バンドとしてのTOKIOについて
宙船、ambitious JAPAN、雨傘、Love You Only…
TOKIOが世に送り出してきた名曲は、以外と沢山ある。カラオケで誰しも1度や2度は歌ったこと・聞いたことあるはず。私も合コンの初っ端は必ずLove You Onlyを熱唱してました。
Mステや歌番組にもよく出てました。ジャニーズなのに楽器を演奏してるので印象に残ってる人も多くいるのではないかと思います。
さて、TOKIOってどんなイメージを持たれてるんでしょうか。
ジャニーズのベテラン勢?
農業に漁業になんでもできるおじさん達?
バラエティ担当?
それとも山口メンバー?
私の中では、紛うことなき「ロックバンド」であり、ポルノグラフィティとスキマスイッチに並ぶ、青春三大アーティストのうちの一つなんです。
なんで今回こんな事を言いだしたかというと、
バンドとしてのTOKIOの布教というか、共有する手段がほぼ無いに等しいことに気がついたからなんです。
TOKIOは一応ジャニーズなんで、サブスクにも一切楽曲はないし、それどころかYouTubeにもPV一つ落ちていません。
それに加えて、まだ記憶に新しいベースのぐっさんのあの事件。生だろうと、歌番組だろうと、もう二度とTOKIOのサウンドを聞けることはないだろうと思います。残念でたまんないですけど。
つまり、バンドとしてのTOKIOの記憶は、人々の頭の中から薄れていく一方であるということ。
この曲がいいので人に勧めようってなっても、音源も聞かせる手段もないので、CDを直接貸してプレーヤーで聞いてもらう他ないので布教のしようがない。めちゃくちゃ悲しい。めちゃくちゃ勿体無い、、、
2014年にはサマソニにも出て、「TOKIO、バンドで全然いけるじゃん」って各方面で話題になったし、メンバー全員作詞作曲できるし、楽器も他の人のもできる人はできるし、全員ボーカルもとれる。私は見方を変えればある意味日本で最強のバンドなのではないかと思ってます。
小学生のころからこつこつ集めてきたTOKIOのCDたちを引っ張り出して、オススメの曲を紹介しておきます。
したところで、サブスクやYouTubeでは聞けないのでTSUTAYAに行ってもらう他ないんですけどね、、、こんなんあったなぁって思って貰えたら幸いです。
1.リリック (2013)
泣くなはらちゃん主題歌。見てた人は見てたと思います。
かなり独特な世界観のドラマだったのでよく覚えてます。
TOKIOは、さすがはジャニーズ、とにかくドラマの主題歌やタイアップで曲を出すことが多い。この曲もそのうちの一つです。が、リリックの凄いところは、
作詞作曲、更には編曲までをボーカルの長瀬が1人でこなしているところ。
この曲がきっかけで以降、TOKIOは楽曲提供を受けずにメンバーによる作詞作曲を行う体制に移りました。
この曲、詩も展開もドラマティックにできてて単純にめちゃくちゃいいです。当時大学生で毎日のように聞いてました。
当時周りで聞いてる人はかなり感動してたので、ドヤ顔で「これ長瀬が全部作ったんだよ」と触れて回っていたのをよく覚えてます。みんな忘れてるだろうけど。
フーファイターズのwalkという曲になんか物凄く似てる気がする。おそらく長瀬は参考にしたのだろうと思います。
2.雨傘 (2008)
こちらもドラマタイアップ。
我が母校・拓大一高の綺麗すぎる校舎で撮影してたのでよく覚えてます。
この曲はなんと椎名林檎による楽曲提供、東京事変編曲なんです。知ってた??(ちなみに長瀬くんと林檎様は同い年だそうです)
サビのキーが恐ろしく高くて長瀬くんもMステでめちゃくちゃ苦しそうに歌ってました。で、リーダーのギターがめちゃくちゃ光る。カッコイイの一言に尽きる一曲。
ちなみに、全英詞で椎名林檎はセルフカバーもしてます。これもシブい。
3.VALE-TODO(2005)
act2というアルバムに収録されているジャズ調のアップテンポな曲で、リーダー作詞の国分太一作曲。
ほんとにこれ国分太一が作ったのか、、、?てかほんとにTOKIOの5人が演奏してるのか、、、?ってなります。めちゃくちゃジャズ。めちゃくちゃオシャレ。ピアノがめちゃくちゃカッコイイ。長瀬がめちゃくちゃ楽しそうに歌っている。ほんとにこれ、誰とも共有できないのが悲しい、、
なぜか中学の時にハマりまくって、誰も知らないのにカラオケで歌いまくったせいで地元の何人かは覚えてしまった、はず。
ちなみにヴァーリトゥードとは、格闘技の一種で、簡単に言えばまぁ「なんでもアリ」って意味らしい。
長くなっちゃったな。とりあえず3曲だけでいいか、、
続きは気が向いたら。