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ありのままの自分を遺すことを大切に−ITAKOTO Premium体験記3−

ITAKOTO Premiumとは

「ITAKOTO Premium」は、日本で初めて遺書動画アプリを展開する弊社による、セミオーダー型の遺書動画制作サービスです。
概要としては、ご自身にとっての"遺書"を、お好みの演出で1本の動画にまとめ、お客様に提供するものとなっております。
資料請求なども承っておりますので、詳しくは以下のサイトをご覧ください。

ご自身の人生のなかでのこしておきたいことや、大切な方へのメッセージなど、ご要望に合わせitakotoスタッフが制作過程を併走し、素敵な動画に仕上げていきます。

ITAKOTO Premium体験記

今回は、ITAKOTO Premiumを実際に利用して頂いた高橋様(仮名)に納品後、インタビューを行いました。体験記もついに第3弾!高橋様は先日、生前葬を執り行われたようで、貴重な体験に関してもお話を伺いました!
尚、様の動画は以下のリンクよりご覧いただけます。


ー簡単に、自己紹介をお願いします。

高橋と申します。
元々葬儀屋さんをやっていて、この半年ぐらいでガラッと変わりまして、葬儀屋さんのコンサルをする仕事をしています。

ー生前葬を執り行おう、と思ったきっかけを教えてください。

小学生以来、誕生日会をやったことがなかったんですね。
私は会社を3社経営する社長なので、誕生日にお祝いメッセージは来ますけど、誕生日会というものをしたことがなかったんです。

友人の誕生日会に行って感化されて、自分で主催の誕生日会を開きたいと思っていました。周りに聞いてみると、みんな「祝いたいんだよー?」って言うんです。
実際に去年誕生日会をやってみたんですね。
そしたら30人くらいきてくれて、来年は50歳になるのでちゃんとやりたい!!と思ったのがきっかけです。

自分は仕事でこれまで10件ほど生前葬をやらせて頂いているのですが、お客様の大体はご病気などで余命が宣告された鬼気迫る感じか、お金持ちが道楽として行う場合が多いんです。終活も家族にトラブルがある場合、もしくはお金などの余裕ある場合が多くて。

この2つ(終活と生前葬)の違いは、遺言などを机にしまっておくか、大勢に披露するかの違いだと思うんですよ。
終活は本人のモチベーションだ行うものですけど、結果としては遺された人にとって重要なものになりますよね。なので、余命が決まっている場合などが多いが、普通の方はやらないことが多いですよね。
でも年齢が上がると、おめかしして節目!とか、
みんなで集まる機会を作るのが難しくなりますよね。
私の知り合いで、毎年自分で誕生会を行う知り合いのおばあちゃんがいて、次の誕生会もなにするか決めるんですよ。ここで話すことをそこにいるみんなで同時に聞くことを大切にする、のが大事だなと思います。

ー生前葬の準備段階についてお聞かせください。

はじめは、「良いこと尽くし」だなと感じてスタートしたんですけど、みんなをおもてなしする、といいながらも自分には承認欲求みたいなものがなくて、モチベーションが結構途中で下がることもありましたね。
でもその時に、ボランティアスタッフなどがお手伝いしてくれたことで、己が愛されていることを感じて、なんとか当日を迎えました。

結局、自己承認に繋がり、人に支えられて生きていることを実感しましたね。生前葬はお金の労力もかかるんですけど、周りにも感謝しましたね。
結果、やってよかったです!
そういう時間を設けられたことに感謝しています。

普段仕事では自己肯定感が満たされている状態なんですけど、
今回はプライベートでレガシーを感じられました。
人生が長くなった私たちには「人間関係の棚卸しday」を作る必要があるんじゃないかなと思ってます。
人間の一部であることを実感できるし、交流のきっかけ作りにもなりますよね。
社会的に成功してなくても、多様化されている社会において、
近所のおじいちゃんの昔話を聞くように、身近な人の話をきく必要もあると感じています。
”声の小さな人”に遺してほしいと思いますね。

ー生前葬の様子について詳しくお聞かせ下さい

休憩なしの2時間でした。はじめは緊張していたのですが、段々と恥ずかしさは忘れました。以下、生前葬の様子です。

高橋様の生前葬1
高橋様の生前葬2

内容は、
・エンディングドレス(亡くなった時に着るもの)の着用
・自分史の配布
・生前葬をなぜやるか、のお話
・ヒストリービデオ
・遺言書を読み上げる
・お焼香:ここでは個人に話しかけました
・遺書動画の放映
と言うものでした。また、Yahoo!ニュースにて高橋様の生前葬の様子が取り上げられております。宜しければこちらもご覧ください。

ー遺書動画を流してみての周りの反応はいかがでしたか

知り合いがほとんどでしたが、知らないことを情報化して伝えることは評判よかったです。
撮りたい!という方も多かったです。
遺書動画のクオリティもよかったですね。

ー実際に撮影する前の過程で、印象にのこっていることはありますか?

スタッフが素晴らしかったです!
インタビューの段階はやはり大切で思い出すことも多かったです。
写真探すの大変な方も多いのでは、とも思いましたね。

高橋様と撮影に同行したitakotoメンバー

ー遺書動画を撮ろうと思ったきっかけを教えてください。

遺書などの終活でできることは全てやっていたんですよ。

その中でも遺書動画は、表情や動きがあるので、テキスト・写真に比べて情報量の差を感じました。
遺書動画を流したおかげで生前葬で話すことがなくなりましたね。
代わりに、生前葬では感謝の言葉を伝えられました。
自分で画面みて話すよりも自然に話せましたし。インタビューで話が引き出せました。
日本でも早く法的に有効になってほしいですね。遺言書もいいんですが、めんどくさいことが多いですし、手も疲れます。日本人の文字が読めることへの甘えなんじゃないかな、と言う風にも感じています。
遺言書だと、どのくらいきちんと伝わっているかが疑問です。

ー実際に撮影を通じて感じたことをお聞かせください。

自分は完全に「まな板の上の鯉」でした。
とにかく話を聞いてくれることが嬉しかったですし、話がしやすかったです!

ー最後に、本サービスの利用を検討されている方へ、メッセージをお願いします。

ありのままの自分を遺すことを大切にして欲しいです。準備して喋ってもいいですけど、その時に思った偶然のことでもいいですし、極論こんにちは、だけでもいいと思います。
映像で遺すことが大切な人には尊いですから。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は読書好きである高橋様の文学的な言い回しがインタビュアーにささり、原文ままで熱量を伝えさせていただきます!
ご協力いただきありがとうございました!
また、以前の体験記はこちらからご覧いただけます。

ITAKOTO Premiumについて、少しでもご理解いただければ幸いです。
資料請求をご希望される場合や、スタッフからお話を聞きたい場合などは下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

次回のnoteもお楽しみに!!


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