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ベトナムで日本人がしてしまいがちな迷惑行為・トラブル事例集 2025年版

ベトナムは近年、日本人観光客にとって人気の渡航先の一つとなっています。しかし、文化や習慣の違いから、日本人が意図せず迷惑行為をしてしまったり、トラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。

ここでは、ベトナムで日本人がしてしまいがちな迷惑行為やトラブル事例をまとめました。ベトナム旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてください。

1. 交通マナー

  • バイクの二人乗り: ベトナムではバイクが主要な交通手段ですが、二人乗りは違法です。特に旅行者は、タクシー代わりにバイクに乗せてもらうケースがありますが、これは非常に危険です。

  • 道路横断: ベトナムの道路は交通量が多く、信号のない場所も多いです。安易な気持ちで道路を横断すると、事故に遭う危険性があります。

  • クラクション: ベトナムでは、クラクションはコミュニケーション手段の一つですが、過度なクラクションは騒音トラブルの原因となります。

2. 宗教・文化

  • 寺院での服装: ベトナムの寺院は、神聖な場所です。露出の多い服装や派手な服装は避け、適切な服装で参拝しましょう。

  • 写真撮影: 寺院や仏像の中には、撮影禁止の場所もあります。事前に確認し、許可された場所でのみ撮影しましょう。

  • 公共の場での振る舞い: 公共の場では、大声で話したり、騒いだりすることは控えましょう。

3. 飲食

  • 食べ残し: ベトナムでは、料理を全て食べきることはマナー違反ではありませんが、過度な食べ残しは避けましょう。

  • 屋台での価格交渉: 屋台では、価格交渉が一般的ですが、無理な値引き交渉はトラブルの原因となります。

  • 生水: ベトナムの水道水は飲用には適していません。ミネラルウォーターを購入するか、浄水器を使用しましょう。

4. 買い物

  • 偽物: ベトナムでは、偽物ブランド品が多く流通しています。購入する際は、注意が必要です。

  • ぼったくり: 特に観光客が多いエリアでは、ぼったくり被害に遭うケースがあります。事前に相場を調べておくことが大切です。

  • 返品: ベトナムでは、基本的に返品はできません。購入前に商品の状態をよく確認しましょう。

5. その他

  • ポイ捨て: ベトナムでは、ポイ捨ては罰金の対象となります。

  • 麻薬: ベトナムでは、麻薬に関する規制が非常に厳しく、所持や使用は重罪に処せられます。

  • 盗撮行為や〇春: ベトナムでは、盗撮行為や〇春は違法とされています。

実際にあった事例(盗撮と〇春のもちかけ)

2022年には、飛行機内で日本人男性がベトナム人女性を盗撮した事件が発生しました。被害女性は、男性から謝罪を受けるまでの一連の出来事をFacebookに投稿し、その投稿は1万件以上シェアされるなど、ベトナム国内で大きな波紋を呼びました。

相手がベトナム人女性であれ、許可なく撮影する行為は犯罪です。

また、別の日本人男性がコンビニエンスストア内でベトナム人女性に〇春を持ちかけたとして、トラブルになる事件も発生しました。この事件はTikTokなどで拡散され、ベトナム国内で強い批判を浴びました。

これらの事件は、ベトナム人女性に対する性的嫌がらせや人権侵害として認識されており、ベトナム社会に大きな衝撃を与えました。ベトナム政府は、外国人観光客に対するマナー啓発を強化するとともに、違法行為に対しては厳しく対処する方針を示しています。

日本人旅行者は、ベトナムの文化や習慣を尊重し、良識ある行動をとることが求められています。

6. トラブル事例

  • パスポートの紛失: 旅行中にパスポートを紛失した場合、大使館に連絡し、再発行の手続きを行う必要があります。

  • 盗難: 旅行先では、盗難被害に遭う可能性があります。貴重品は肌身離さず持ち歩き、注意が必要です。

  • 交通事故: ベトナムの交通事情は日本と異なります。交通事故に遭った場合は、落ち着いて対応しましょう。

7. ハノイ・ホーチミンでの注意点

ハノイやホーチミンといった都市部では、特に以下の点に注意が必要です。

  • スリ: 人混みの中では、スリに注意しましょう。

  • タクシー: 白タクやぼったくりタクシーに注意し、信頼できるタクシー会社を利用しましょう。

  • 客引き: しつこい客引きには注意し、興味のない場合はきっぱりと断りましょう。

8. まとめ

ベトナム旅行を楽しむためには、現地の文化や習慣を理解し、尊重することが大切です。この記事で紹介した注意点やトラブル事例を参考に、安全で楽しい旅にしてください。


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