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284☆ローマ下町の食前酒メニュー

ぼんじょーるの!
暖かくて明るい日曜の朝です。
まさに洗濯日和。
乾燥してるので冬ものを出そうと思います……ここに宣言して自分にプレッシャーをかける作戦(笑。

さて、先週は久しぶりにローマの下町エリア、テスタッチョでアペリティーボ(食前酒)をしまして、そのお店のメニューが面白かったので紹介しようと思います。

私が飲んだこちらはベルガモット+レモン。
実はメニューにありません(汗。
どれにしようか悩んでいたらお店の人が作ってきてくれました。
爽やかでまろやかでとても美味しかったです。
氷がポイントかなー。

このお店はバールではなく、普通のトラットリアだったのです。
ふだんなら食前酒だけのお客さんはお断りだけど、この日は空いていたので通してくれました。

そして、食前酒メニューが個性的で他では見ないものだったので思わず写真に撮る(笑。
いかにもローマの下町って感じ!

翻訳します。

Prima di Cena 夕食前に

Da giovanotto(青春時代) ビールの炭酸割り
Fresco negro(さわやかネグロ) モンテネグロの炭酸割り
L‘Apertass(解放感) アペロール+チェドラータ・タッソーニ(柑橘風味の炭酸水)
Nonno beveva(おじいちゃんが飲んでたヤツ) 赤ワインの炭酸割り
Spritz(スプリッツ) アペロール+プロセッコ+ソーダ
Spritz alla jiudia(ユダヤ風スプリッツ) アペロール+アーティチョークリキュール+ソーダ+プロセッコ
La bicicletta(自転車) カンパリ+白ワイン+ソーダ
Garibaldi(ガリバルディ) カンパリ+オレンジジュース

ネーミングも面白くないですか?
おじいちゃんが飲んでたヤツって、ウケます。
たしかにワインをお水で割るって昔の人の飲み方だし、今でも暑い日などアルコールを控えたいときにこんなふうにして飲んだりします。

友だちが頼んでたユダヤ風スプリッツ。
アーティチョークの苦みがプラスされて食欲が刺激される感じですって。

もう1人はフツーに白ワイン頼んでました(笑。

こうして外でアペリティーボをして、このあとちょっとローマをドライブしてから家で夕食を食べました。
日本なら一気に外で夕ごはんまでしますけど、食前酒だけ外の雰囲気を楽しみ、本格的な夕食はおうちで、というのはイタリアの一般的な食文化です。

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