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in the 2021 NFL Draft, the NY Giants select....

<今週の能大マガジン vol. 6>

今週の能大マガジンのテーマは、、、

「2021 NFL Draft」

です。
アメリカの4大スポーツの一つ、アメリカンフットボールの最高峰、NFL。
その将来を担うヤングスターが誕生する。
そんな、ドキドキワクワクたまらんわ〜、なイベントの開催に先立ち、NFLの魅力、NFL Draft の魅力を楽しく紹介します。
関連映画『ドラフトデイ』もめちゃくちゃ面白いので、それだけでも観てみてください!

タイトルは、コミッショナーが指名選手を読み上げる際の定型文を私が好きな NY Giants に当てはめたものです。
私は、この文を見ると、または読むと、様々な(せいぜい5, 6年分ですが)ドラフトの出来事を思い出します。
他のチームのファンの皆さんも、この文からそれぞれのチームでドラフトの思い出が蘇ってくるのではないでしょうか?


NFLについて


まず、NFLについて説明します。
NFLは、アメリカのアメリカンフットボールの最高峰リーグのことで、
2つのカンファレンス、8つの地区、32のチームで構成されています。
レギュラーシーズンは、9月~1月上旬の17週(18週に変わります)
プレーオフは、1月~2月上旬
頂上決戦スーパーボウルは、2月上旬
という短期決戦で行われます。
そして、NFL Draft は、4月下旬〜5月上旬に行われ、
今年は、現地時間で4/29(木)~5/1(土)と3日間に渡り開催されます。
※ 初日の日時は、日本時間で、4/30(金) 9:00~ です


NFL Draft について


次に、NFL Draft について簡単に説明します。
NFL Draft は、NFLのニュースターが誕生する一大イベントで
ここからシーズンが始まります。
仕組みとしては、完全ウェーバー制が採用されており、
昨年の成績が悪いチームから1人ずつ選手を指名していきます。
そして、32チームすべて指名すると1巡指名が終了し1日目が終了します。
2日目・3日目で、これを7巡まで繰り返し、すべての日程が終了します。
簡単に説明するとこのような流れになっています。

しかし、簡単に終わらないのが、NFL Draft です。
各チーム10分間で指名しなければなりませんが、ここで他チームと交渉することもできるのです。
この交渉で、指名権や選手をトレードすることができ、
欲しい選手を取るために、ライバルチームに選手を取られないように、指名順位を上げることもできるのです。
もちろん、指名すること自体楽しみですが、このような交渉もドラフトの重要な要素だと考えています。
この駆け引きを最大限に面白く描いた『ドラフトデイ』という映画があります。
GM(人事のような仕事)が主人公の映画で、ブラピ主演の『マネーボール』などが好きな方は好きだと思います。
是非GWで観てみてください!
映画『ドラフト・デイ』予告篇

--- 追記
NFL、そしてNFL Draft の魅力が分かりやすく解説されているツイートを見つけました!
ぜひこちら見てみてください😉
https://twitter.com/soulofbal/status/1387395808182431745?s=21

ショータイム


これまでドラフトの仕組みを説明してきましたが、ショーとしての楽しさもあります。
NFL Draft では、ただドラフトをするだけではなく、これ自体ショーとして開催されるのです。
毎年1つのチームの本拠地で開催され、その年は街中が盛り上がりを見せます。
また、あるチームの本拠地で行われるということで、ライバルチームの指名時はブーイングの嵐になります。笑
その中でも私が面白いと思ったのが、Dallas で行われた 2018 NFL Draft です。
Dallas Cowboys の同地区ライバルであり、その年スーパーボウルを制覇した Philadelphia Eagles が Dallas で煽りに煽ります。
Dallas ファンのブーイングが鳴り止まない中、煽りに煽った後に Eagles は指名選手を発表するのです。
その指名選手は、、、”Dallas” Goedert だったのです笑
しかもその選手は、次の指名順の Dallas Cowboys が欲しがっていたTEというポジションの選手だったのです。
このような、ブーイングさえも楽しむ文化は良いなぁと思います。
英語が聞き取れなくても面白いと思うので見てみてください。
https://youtu.be/Yo8rhz04V5Y?t=134


最後に


NFLでは、ファンを楽しませる仕組みやビジネス的な要素が随所に仕組まれていて、さすがアメリカだなと思わされます。
ドラフト以外では、1年中コンテンツ豊かなNFL専用のサブスク動画配信やPodcast、スーパーボウルハーフタイムショー、そして、アメリカンフットボールそれ自体。
人を楽しませるにはどうすればいいのか、それをどのようにビジネスに繋げるのか、そのヒントがNFLの中にはあると考えています。
自らのアプリ開発という仕事において、これらを考え、実践し、結果を残せるような人材になっていきます。
私が好きなNFLの選手がフィーチャーされたNikeの広告を引用して締めようと思います。


“Don’t wait until you’ve won a ring to play like it.”

- Nike's "Just Do It" ad feat. Odell Beckham Jr.

* ring: スーパーボウルチャンピオンに贈呈される指輪
* Odell Beckham Jr. : NFLのスター選手

個人的な意訳:
”チャンピオンにならずとも、チャンピオン同等のスーパープレイはできるだろ。”
”立場に屈することなく、いつでも最高のパフォーマンスを見せてみろ。”

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