ケモノさんとハネムーンしてきました
どうもみなさん、りざいるです。今日もね、漏れなつやっていきます。
今回の記事は、3月9日、千葉県の小湊鐵道で開催された着ぐるみ団体列車企画、「里山獣聞録2024」の振り返りです。
余談なんですけど、かなり直近まで「さとやまじゅうぶんろく」って読んでました。「さとやまけものぶんろく」らしいです。
おい。小湊鐵道には似ても似つかない「目黒」「日吉」の文字はなんだ。いてこますぞ。
実はですね、夜行バス降りてから集合時間まで6時間くらいあったので、その間に東急線の目黒駅と地下鉄白金台駅で放送を聴いてきました。あんね、目黒線の駅放送個人的にすごい癖なの。趣ありまくりスティー。
無事に駅名連呼が録れちゃいました。毎日リピートしていこうと思います。
それにしても、こうも朝が早いと、気分的にはもう昼過ぎなのにまだ午前中という少々不思議な気分になりますわね。
いい加減本題に入れと言われそうですが、もう少し時間くれ♡
目黒からは山手線で品川、横須賀・総武快速で千葉、内房線で五井と続きました。
品川駅の英語放送がちょっとえっちに「チバァ……」と発音してておもしろかったです。
雲ひとつない快晴。そんな中集合場所の待合室を目指しますが、“それらしき団体”は見つけるものの、初対面ばかりのメンバーのため見事に人見知りを発揮。気まずい雰囲気のまま本社屋へ移動します。
ここでたまたま近くにいた方に話しかけ、ぼっち脱出に成功。ぼくはとある人のマリオワンダーとは同じ轍を踏まないのですよ。
で、その方も知らないメンバーばかりだったようで、成り行きでぼくがその方のキャラをアテンドすることに。
任せとけ!Kemoconで「アテンド失格だよ?」と言われたぼくに、怖いものはない。
とは言いませんでしたが、不安のある中で始まった本イベント。
無事に終わることができるのでしょうか。
1.往路(五井→上総牛久)
入線待ちの一幕
とかちさんは琴瓊(ことに)さん(@HET261TRA)の、鹿の女の子です。
今回とかちさんのカメラもぼくに託されまして、とかちさん関連の写真をたくさん撮らせていただきました。人様のカメラを首から下げる格好になり、もし破壊してしまったらという最悪の事態が頭をよぎりつつも、春先の冷たい風が吹き抜ける五井のプラットホーム。早く暖かくなれやぼけ
結構寒いので、キャラに思いっきり抱きつきたいお気持ちなのですが、キャラの方はむしろ暑いというのと、JR線ホームから冷ややかな目線を向けられることを鑑み、それはなんとかぐっと堪えて。
今回の貸切列車が入線。貸切とはいっても、営業列車の前に一車両併結して、そこに乗り込むという形態。ここからおよそ30分の時間をかけ、上総牛久まで向かいます。
「……なお、本日前寄り1両は貸切専用車両となっております」
という特別な放送にちょっと優越感を覚えつつ、その放送を録音したい気持ちを抑えつつ、ボックスシートに着席します。
小湊鐵道関係者の温かい見送りを見届けて、ぼくの里山獣聞録が幕を開けるのでした。
乗車中の一幕
今回とかちさんとはアテンド業務の受諾という内容の請負契約という関係のはずなんですが、ボックスシートに対面で2人きり、これもう“特別な関係”じゃん。
この写真だけだと2人きりの列車旅デート。嬉しそうな仕草を見せるとかちさんにぼくの目が奪われていきます。
すみませんが、ここから先はとかち「ちゃん」と呼ばせていただきますね。
JMoFで見かけたな〜と思うキャラもいれば、思わないキャラもいたり。
終始人間もキャラも動き回り、撮影し、もふりもふられ、鉄道車両の中とは到底思えない光景。
沿線撮影
「みなさ〜ん!次の区間では沿線で動画撮影があるので窓に張り付いてくださ〜い」
どうやら有志がカメラを回しているようです。キャラの皆さんが一斉に進行右側に偏り始めます。電車でDの大山崎コークスクリューみたいだね。
乗車中の一幕、再び
人:ケモノの割合的には、3:7くらいで、列車という日常的な媒体の中に存在する非日常的概念に脳がバグりそう。予土線には「かっぱうようよ号」なる列車が走っていますが、いうなればこちらはけものうようよ号ですわね。
ちなみにこれ、見た目に反して結構揺れます。車内を歩こうとすると左右に振られてよろけることもしばしばで、余計にカメラをぶっ壊してしまう可能性が高まります。気をつけていきましょうね。
2.上総牛久
駅でお写真タイム
上総牛久駅に着いた後は、折り返しの2時間を利用し、駅で写真や交流をしたり、付近の一部店舗に入店できたりする時間でした。
ぼくととかちちゃんの旅は、まず駅の周りをウロウロするところから始まります。
備え付けのベンチにみんなで座ってたり、駅すぐ隣のカフェでコーヒー買ってたり、各々写真撮ってたりいろいろしていましたね。
それにしても、駅前に普通に地元の人がやってきて、驚愕の眼差しをこちら側に向けているのがなんともシュールでした。駅前のカフェの方がイベントの概要を説明していたりなども。小学生くらいの子が駆け寄ってきて触れ合ったりもしてましたね。
街、ぷらぷら。
そして、しばらく経った後は、イベントにご協力くださっている和菓子屋さん「三河屋」さんにお邪魔します。
片側一車線の生活道路沿いにありますが、どうやら今日に限って交通量が多いようで、スタッフ陣も困惑。裏ルート(交通量の少ない道)を利用してキャラを連れていきます。
店内は、街の和菓子屋さん、という感じ。この季節にぴったりの苺大福、小湊鉄道にちなんだどら焼きなど取り揃えてありました。このイベントにぴったりな「肉球まんじゅう」なるものも売っていましたが、なぜか売り切れてましたね。なんでやろなぁ。真面目にやってきたからよ!
せっかくなのでここでお買い物。ぼくが苺大福大好きなのが一番の理由ですが、こういうイベントやらせてもらってる以上は少しでも現地にお金落とさなきゃね。
ちなみに写真右奥に写ってるのが肉球まんじゅうです。売り切れてたのになんであるんですか〜?なんでやろなぁ。真面目にやってきたからよ!
なお、とかちちゃんはぼくの倍くらいお買い上げし、なんならショーケースの上にあった酒瓶にも興味を示しましたが、店主曰く「これは(自分の)コレクション」とのことでした。千葉って醤油と落花生のイメージしかなかったけどお酒もたくさんあるのね。
それにしても千円札を器用に財布から取り出すとかちちゃんが頭から離れない。
さて、帰りも必死にキャラを誘導しつつ、駅すぐの蕎麦屋の前になぜかキャラ大集合。向かいが文具店だったのですが、そこに地元の子供達や大人達も集結し写真撮ってましたね。
「一緒に撮りなよ〜」「それはいいや」などのやり取りが行われる中、あいなちゃん(画像中央赤い子)が「きなはれや〜」と手招きしてて面白かったです。
お戻りして、対向列車お見送り
駅に戻った後も、発車まで40分ほどありましたので、駅構内でとかちちゃんとデートします。
ちょうど養老渓谷方面の列車がやってきました。構内踏切の入り口のところでお見送りするみたいです。
いいね……𝑮𝒐𝒐𝒅 𝒂𝒕𝒎𝒐𝒔𝒑𝒉𝒆𝒓𝒆……
3.復路(上総牛久→五井)
乗車
楽しい時間もあっという間に過ぎ、そろそろ五井へと戻る時間です。
帰りも、往路と方向が違う以外にはこれと言って変わったことはありませんが、往路よりぼくがキャラの皆さんにモフり倒されていたことくらいでしょうかね。JMoFの時と違い、ダメになっている様子を撮影する人がいませんでしたので、その瞬間をご覧に入れることはできません。
座席に腰掛けているとかちちゃんとあいなちゃんの間に、少し隙間があったので、ここ座れるんじゃないかと思って座ってみたらやられてしまいました。間に入るのはなんかギルティな感じしますが許して♡
ただ、ぼくの場合このような状況では逆に声出なくなっちゃうんですよね。ぼくのフォロワーにはNさんという、感情表現豊かな方がいらして、非常に羨ましい限りなんですが、そういった人に比べてぼくみたいな人間はキャラ側からするともふり甲斐が少ないんだろうなとか思ってしまいますね。でも本人はめっちゃ嬉しいんですよね。
降車
終着五井到着。京急品川並のスピードで入庫するようなので、キャラ降車後ぼくも爆速で降車してゆきます。
特注サボを抜き取り、回送されていく様子をみんなで見送ります。
なんかタイミングよく内房線の列車が発車していたようで、内房線の乗客におかれましては若干困惑していたことかと思います。
キャラも視界からキハ40がフレームアウトした途端、すかさず内房線に手振りターゲットをチェンジ、列車がいなくなったあともホームに手を振ってましたね。皇族方のようなプロ意識。
あそうそう、このサボ抜き取ったのぼくなんですよね。いいでしょ~
本当はキャラにやって貰った方が映えると思うのですが、何故か主催(このツイートの投稿者)はちらっと目をやってぼくをご指名でした。サボの抜き取り方とか厳格なところはよく知らないのでちゃんと抜き取れるか不安でしたが、なんとか取れてよかった。
ちなみに、この気持ちの悪いツイートは、復路の車内で撮影されたものです。いくら一日中付き添ったからと、言って勝手に付き合っていることにされるとかちちゃんがかわいそう。
しかもこれをオーナーの目の前でツイートしたというのも気持ち悪さに拍車をかける。國母和宏してるので許してください。
本社屋に戻ると、各参加者の持ち寄ったお土産の配布が行われまして、その中に三河屋さんで売り切れていた肉球まんじゅうがあったんですね。どうやら先に来ていた参加者の方が配るために買っていたようでした。伏線回収。感謝。
感想
全体的なイベントの感想としては、想像以上に充実したイベントだったなと感じました。
もとより、このイベントに限らず、KemoconやJMoFの時もそうだったのですが、参加したことのないイベントに対する個人的な期待値がかなり低いというのと、参加メンバーが初対面ばかりで、ネット上で話したことのある人もごく少数という中、本当に楽しめるのかと不安になっていた部分というのも要因だとは思いますが、これまで参加してきた決まった会場でのイベントではない、移動型のイベントにしかない良さが沢山ありましたね。
会場イベントではキャラの後ろの景色が決まったものになってしまう一方、こういったイベントでは列車内や街中といったバリエーション豊かな風景とともに撮影ができるというところが強みだったな~と思います。
そして、ぼくは千葉に行く用事というものが本当に無くて、こういったイベントが無ければまともに訪れることは無かっただろうなと思いますので、まだ見ぬ魅力を見つけられるという点もとてもよかった点だと思います。
ひとつ、イメージと違ったなという点は、意外と鉄道の場面ばかりではないということでした。今回、貸切列車企画ということもあり参加を決意した部分が大きかったのですが、列車が運行された五井~上総牛久間は片道30分ほどで、写真撮影やキャラと仲良ししているとあっという間に時間が過ぎます。その分、上総牛久での散策時間が2時間ほどとられていましたので、街巡りの色も強いんだ~と感じました。
ともかく、全体的にとても楽しくイベントを過ごせました!関係各所の方々に感謝の意を表させていただきます。ありがとうございました。
4.夕食
余談ですが、同乗させてもらった方の車の後ろにるーふるステッカーが貼ってあって最高でした。
閑話休題。夕食は、参加者の方々とご一緒に、美味しそうなハンバーグを食べにいきました。実際美味しかったです。
こちはのお店はみつわ台の「カウベル」というところでして、ぼくも詳しくは知らないのですが、この地域に展開するジェネリックさわやかみたいなお店なのかな?
ぼくの左斜め向かいに座ってた方が颯爽とドリンク券出しててカッケェ……ってなりましたね。
ぼくはお金にあまり余裕のない人間のため、270gを注文しましたが、周りの人間達は360だの540だの注文し、見事に特級呪物「二段重ね激重ハンバーグ」が運ばれてきていました。そのインパクトに気を取られお写真撮らせていただくのも失念。真相はぜひみなさんの目で確かめてみてくださいね。
ちなみに、これはセットメニューについてくるミネストローネなんですが、隣の人のとぼくのでクルトンの量が桁違いすぎる。むしろ少ない方が異常のように見えてしまうこの状況ですが、お隣にお座りのよどさんによれば、「じゃく(正雀くん)のちょっといいことが起こる力のおかげかも!」とのことでした。このあとじゃくくんぬいも出していただいて、お写真撮らせていただくのを忘れてしまいましたがかわいかったです。
5.帰路
夕餉の時もうち過ぎて、夜のとばりの降りた頃、千葉都市モノレールの駅へと目掛け、1人急ぎゆく男あり。
千葉駅からは総武線にて、ロングシートに揺られつつ、行きに取りこぼした駅メモを、回収しようと思えども、襲う眠気に耐えかねて、はやうたた寝にふけゆけば、ものの見事に取りこぼし、我東京につきにけり。
さてここからは乗り換えて、山手線で池袋へ。
夜行バスは22:20に池袋サンシャインシティから出るんですけれど、Yahoo!乗換案内によれば、池袋駅に着くのは22:08とのこと。サンシャインシティ一回行ったことあるけど、そんなに離れてなかった気がするし、これでいいでしょ。
さて、池袋駅到着。どの出口から出ればいいか、メールを見て確認したその瞬間、ぼくの体に大きな電撃が走った。
なるほど、東口から出ればいいのね。池袋駅東口から徒歩15分で着くと……
え、15分?
そう、池袋駅からバス乗り場までの距離を甘く見積もっていた結果、歩きではどうしても間に合わない時間に池袋に着いてしまったのである!
ちなみにこれを確認したのが22:10だったので、5分間に合わない。しかも地図アプリによれば、徒歩18分と言っている。
やばい。
やばい。
やばい。
やばい。
ここでぼくは何をすべきか。なんのことはない。全力ダッシュだ!
前の景色と地図を見ながら、人通り多き池袋の街を、一目散に駆けていく。
信号に引っかかり、道を間違えかけながらも、なんとか道順通りに辿った結果、バスの姿が見えてきた。
しかし本当の乗り場はもう少し先。時刻22:17。ずっと走ってバテてきていた、この時ぼくの頭の中は、9割がバスを諦めて、明日の朝から新幹線で、新潟帰県を考えていた。お金はいくらかかるのか、何時の電車に乗るかとか、9人がこれらを議論しながら、1人は俄然諦めず、バスに乗ろうと声を上げた。
それは首の皮一枚つなぎ、発車まで残り2分のところで、ようやくバスがお目見えした。号車を間違えかけたけれども、優しい乗務員の方が、「2号車ですよ」と伝えてくれて、無事に乗り込むことができた。
もしもう無理だと考えて、ここをUターンしていたら?どんな未来が待っていただろう。そんなことなどを考えながら、バスは首都圏を抜けてゆく。
(もう最後は必死過ぎて写真撮る余裕すらなかったよ)
6.宣伝
メンバーが台本一切なしの気まぐれでお届けする「るーふる気まぐれラジオ」!
栄えある第2回は、雷牙のオーナーかめかめさんと、琉宇のオーナーでるーふるの最高責任者、もといボスを務めるあっきん。さんの2名がパーソナリティを務めます!
放送の中では、事前に募集したマシュマロへの回答はあろうかと思いますが、何を話すか、何が起こるかはぜーんぜん決まっておりません(多分)。
「るーふると、ラジオと」でも出演したえるあーるコンビが、今度は2人きりで再登場。監督がいない中でも、しっかりと番組を進行することができるのか!?恒例の、あっきん。によるかめかめいじりにも期待ですね!
るーふるメンバーによるフリーダムすぎる生配信「るーふる気まぐれラジオ#002」は、
2024年3月14日、22:00より放送開始!視聴予約するなら、今のうちだぞっ!
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