女性声優単独現場に参加するに至ったオタクの話 その2
脳を焼かれたAct4、ミリラジ公録でほぼ素のももちゃんを見た私は、次のステージへ進むことになる。
ついにやってきた"あの日"
Act4の帰り、友人と雑談していた私はこんなことを口にした。
「もちょが関西来るんだったら見に行ってもいいかな〜くらいの気持ちなんだけどねwww」
そんなこと言ってるからあったじゃないですか。
6月の中旬にさ。
まさか薬師寺でオケコンやるなんて思うわけないじゃないですか。
女性声優沼とその住民がこちらに向かって手を振ってることには気づく余地もなく、私は興味本位からチケットに応募。無事にご用意された。
そしてチケット発券、座席確定。
はい?
麻倉ももさんとしての初めての現場をそんな距離で見てもいいんですか?
人の形なんか到底保てませんよ。
とか言いつつも時間はすぎてコンサート当日。
千載一遇の神席を引いた僕は手足が震えながら薬師寺へ向かう。
免許をとってから6〜7年、ずっとMT車に乗っているがエンストしたのは何年ぶりだろうか。
拝観を済ませ、いざ着席。
むり。つらい。ちかい。
そんなことを延々と連番のオタクに呟くこと30分。
開演時間になりももちゃんが登場
Act4で見た時よりも近く、衣装も星梨花のSSRやシアター衣装ではない水色のキラキラしたドレス─────
そしてももちゃんのきゅっとした真剣な表情。それが手を伸ばせば届きそうな距離にある。
あかん、どうしても好きになる。こんなの見せられちゃだめだ。逆に好きにならない方がおかしいだろ。
開幕はユメシンデレラだったような気がしている。今必死にセトリ見て思い出してますが曲の記憶が全くない。
しかも僕が座った席、斜め後ろにオーケストラの皆さんが座っていらしたわけなんだけども
ももちゃんがね、事あるごとにこちらの方を見るんですよ。
曲間に指揮者の方をお口をキュッとして見つめるとき、どうしても目が合うような感覚で…心臓のドキドキが一生収まるどころかどんどん速くなって息苦しさすら覚えていたような。
時たまうずくまりながら連番のオタクの横腹を殴ったり、何回も深呼吸したり……ただの挙動不審だな。
ももちゃんのきれいな瞳に吸い込まれそうになりながら数曲を聴いていたけども、必死に崩れ落ちないように自我を保っていた。声出しできる環境なら倒れていたかもしれない。
初披露のbouquetで何故か涙が溢れて止まらなくなり、それ以降もMCで妖刀に斬られながらとても幸せな時間を過ごせて、"20代最後のももちゃん"をこの目に焼き付けて帰宅した。
その時から僕の心の中の思いは一つだった。
ももちゃんをもっと見に行きたい、長い時間見てたい────
ちなみにMCで「関西から来た人〜!」と聞かれたときに「はーーーい‼️‼️」と答えたのは周辺ブロックで僕だけでした。なんでそんなに少ないんだよ。
ももちゃんの30歳のお誕生日
そして薬師寺から約10日後の6/25、ももちゃんの誕生日生配信があった。
異動を控え、残っている仕事は多かったものの、定時ダッシュをして風呂と晩飯も済ませタブレットの前で待機。
20時になり、生放送がスタート
画面いっぱいにももちゃんが映り、思わず変な声が出てしまう。
のんびり見てはいたものの、顔が熱くなってくる。
事前にほろよいももを飲んでいたせいか?それともももちゃんを見ているからか?
そして定番らしいももちゃんの食事シーン。
あの、
なんですか?
このかわいい生き物は
幸せそうでとってもかわいいね……
もっともっと食べて…💕
大きな一口を、無言でモキュモキュ頬張るももちゃん………
かわいいというか、それ以上の言葉があるならそれで表現しないともはや失礼なんじゃないかと思うくらいだった。
生放送の記憶はそれしか残っていない。あとはアルバムのおもらしした時の顔真っ赤なももちゃん……💕
いつもの限界ツイートのような文面になってきたので次行きますよ!次!
ライブツアーが始まるまでの日々
ももちゃんのライブツアーの当落は薬師寺の時点でわかっていたので、ことさら神戸公演が楽しみで仕方がなかった。
My Girlはしっかりと予約、アルバムもHMVで予約。
もうこの時点で完全な女性声優のオタクである。
それもガチ恋タイプだ。もう助からないゾ⭐︎
メインカーの車検がちょうど切れていたのもあり、寝ても覚めてもももちゃんのこと以外全く考えられない状態になってしまった。
極め付けはLIBRAのMV。
元々ヤンデレや重い女の子が好きな自分にとって、あんな背筋がゾクゾクする表情を見せてくれるももちゃんに対して好きにならざるを得ない。
ライブツアーでやる時はどんな演出なんだろうか?そんなこともたまに考えながら、日々をのんびりと過ごしていた。
そしてお盆も明け、ChouChouが届いてヘビロテすること1ヶ月。
ついに神戸にももちゃんが降り立つ日がやってきた。
その3へ続く