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2023年7月29日:未来情報「何を第一優先にするか?」
皆さんおはようございます。
全国的に猛暑が続いているかと思います。
熱中症にはお気をつけください!
この記事では、中小企業の経営者や個人事業主の方などに向けて「未来を感じる情報」という切り口でニュースをキュレーションしてお届けしております。
では今週も宜しくお願い致します!
こだわり牛肉のサブスクで年商800億円、米ButcherBox成功の理由
南米パラグアイからの移民であるマイク・サルゲーロが設立した、こだわりの牛肉がつまったボックスが届くサブスクリプションサービス「ButcherBox(ブッチャーボックス)」は、2015年にデビューして以来、売上高5億5000万ドル(約770億円)を誇る米国最大級のオンライン食肉販売業者に成長した。
ブッチャーボックスは、生産設備などへの投資を抑えて資産を軽くするアセットライトな経営戦略をとっている。ライバル企業とは対照的に、同社は家畜の飼育や食肉処理を行わず、豚肉の90%はPerdue(パーデュー)社傘下のNiman Ranch(ニマンランチ)から調達し、牛肉はCargill(カーギル)社が設立したオーストラリアの合弁会社から輸入している。そして、顧客が選んだ肉を毎月ドライアイスの箱に詰めて発送する。
サブスクで成功している事例ということで、マーケティングを得意としている企業のようです。
記事内にもあるように、ブッチャーボックスが顧客に支持される理由の一つが品質へのこだわりで、同社は事業の拡大よりもそれを維持することを優先しているとのこと。
第一優先にすることはなにか?を名確認することで企業としての方向性に歪みが生じないようになっている!?
例えば、2020年には豚肉の需要が急拡大し、既存の調達元のニマンランチからの供給だけでは足りなくなった。しかし、ブッチャーボックスは他社から品質が劣る豚肉を仕入れるのではなく、新規の顧客の受け入れを一時中止して、クオリティを維持したりしていたそうです。
今日本ではビッグモーターの事件が騒がれていますが、企業として何を第一優先にしていくか?これが歪みだすとある時大事件に繋がったりするんだろうなぁ。
YouTube激変で赤字転落「UUUM」 背景に「損したくない」Z世代の感情?
YouTuberのマネジメントを手掛けるUUUM(東京都港区)が過去最高の赤字を計上した。2023年5月期通期の売上高は230億円(前期比2.1%減)、営業損益は1億9000万円の赤字(前期は9億7100万円の黒字)、最終損益は10億5300万円の赤字(同4億4800万円の黒字)に転落。減収の要因の一つは、YouTubeショートの再生回数増に伴い、それらを除く長尺の動画の再生回数が当初の想定を下回ったことだ。
特にZ世代をはじめとした若年層は「欲求を満たしたくとも全ての欲求は満たせない」と理解しているからこそ、支出したコストに対して高い効用を求める。Z世代のいう「損」とは、従来の費用対効果に見合わない消費結果に加えて、他の消費機会を奪われたこと(機会損失)や、自分が一切関与していなくとも他人が得をしている状態も指す。
「こんなつまらないモノを消費しなければ、他に楽しいものが消費できたかもしれないのに」「皆はタダでもらっているのに、私は定価で買った」といったように、実際に損失が生まれていなくても、マイナスの感情を避けたいと考えており、損を回避することが消費を決定付ける大きな要因になっている。
SNSの話しもそうですが、Z世代の「損」をしたくない思考も話は興味深いですね。
「◯◯は安定した楽しみを消費できる」というのが一つのモノサシなのでしょうか。
そうなってくると、来てからのお楽しみ!よりも、来ると◯◯が待っている!というPRが重要になってきますよね。
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