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この世から、心のこりをなくしたい。

はじめに


ITAKOTOは日本初の動画による本格的な遺書動画サービスです。

大切な人と遺書動画を共有しよう。


遺書動画サービス「ITAKOTO」について

▼発案のきっかけ

発案者である田村淳は、以前より死に方や弔い方の選択肢が今の社会になく、そこをアプローチするサービスを作るため、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科に入学しました。

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創業者 田村淳

研究の一環で、SNSで発信、集客した人を対象に、遺書や死生観について様々なアンケートやワークショップを行い、遺書を作成することで当初あったネガティブなイメージや感情から、ポジティブなものに変わっていく傾向があることを実感しました。
それらのデータをもとに、様々な専門家の指導を仰ぎながら、遺書動画サービス「ITAKOTO」を発案しました。


▼名前の由来


ITAKOTOの名前の由来は、「残された方に“言いたかったこと”」「この世に“いたこと”」「今を生きる人にメッセージを伝える“イタコ”」から名付けました。生きてる上で自然とタブーな話題になりがちな「死」を、我々はカジュアルに捉えています。死生観をアップデートすることで、大切な人に言い残したことや後悔がないか、自分の人生を改めて考えるきっかけになったり、明日を生きる活力に変わっていくと考えています。


田村 淳よりコメント

自分が死んだ時のことを、考えた経験はありますか?
僕はあります。むしろ、カジュアルな感覚で考えるようにしています。
きっかけは、ふたつの出来事でした。
ひとつは、青森・恐山のイタコがある女優さんの霊を呼ぶという番組でのこと。
孤独死した女優さんに対して何もできなかったと悔いていた弟さんが、
イタコの言葉でお姉さんの気持ちを知るという一幕でした。
「安心した」「誤解してた」と弟さんは涙ながらにお姉さんの言葉を受け止めました。
本当に、女優さんの霊がそこにいたのか、正直、僕にはわかりません。
でも、目の前に救われた人がいる。きっと、この人は明日から前向きに生きる。
それは自分にとって、まぎれもないリアルでした。

もうひとつは、自分の母親が年に一度、誕生日が来るたびに、
「もし、私が病気になっても延命治療しないでね。」と言っていたこと。
子どもの自分に、ずいぶんとはっきり死生観を伝えるんだな、と思ったけど、おかげで、僕も弟も父も、いざと言うときに迷わず判断できる。
きっと後悔もしない。それもこれも、母親がメッセージを伝えてくれたからです。
でも、ふと思ったんです。もしも、僕が死を迎える時、
後悔せずに旅立てるだろうか。大切な人を悔いさせはしないだろうか。
その時を想像した瞬間、心の中を光で照らされる感覚に襲われました。
自分にとって大切なひとは誰か、大切なことは何か。
それまで悩んだり迷ったりしていたあれこれがどうでもよくなって、
自分の人生の道しるべを手に入れた気分になりました。

重く考えずに想像してみると、本当にたくさんのヒントを与えてくれます。
最後を迎えた時、自分が心から納得するために、今をどう生きたらいいか。
大切なひとに悲しみや苦しみを残さないために、何をどう伝えたらいいか。
みんな、生きることに一生懸命で自分が死んだ時のことを考えません。
だからこそ、人生観がパッと変わる感覚を広めたい、と素直に思いました。

イタコトは、ひとりの人間がこの世に「いたこと」のかけがえなさを通じて、本人と大切なひと、それぞれが幸せになってほしいと願って生まれた会社です。
ひとりでも多くのひとが心のこりから解放されて、前向きに生きていける、
そんな世の中に一歩でも近づけたら、とてもうれしく思います。

このサービスは大切な人へメッセージを贈ることはもちろんですが、遺書作成において自分といかに向き合うか? ということが大切になります。動画でメッセージを撮影することで、画面を通して自分自身を客観的に捉えることができ、自問自答して湧き出てきた大切な言葉達を相手に届けることができます。これが一つ目の動画で贈るメリットです。もう一つは、贈る相手に手紙だけだと伝えられない表情、声質、言葉の温度など様々な情報を伝えることにより相手に深くメッセージを届けられるという事です。


イタコト展とは

イタコトでは「遺書動画」の啓蒙の一環としてイベントを実施しております。皆様から集めた「心のこり」を展示しております。

長崎県 大村市にて


終わりに

ITAKOTOではSNSにて発信を行なっております。

Twitter:@itakoto_life
Instagram:@itakoto_life


ぜひフォローよろしくお願いします。


また田村淳さんのYouTubeにて、実際に遺書動画を撮影している様子や遺書動画にかける想いが掲載されていますので是非ご視聴ください。


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