おばあちゃん子の登校拒否:騒動@寒村の小学校(前編)
私の登校拒否歴を、長々とシリーズ化するのも気が引けますので、
記憶が鮮明な“物語”を前編、後編で手短に・・・
初日は母ちゃんに引率され入学式に行ったものの、すぐにおばあちゃん子病が発病。
川に逃げたり、山に逃げたり、学校から家に連絡があり欠席がばれました。
次の日から母ちゃんに手を引っ張られ、一クラスのだけの一年生の教室に放り込まれるのです。
大泣きが始まり。隣の同じ階の教室から先生やら他の学年の小学生が見学に集結です。
逃走を試みるのですが、私が逃げられないように、教室の前後のドアに見学者が立ちはだかります。
こわーい担任の先生に殴られ、逃げ場を失い、その捕り物劇はどのくらい続いたのでしょうか。
その日をどう過ごしたのかは記憶がありません。
こんな前代未聞の騒動の後、私は有名になり、いじめの対象です。
小さな寒村ですから、私のうわさはあっという間に広がります。
私の家があった集落から学校まで片道4キロ。集団登校で学校に行くのですが、途中でもいじめにあいます。泣きっ面にスズメバチ。
こんなに弱い子供を持った両親はどんな気持ちだったのか。
でも、こんなにかわいくない子供に転機が訪れます。