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長女の小学校探し編
イタリアの公立幼稚園、小学校、中学校は基本的に住んでいるエリアの学校にアプライします。日本と同じですね。
9月の入学なので、前年の12月〜2月あたりにオンラインから申請します。
親ではなくおじいちゃんおばあちゃんが代わりに送り迎えをしていたり、勤め先が学区外であればそのエリアの学校に希望も出せます。
うちは3年前に家を購入しましたが、家購入前にすでに前の家のエリアでの幼稚園に決まっていたため、40分かけて前に住んでいた地域の学校に3年間通わせていました。
幼稚園の近くは緑も公園も多く、何より先生方、保護者の方が本当に素晴らしくて、40分かけてでもこの学校に通わせたかったのです。
この学校はエスカレーター式で小学校までつながっているので、希望を出せばこの小学校に通えるんだと思って、入学申請はこの小学校一択で希望を出しました。
申請をしてから2週間後…「希望が通りました」と学校側からメールが来ました。
ほっとして、長女の友達たちにも報告、これで小学校の入学手続きは終わりだと思っていました!
しかし、その1ヶ月後また市役所からメールが…「校長先生とzoomでお話しできますか?」と。
てっきり校長先生と挨拶のために設けられた時間なんて思っていたら、「あなたの希望している学校は定員オーバーになったので、この学校なら入学できます」と一回許可された学校をキャンセルされ、家から車で40分かけていくめちゃくちゃ遠い学校を提案されたのです。
一瞬怒りと、戸惑いで頭が真っ白。
しかも一度通った申請をキャンセルされたことに対しては何の謝りもなく、何度この学校でないと困りますとお願いしてもNoの一点張り。
ダンナは私が家で仕事してるから遠くの学校でも行けなくない、と言うけど、私は猛反対。
校長先生の態度と、この学校の受付の方の電話の威圧感と、こんな好調の元にある小学校なんて行かせたくないというのが本音でした。
また最初から学校探し…
私たちが今住んでるエリアは難民や支援が必要な方々のアパートが並んでるエリアで、うちから一番近い小学校はその子供たちが通うのでいい噂を聞かないのです。
結局家から徒歩20分(車で5分)で行ける住宅街にひっそりある小学校を見つけ、そこに希望を出し直しました。
小学校の隣には幼稚園もあって、次女もそこの幼稚園に転園希望をだすことに…
いろんなところに電話し、一人で入学手続きの大量の書類にサインしにいき、精神的に疲れた4月5月でした。
お試し入学的なもので長女も次女もそれぞれ2時間ずつ、新しい学校に遊びに行きました。
リフォームされたばかりで、庭も広く、動物も飼育していて、先生たちも感じのいい人が多い印象でした。
ここでも「私たちは日本人です」アピール!!
これ本当に大事で、日本人と聞くだけで先生や周りの親御さんの対応がガラッと変わります。
それだけ日本人は重宝されているといこと。
いい先生、友達に恵まれるといいね!
6月には幼稚園も終わりになるのに9月の学校の始業式はまだ未定…さすがイタリア。
持ち物も追って連絡しますって教えてくれなかった!
みんな夏休みモードでやる気ゼロ。笑
あと3週間の幼稚園生活楽しみましょう❤️