モノリスソフト空白の期間
この記事は新たなる未来以降モノリスが何をしてたか考察っぽいことをしつつ、ただゼノブレイドクロスのリマスターが欲しいと言いたいという内容です。内容は完全に憶測で正しくない情報が含まれる可能性があります。
新たなる未来が2023年に発売されて1年半近く経とうとしている。ゼノブレシリーズファンの僕はモノリスの次回作を期待してるわけだが、そんな中つい最近モノリスが新作RPGの求人募集を出した。新作の具体的な内容は何もわからないのに僕はそれに喜んだのだが、同時に1年以上モノリスは何をしていたんだろうと疑問に思った。
2018年に黄金の国イーラが発売されたとき、その直近でおそらくゼノブレイド3と思われるプロジェクトの求人募集を出していた。インタビューなどを参考にするとどうやらゼノブレイド3とゼノブレイドDEの制作は並列に進行しており、どちらも黄金の国イーラのマスターアップ直後から制作に取り掛かっていることがわかる。
それと同様に新たなる未来のマスターアップ直後も何かをしていたはずである。もちろん、例の新作RPGにすぐに取り掛かり、ある程度作ってから求人を出しただけの可能性もあるが、僕はゼノブレイドクロスのリマスターを作っていた説を考えたい。
ゼノブレイドクロスは発売当時ぶっちゃけあまりいい評価が得られなかった作品であるが、シームレスオープンワールドを採用していたりビークルモードに変形するロボに乗ったり空を飛ぶことができたりと光るところはあり、そこは今でも十分通用するものだと思う。数は少ないかもれないが僕以外にもリマスターを希望する声はある。発売するとしたらハードはSwitch後継機になるだろうが、WiiUのときよりは売れるんじゃないかと思う。
技術的な面でも考えたい。
新作の求人内容を見るとゲームエンジンにUE5を採用していると推測できる。UE5はオープンワールドを作る機能が充実しており、マップやキャラクターのモデルさえ買ってしまえば極端な話個人でも1週間以内に広大なオープンワールドゲー(ゲームとして面白いものではないだろうが)が作れる。かつて高橋さんがゼノブレイドクロスの移植について訊かれたとき予算的に厳しいと答えていたが、技術の進歩もあり、その当時よりは予算も期間もかからなくなったかもしれない。時期を考えても、ゼノブレイド3の制作中にUE5のアーリーアクセス版が出ており、ちょうどゼノブレイド3発売付近でUE5正式版が出ているので、アーリーアクセスと正式版を触りつつ新たなる未来の後にプロジェクトスタートはあり得ない話でもないはず。
UE5正式版は出たものの、エンジンの安定性は未知数だしきちんとしたゲームとして出すにはエンジンを熟知する必要もあるので、新作を作る前に仮でゼノブレイドクロスのアセットでテストしつつ、結構よさそうなので思い切ってリマスタープロジェクト化はあるかもしれない。
ゼノブレイドクロスのリマスターを作る意義みたいなものをつらつらと書いてきたが、いざ作るとして何を作り直すかは問題である。新たなる未来の直後に開始したと考えても制作期間は約2年くらいだろう。せっかくリマスターを出すからには当時叩かれたところは可能な限り直したいはずだが限度がある。UIやキャラクターモデルは結構叩かれたのとゼノブレDEでもここはいじってたので直してくるだろう。ただ、メインといっていいほどに叩かれたストーリーは作り直すのが難しい気がする。ストーリーを変えるとイベントシーンは作り直しだしマップの物の配置も少しいじる必要がでてくるかもしれない。メインキャラの中には声優さんが逝去されているキャラもいるのでセリフ変更も厳しい。おそらくはストーリーを変えるとしても最後の展開を少し変えるかつながる未来くらいの長さのストーリーを追加するとかじゃないかと思う。
だらだらと書いてきたが、ぶっちゃけ僕がゼノブレイドクロスのリマスターを欲しいので強引にでもリマスターを作る流れに持っていくように書いているだけである。あれから9年、可変ロボに乗って自由に世界を探索するという僕の夢を具現化したようなゲームは僕の知る限りこれ以外出ることはなかった。モノリスが次に出すゲームを期待して待ってます。
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