着ぐるみ作っちゃったよ
どうも。ピザポテトが美味しい季節になりましたね。板風です。
ある日、ぼくは思いました。
「唐突に着ぐるみ作ってしれっと着てたらおもろいんじゃね?」と──────
というわけで今回は検証企画です。
着ぐるみ作る気なさそうな人が突然着ぐるみを作ってデビューしたら、どんな反応をされるのか?
1.経緯
まず初めに、ぼくは着ぐるみという存在を認知してはいたものの、それには興味を示さない期間がありました。その間何をしていたかというと、まあ絵を描いていたんですね。今も描いてるけど。
なんか着ぐるみ界隈ってあまりいい噂聞かないっていうのがぼくのイメージで、今も正直あんまりその辺は変わらないんですけど、そんな感じで若干見ないようにしていた場所ではありました。
ところが、2023年2月、るーふるというものにドカハマりし、状況が一変するわけですね。これについてはもう語るまでもない。4月には初めての着ぐるみとのビバやかな触れ合いとして、るぅくんに会いました。ハァモウ嬉し!
それでもまだ作る気はそこまでなかったんですけれど、5月のけもケット13で、サークルで売り子してくれたふもちという変人が、着ぐるみにギガハマりしまして、その後我々のコミュニティ内で急速に着ぐるみというものが普及し始めました。
フォロワーの中にも今までそんな興味なさそうだった人が着ぐるみを作り始め、あのふもちとかいう人類もその例に漏れず作り始めたわけです。コロナ禍明け初の着ぐるみ参加の影響力やばすぎでしょ。
そんな様子を見て、今回の検証のような思考に至ったわけです。
まあ単純に他の人に触発されて欲しくなっただけでありやす!
2.キャラデザ
さて、作るはいいものの、どんなのを作るのかというところを初めに考える必要がありますね。ぼくは鉄道が好きなので、なんかの鉄道車両をモチーフにしたキャラにしようとは思っておりました。ぼくの地元を走っていたE127系0番台という車両が一番好きな車両なので、これをモチーフにとも考えましたが、ちょっと色々あってこれ以外にしたいなと考えました。詳しく話すとオタクのお気持ち表明になっちゃうので割愛。
次に考えたのが、京急線。この頃、東京圏に行っては京急の次々駅が過ぎ去ってゆく車窓を楽しんでいたので、結構個人的ブームだったんですね。それだけでなく、小学校の頃から動画サイトを通じてその存在を知り、今風に言えば「推し」だった鉄道でもあったので、これをモチーフに作ることを考えました。
京急といえば赤い電車。形式も色々あり、デザインが各車種で異なります。
当初は様々な形式のデザインを織り交ぜたキャラにしようと考え、このようなデザインを考えました。
しかし、顔の下から目の上まで突き抜ける白いラインを、現実の立体でどのように処理するかというところで考えが行き詰まり、ボツ。このキャラを公で描いたのは、けもケ13のアフターでスケブ交換をした時だけでした。
次に考えたのが、600形、2100形、1000形アルミ車の側面の白帯をイメージした意匠を頬につけるという案です。描いてみるとこんな感じね。
描き方の問題なのかもしれませんが、イマイチ可愛くない。というわけで、ボツ。このデザインは公で描くことはありませんでしたが、個人的に描いたことは何度かありました。
さて次に考えたのが、顔の目から下を白、上を赤にし、赤と白の境界に黒いラインを引くという感じのデザイン。最終的にはこれを採用しています。
白部分と黒線を合わせて、バルーンフェイスのワイパーカバーをイメージしています。そして、このデザインを作った時点で、2100形モチーフに一本化。右頬にはワイパーカバーにある「2100」の「1」をモデルにした模様を追加。そして、前のデザインで頬にあった意匠は、目の上に移動して眉毛代わりとしました。
目の色は、快特の幕の色に合わせて緑とし、速さを表現すべく目の形はキリ目としました。
そして髪の毛の色は、駅名標をモチーフしようと考えました。最初は新デザインを基調にしようと思いましたが、赤に対する藍色がイマイチ合わない気がし、旧デザイン基調に。白色メインに、向かって左の触角を水色にして表現しました。実際登場した頃はこの駅名標が主流だったので、結構いいんじゃない?
その後はボディのデザインなんですけど、詳しく描くとかなり長くなりますので、最終的なデザインシートをここに貼ります。
特記すべきは、膝横の社紋みたいなヤツと、腕の裏側が側面の白帯の形状になっていること、足の指の色が急行灯とテールランプモチーフであることでしょうか。
ちなみに、デザインに関しては制作と同時並行で考えており、最終的にここまで固まったのはファーに型紙を当てて転写するほんの少し前くらい。このイラストをアップした時とほぼ同時でしたかね。
もっというと、上のデザインシートはボディの型取り直前にサッと描き上げたものです。ヘッドの形さえ変えることがなければ、そんくらいズボラでもなんとかなるもんです。
これにてデザイン編は終結。
3.着手
早速材料を準備しますわよ。ちなみに、今回は結構内密に作っていくということで、ユピテルファクトリーというシリーズ動画、そして制作開始当時唯一制作のことを話していたあっきん。氏(@_sanaki_)よりいろいろ見せていただいた資料等を参考に作って行きましたわよ。あっきんさんありがとう。
動画見ながら材料揃えました。1つツッコみたいんですけど、Gクリヤー1本じゃ絶対足りないっす。おそらく当時のぼくはお金を出すのを渋り、あわよくば1本で済んだらいいな〜とか甘い考えをしていましたが、実際はGクリヤー高すぎ問題に直面して途中からG17に浮気していますからね。
それと、素材に関して、ユピテルファクトリーでは「東急ハンズ万能論」を展開しているわけなんですが、我が地元新潟にはハンズないんですよね。そのため、別のホームセンターを転々としながら素材を集めていくわけですが、どうしても新潟では手に入れることができなかったorハナから諦めていた品物をここに載せておきます。新潟住まいで自作を考えている人は参考にしてね。
ウレタン:量り売りができるインターネットサイトで購入(2mm厚)
塩ビ半球:ハンズオンラインショップで購入
アルミパンチ:関西に旅行した際、ハンズ梅田店で購入(何故かオンラインショップにほしい大きさのモノがなかった)
サンペルカ:ネットショッピングで購入
フェイクファー:オカダヤオンラインショップで購入
フェイクファー以外は全て「東急ハンズで手に入」るはずだったモノです。地方住みはつらいぜ。
※10/30追記
ムサシ新潟店に、ウレタンが販売されているそうです。
①ヘッドベースベース
ここからは着ぐるみ制作の初歩にしてメインディッシュである、ヘッドの制作が始まります。早速ウレタン切って貼って中心の核となる部分、「ヘッドベースベース」(勝手に命名)を作ります。
ヘッドベースベース初号機。なんだか平べったすぎる。接着する時に押し込みすぎましたね。気を取り直して新しいものを作りましょう。
二号機。一応平べったくはならなかったはずですが、それでもまだなんか窮屈な気がする。ここで妥協してしまうと今後の工程にも影響が出るということは、我が師あっきんの教えでした。もう一度作り直しましょうね。
三号機。さっきのような平べったさはほぼ解消。若干窮屈な気はしますが、今後口開けたりすればなんとかなるでしょう。
可愛いキャラを作り出すのが目標なんですが、上の塞がったウレタンのつつを見てもなんも可愛くもない為、モチベが低くなりかかっていますが、いっちょ頑張りましょうね。
②マズル
先ほどのヘッドベースベースにマズルをつけますわよ。
ちなみにこのパーツ作るのに一回失敗しています。重ね合わせるのが下手くそすぎて。
この当時は8月。ちょっと作業するだけでも結構暑い。冷房つけててもです。若干しんどいな〜と感じながらもなんとかマズルの形が見えてきました。
試しに口と目を描いてみよう!きっと可愛いはずとウキウキで描いてみたのですがね。
可愛くない。今見てみたらそんなことないようにも見えるけど、当時はめっちゃ可愛くないって思って見てました。
ここまで何時間も、絵を描く時間を削ってまで作業した結果がこれなのか……
ここでモチベーション0。しばらくコイツのことは忘れて、けもケ14の原稿に勤しむことにしよう……
たぶんたんぽぽ本を出せたのは、ここでヘッド制作を投げ出したおかげでもあると思いますね。
あ、通販してるので興味あったら覗いてみてね。(ダイレクトマーケティング)
その後、けもケ14、けもこんと、楽しいイベントが過ぎていきました。
時は過ぎ、2023年12月。ふと、放置されているヘッドを見ました。そして、徐にウレタンを盛り、削り始めたのです。
この放置期間、他人のヘッドを観察してみるといったことをしていました。制作を投げ出していたとはいえ、完成させたいという思いは投げ出すことができなかった哀れな人間です。
そして年を越し、JMoF直前でこんな感じになりました。
さっきより可愛くなりそう!この辺りで制作のモチベーションが再燃してまいりました。ちなみにG17に浮気し始めたのもこの辺りです。
③口、目、耳
口を開け、仮の目をはめてみます。ちょっと目がガンギまってますが、実際の目をはめる時は白目の面積を小さくすることで改善しました。
しかしながら、モチベが再燃するタイミングが悪く、ここで試験期間となってしまいました。期間中は「制作したい……制作したい……制作したい!……制作したいぃぃぃぃぃ……\グギィ/」という感じでした。
見事にフル単したところで制作再開。耳を作ります。まち針で仮固定し、接着剤を流しますが、これがすげえ難しい。なんとかくっついてくれましたが手がG17まみれと相成りました。
この辺で目をくり抜きまして
いよいよアルミパンチ作業です。なかなか大変だったね。
針ずっと持ってると、手で握る方の尖ってない部分もなんか刺さって痛いので、画像のようにウレタンの端材をクッションみたいにして使ってました。
開いた!ここまで長かったね。
切り抜く時にアルミパンチの端材が鋭利になりがちなので注意わよ。
そしてグルーガンを用い、塩ビ半球に取り付け。これが結構難しくて、グルーが表側の方にまで流れていっちゃって涙目っぽくなっちゃったりと、大変でしたね。グルーガン使うのなんて初めてなんだもの。
目を取り付け。傾かないようにつけるのが難しかった。
なんだか、目がつくと一気に命が吹き込まれた感じしますね。実際この時点で一気に愛着が湧いてきました。
ちなみにこの辺りで、りざいるという人に着ぐるみ作ってることを打ち明けました。あの人、以前からぼくが着ぐるみ作ってることをうっすら見透かしてて、いきなり「デデーン!!着ぐるみ作りましたー!!」って言っても、「そうだろうと思ってた」みたいな感想しか返って来なさそうだからです。
ちなみに、万一他人に漏らした場合は、りざいるの顔写真をネットに放出して良いという契約です。
④足
ヘッドベースを一旦置いておいて、足を作ります。この辺り、ユピテルファクトリーだと結構大雑把な感じだったため、筒をどのくらいの大きさにすべきかがいまいちよく分からなかったのですが、他のキャラの足を見てみるに、膝の太さと同じくらいの大きさにすれば良いのかなと考え、直径25cmで作りました。
型取りの際、「かなり大きいね」と言われました。サーセン。
⑤角
ヘッドベースに戻りまして、今度はドラゴンには欠かせないツノを作ります。しかしながら、さっき作った足のおかげで、残りのウレタンが数少ない。
なんのことはない。ここで最初に没になった、ヘッドベースベース初号機と二号機、貼り合わせが下手くそすぎるマズルパーツが役に立って参ります。
ツノは何枚もウレタンを重ねて高さを出す手法を使いました。そのため没マズルパーツや、初号機、二号機の2枚ウレタン貼り合わせた部分がめっちゃ使い勝手良かったです。
失敗した際に言っていただいた、「後になって資材に使えばいい」という、これまたあっきん先生のありがたいお言葉のおかげですね。みんなも失敗したやつは取っておくといいかもよ。
最初はツノは後頭部寄りにする予定でしたが、結局前部に付けることとなりました。
これにてヘッドベース完成。
⑥ファー作業
まずは型取りから。ケチな自分は梱包用フィルムなんてものは買わずに100均のラップだけでゴリ押ししました。
こちらが届いたファー。合わせて¥45,683也。4月のクレカ引き落としが重かったよ🥲
なんかこういう感じに型紙を転写して切り出し、
糸で縫っていきます。
顔のファー、耳のファー、ツノのファーは、相互に縫い合わせることはせず、別々に貼り付けることにしました。
ファー付けてみた。まだ毛を刈る前はコレジャナイ感がすごい。
ある程度トリミングし、まつ毛をつけた状態。一気にそれっぽくなってきた!
足のファーも忘れずに作ります。ちなみに、足のパーツのためだけにカナリヤとえんじを買っています。めっちゃ余った。
⑦ボディ型取り
ここでボディ制作も着手。まずは型取りをしてくれる人のもとに向かいます。
今回はなるべく自分の手で作ることを目標に作業をしてきましたが、さすがにボディの型取りに関しては1人でやるのは相当厳しいと考え、依頼することを選びました。とはいえ依頼の範囲は最小限にし、型取りの先の転写や縫い合わせは自分で行います。お金がないだけなんですけどね。
たまたま新しく開業したばかりの北陸新幹線に乗って関西方面を目指します。
今回ご協力いただいたのはよど(@YodoFuchs)さんです。里山獣聞録の際に初めてお会いしましたが、それ以前からかいとのイラストに興味を示していただけたようで、快くご協力をいただくことができました。色々コミッションをなさっているので、気になったら覗いてみてはいかがでしょう。(広告費はもらってません)
うわ、すげえ…………
今まで他人のキャラを着たことすらなかった自分としては、右半身だけとはいえケモノの形になっていることに結構感動してました。はじめてのじゅうか。
なお、型取りはおよそ2時間でしたが、その間テレビでは「ゴーストバスターズ」と「名探偵コナン 絶海の探偵」が流れており、散髪中に泣かないようアニメを見て気を逸らさせられている子供時代の思い出を追体験した気分でした。藤井一佐がめっちゃカッコよかったっす。
⑧転写・縫い合わせ
新潟に帰り、転写&切り出し作業。ヘッドに引き続きのこの作業ですが、いちいち部屋に横150cmのファーを広げないといけないのが面倒である。
これを切り出したのち、今回の制作では初めての登場、ミシン君に頑張ってもらいます。手縫いよりも随分と早く仕上げることができるのではとぼくも期待を胸に作業をしていきます。
【ミシン(を操作するぼくの)ポンコツエピソード】
・シンプルに下手くそ
・下糸の巻き方がわからない
・ようやく巻けたかと思いきや、何かのはずみでボビンではなく土台の部分に糸が巻き付けられる事件発生
・可動部分を手でぶってしまい、ぶっ壊しかける
・下糸がなくなっていることに気づかず、全体を縫えたかと思いきやそのうち半分くらいの糸が解脱していった
・バイアステープつけるのが下手くそ
ミシン使うの小学校ぶりなんだもん!!!ゆるして!!!
四苦八苦するうちにも、ミシンに慣れてきたのか、後半の方は割といい感じに縫えるようにはなりました。
あと、ミシン糸切れるの早すぎる。全然余裕だと思ったら全然余裕で足りなかった。
こうして、よどさんに型を取ってもらった部分については全て完成と相成りました。
⑨試着
試着の様子はちょっとグロテスクなので写真はご遠慮。なんか思ったより着ぐるみになってきてておじさんニヤけちゃうよ。
あと、着ぐるみってめちゃくちゃ暑いっすね。冗談だと思ってた。
社紋みたいなマークの入った左脚にあんこ(の代わりのクッション)を入れてみました。もう着ぐるみやん。こんなことってあるんだね。
⑩腕・尻尾・手
この調子で残りのパーツも仕上げちゃいますわよ。この3つについては事前に型取りをしていないので、よどさんからのアドバイスとぼくの勘をもとに型紙を作ります。
腕は途中で就活を挟み、最終選考への切符を勝ち取りながら縫い縫いしこんな感じに。着るとさらに暑くなるようになりました。
お次は手ですが〜……
手のひら側のパーツには肉球用の穴を開けましたが、結局時間優先で肉球はつけないことになりました。いずれつけたいですね。
最後にこちらの尻尾。一応ドラゴンなのでドラゴンっぽい形を目指して、股の下から尻尾が一体に見えるようにしたつもりです。
完成!!!
これにて完成!……なのかどうかわかりませんが、着ぐるみの全身を作ることに成功しました。
そして、この時点でとあるイベントが目前に迫っておりました。そう、以前noteで取り上げていたOFFFです。
しかし、参加登録はすでに「着ぐるみなし」にしているため、イベントで着ぐるみを出すことはできません。
ですが、なんと、今回に限り……!!!
同じくOFFFに参加するフォロワーさんから、同じ民泊での宿泊を誘われておりまして、そこで初出しをすることにしました。初出しをイベントでもなんでもない、オフと呼べるのかもわからない場でやるのには理由があります。
ふもちです。
ふもちは、現在着ぐるみ制作中の人間であることは前記の通り、そして、ぼくがこの着ぐるみ制作に着手したきっかけは……
これです。ふもちには、ぼくが着ぐるみを作っていることを一切伝えていません。それゆえ、着ぐるみを持っているなんて微塵も思っていないはず。そんなふもちが、同じ民泊に宿泊しているため、仕掛けるならここしかない!と考え、作戦を実行することとしました。
どっきりどっきりDONDON!!身近な人が急に着ぐるみ着てたらどーしよ(どうする?)大作戦
民泊は、1Fに着ぐるみを保管するスペースがあり、2Fにリビング、3〜4Fは宿泊スペースという構造。
保管スペースが独立しているため、着替え途中にふもちに見つかるというリスクはかなり低いですが、念のためりざいるには見回りに行ってもらっていました。
着替え中には、他の民泊メンバーが荷物を置きにきたりもしましたが、1人を除いてツッコまれることはなく、獣化を完了。全然写真がなくてすみません。
着た時点で既に視界が曇って何も見えませんが、ふぁり研でアテンド技術を培ったりざいるに身を任せ、2Fへの階段を上がります。
ふもちのリアクションをしっかりと記録するため、カメラの準備もバッチリです。
いよいよリビングの目の前へ。ふもちはこの先の部屋の中で色紙を描いています。
りざいる「ふもちさん!」
ふもち「えっ、、、えっ!?」
かいと「ふもちふもちふもちふもちふもちふもちふもち」
ふもち「まってまって、まってまって、え?」
りざいる「どうですかふもちさん」
ふもち「お前は急すぎる@¥&$%£……」「あのさ〜(荷物が)なんかデカいなー思っとっt……」
そう、実は、民泊に泊まる前、段ボールを2つ送っていました。
うち一つは直接民泊へ、もう一つは営業所受け取りとし、なるべく怪しまれないように。なんか聞かれた時の言い訳も、「着る服よ。本とかと違って会場に持って行かなくていいしこれでいいかなって」みたいな感じで考えていました。
こちら、営業所から宿まで段ボールを運ぶ様子。ふもちはこの時歯を磨いており、運び入れる様子を見ていなかったため、全く怪しまれることはありませんでした。チョロすぎる
かいと「目が見えねぇ……」
りざいる「ふもちさんどうですか今の心境。どうですか。」(←週刊誌の記者?)
ふもち「いやあの……お前はすごいよ」
ありがとうございます
ギャラリーの方々からも「すげぇ!」「クオリティ高!」「初心者マークもっとキレイなの買ってあげるよ」などの声が上がり、とても嬉しく感じました。やってよかった。
ふもち「いや〜なんか誇らしいですわw」
りざいる「なんでお前が誇らしいんだよ」
布川「ダメーーーーーーーーーーーーーー」
と、こういった感じで、ドッキリ大成功となりました。
検証の結果、着ぐるみ作る気なさそうな人が突然着ぐるみを作ってデビューしたら、ビックリするということがわかりました。
ちなみにこの日のうちにネームプレートも作りました。この日の為にもう一つ買っておいた、るーふるネックストラップがようやく日の目を見ることに。A4で作ったため、ちょっとデカいかもと思いましたが、案外ちょうどよかったですね。
ネームプレートつけた写真も撮ってもらいました。かわいすぎる(親バカ)。
ちなみにかいとは上目遣いがめっちゃかわいいので覚えておいてください。
次なる舞台へ
さて、かいとの初出しを済ませたわけですが、これはぼくに言わせれば「試運転」くらいなもんです。
実は、6月15日〜16日にかけて、「るーふる合宿」というイベントがあるんですね。そちらには、着ぐるみありで登録をしております。
つまり、かいとのデビューは「るーふる合宿」に決めた、ということです。昨年から贔屓にしているサークルでもあり、以前の気まぐれラジオでも「『合宿で初デビューしました!』っていうキャラがいたら嬉しいな〜」みたいなことを言ってましたので、自分がやるっきゃないっしょ!と思った次第です。
(↓この動画の52:30〜)
民泊オフでデビューしただろと言われるかもしれませんが、民泊参加者には「6月16日まで内緒にしてて!」と情報統制を敷いている上、ぼくの解釈だとあれはデビューではないので、るーふる合宿をデビューとさせていただきます。
るーふる合宿で出している様子は、るーふる合宿レポnoteに記述すると思うので、お待ちくだされ。
それではね、
着ぐるみのみなさん、はじめまして。どうぞよろしく!
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