年に紙の在留カードをゲットしたのだ。
学生ビザや仕事ビザの人は全員カードでの配布だったのになぜか家族滞在者だけ紙。期限は5年間。


最悪体験だったので旦那に5年後も一緒に来てねとお願いしたのを覚えてる。
しかし現実は甘くない。更新日当日は旦那は仕事、放任主義の旦那は「もう大丈夫っしょ。何かあったら電話して!」と言った感じで、簡単に約束を破られてしまう。

滞在許可証を更新するのには二つやり方があるらしい。

一つは郵便局で更新用のキットをもらってきて申請書類をクエストゥーラに送る。
滞在許可証を発行するのに指紋を採取する必要があるため、後日この日にクエストゥーラに来るようにと電話かSMSが来るらしい。
(友人は6ヶ月経っても連絡こないと言っていた。)
しかしこの利点はクエストゥーラの最悪な対応に我慢する必要がないとういうこと!!時間がある人はおすすめ。

もう一つはクエストゥーラに実際出向く方法。
私は嫌な思いしてでも1日で終わらせたいのでこっちにした!
しかしオンライン予約取るのに7ヶ月待ち。笑えるくらい仕事が追いつてない様子がわかる。
5年も住んでいるとこの類の予約は近々で取れないとわかってくるので、私は7ヶ月前にクエストゥーラの予約を取った。

そして当日予約時間は朝8時からなのに館外には長蛇の列。
列をコントロールしているスタッフが予約時間を確認しに回る。
私以外に8時予約は3名しかいなく、他の人たちのほとんどが昼過ぎの予約だった。
なぜ時間通りに来ないのか…謎。文化の違いか…。
決まりを守れない外国人が多すぎてここで働いてる人の対応がひどくなるのも理解できた。

そしていよいよ中に入る。
中にいた中年のおじさんが対応してくれたが早速喧嘩腰で「書類は全部揃ってるのか?」と聞いてくる。
無言で書類を確認したあと、番号札を渡され別部屋に案内され待つように言われる。

その後番号札が呼ばれ、カウンターに行くとモンスターズインクに出てくるおばさんみたいな人が舌打ちしながら対応してくれた。
書類の不備や何も問題はないのに舌打ちしてくる。

書類を全部確認したあと、指紋を採取する部屋に行けと言われ、
両手全ての指紋を採取が終わる。

指紋が終わったのでモンスターズインクおばさんのところに戻ると、
「この番号があなたの照合番号だからオンライン上で出来上がりをチェックして」と言われる。
「大体どのくらいで出来上がりますか?」と尋ねると
「知らん(舌打ち)」との返事。
「もう大丈夫です。ありがとう。(ニコッ)」と無事、更新の申請は終了した。
所有時間は1時間半。

また5年後…5年後はもう少し治安が良くなってますように。

地域や在留資格によって必要書類は違ってくると思いますが、
私が必要だったものは下記でした。

  • 自分と配偶者(子供がいれば全員分)のCarta d'identitàのコピー

  • 自分と配偶者(子供がいれば全員分)のTessea Sanitariaのコピー

  • 自分と配偶者(子供がいれば全員分)のパスポートコピー

  • Permesso di soggiorno オリジナルとコピー

  • Certificato di Matrimonio(結婚証明書)

  • Certificato di Residenza(住民票)

  • Certificato di famiglia(戸籍謄本)

  • Certificato di redditi(所得証明)

  • Marca da bollo 16€(収入印紙)

  • 申請前に郵便局でbollettino 30,46€支払い、その控えを持参

  • 申請用の写真4枚

ちなみに証明書系は市役所へ行かなくてはいけなかったのだが、市役所も予約制。
全然予約が取れなくて、市役所のオンライン申請からダウンロードできた。
証明書一枚につきMarca da bollo 16€… 地味に高い。
ご参考までに。。

5年前も思ったけど、もうクエストゥーラ二度と行きたくない。

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