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【DAY7-8】環境先進都市フライブルクのヴォーバン地区を歩き、豊かな暮らしってなんだろう?を考える

これまで基本的にサウナ施設を巡る旅を続けてきましたが、ここで一旦サウナはお休みして、フライブルクという環境先進都市に視察に行ってきました!

🇯🇵 羽田 出発前 いざ欧州サウナ旅へ
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「ミュンヘン」→「フライブルク」バスで5時間の旅


今回、ミュンヘンからフライブルクという街への移動は都市間バスを利用してみました!

時間にして約5時間ということですが、釧路と札幌のバスがそれくらいなので慣れたものです。(北海道基準バンザイ!)

2階建ての大きなバスに乗車します。

Wi-Fiやトイレも付いてます
今回選んだルートはコチラ!

Googleマップで調べていたときに、南ドイツでも景色の良さそうな、スイスの国境沿いあたりを走行するルートということで、きっと良い景色にも出会えるだろう!ということで2階の最前列の席をしっかり予約して乗車。

足元もかなりゆったりです!
最前列で正解!欲を言えば一番左が良かったw

途中、雨が降ったりもありましたが、最前列で良かったー!ノルウェーをドライブ旅していた時は絶景に出会っても写真取ったり、よそ見したりはできなかったのが、今回はゆっくり景色を楽しめる。

上の写真の湖の向こう側はスイスです。いつかスイスも行ってみたいなぁ〜と今回初めて思いました。


環境先進都市フライブルクについて


今回、ドイツに行くことが決まってから、どこか見に行くと面白い街はないかな探し始めてからフライブルクという都市のことを知りました。

フライブルク・イム・ブライスガウ(標準ドイツ語:Freiburg im Breisgau, アレマン語:Friburg im Brisgau)は、ドイツ連邦共和国南西部、バーデン=ヴュルテンベルク州の郡独立市である。単にフライブルクと呼ばれることも多い。
ドイツゴシック建築の傑作とされる大聖堂(13世紀建設開始-1513年完成)を擁し、美しい家並み、清潔な街区も魅力的な文化都市である。
環境保護で先進的な取り組みをしている都市であり、日本では「環境首都フライブルク」と紹介されることがある。大学都市でもあり、アルベルト・ルートヴィヒ大学フライブルク(フライブルク大学)や教育大学・音楽大学が所在し、学生や教職員などが多く居住している。また、外国人へのドイツ語教育機関であるゲーテ・インスティトゥートがある。
フライブルク市の現在の人口は約23万人

ウィキペディアより

フライブルクというのは市の名前で、そのフライブルクの駅から電車で20分くらいのところにヴォーバンという地区があります。

いろいろ調べているとこのヴォーバンでの取り組みが記事として紹介されていることも多かったので、今回はホテルもフライブルク駅周辺ではなくこのヴォーバン地区内にあるホテルにして、周辺散策をしてみました。

ヴォーバン(Vauban)について

2007年末には、ソーシャル・エコロジー住宅地、ヴォーバンが完成を迎えました。舞台は環境先進国といわれるドイツのなかでも、とりわけ先進的な都市フライブルク。すでに住宅地の計画策定作業の段階から、ドイツ国内はもとより、世界から大きな注目を集めています。

その理由は、「拡大住民参加」「学びながら進化する都市計画」「マイカーを極端に減らし、自転車と徒歩交通を推進するカーフリー構想」などの施策に加えて、「省エネ住宅(パッシブ・ソーラー住宅)」「コージェネと地域暖房によるエネルギーコンセプト」「公園と道路、家庭を結ぶ緑のコンセプト」など、各分野において持続可能な社会を構築するための新しい取り組みが住民主導で行われているからです。

ヴォーバン住宅地は軍用施設の跡地38haをフライブルク市が分譲し、開発した新興住宅地です。最終的にはここに5500人の住民が暮らし、600人分の職場が生み出されます。

ヴォーバンでは、上述の「エネルギーコンセプト」「省エネ住宅」「カーフリー」 などの対策を行ったため、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量が、特別な対策をしなかった場合に比べて、およそ6割削減されています。そのうえ、社会福祉的な結びつきも深く、通常の住宅地以上の豊かさ、エステーティーク(美観)、アイデンティティが実現されています。追加の投資コストなしで、化石エネルギー依存を減らし、同時により高い豊かさを実現する。ヴォーバン住宅地とは、まさに、一足先に辿りついた持続可能な低炭素社会へ先進事例といえるでしょう。

クラブヴォーバンより

街を散策


夕方に到着して、翌日も早朝からヴォーバン地区を散歩してみました。

約5000人が暮らしている住宅街のサイズ感を体感したかったので歩いてみましたが、なんとなく鶴居村の市街地と同じくらいじゃないかなぁ〜と!笑

ただこちらは集合住宅がほとんどで、高層の建物もありません。

ご覧の通り、基本的に緑いっぱい、鳥いっぱいという感じです。閑静な住宅街に鳥たちのさえずりが朝から響き渡ってました(笑)

天気も良かったこともプラスして、散歩しているだけでめちゃくちゃ気持ちいい時間でした。


結局、百聞は一見に如かず!


フライブルクという街は、そこまでアクセスがいい訳ではなかったので、今回の旅の行程に入れ込もうか迷いましたが、来てみてよかった!

やっぱり、何事も百聞は一見に如かず!ですね。

自分の住む鶴居村も、日本で最も美しい村連合に入っている通り、牧歌的な風景が広がり非常に住みやすく最高な村です。

今現在、村議会議員になってから1年が経過し、これからの鶴居村ってどういう方向に進んでいけばいいのかなぁ〜と日々考えるところですが、なんとな〜く進むべき方向性が見えてきた気がします。
※まだ完全に見えてはいませんw

でも、こうした注目されている都市に来て、見て、感じることは、鶴居村って最高だなって(笑)

今、自分が感じている最高だなぁ〜という状況を継続していくためにもこれからも学び続けます_φ(・_・


ヴォーバン地区を散策後に一言



フライブルクの街並みや取り組みがわかるツアー動画シリーズ

ちなみにこの動画シリーズ8本の中で④フライブルクの森林業について学びます!後編になんと「鶴居村」というフレーズが出てきます!

2010年に鶴居村で実施されて 森林・林業再生プラン実践事業の取組

森林・林業再生プラン実践事業の取組について

資料 https://www.rinya.maff.go.jp/j/kanbatu/kanbatu/hojyojigyou/attach/pdf/puranjisen-16.pdf

鶴居村の林業の取り組みが頑張っていて凄いという話は何度も聞いてはいましたが、こういう外のことを知ろうと勉強いているときに、内のことが出てくると、素晴らしい!!!と思ってしまいます。


鶴居村に戻ったら林道を散策する時間を作ろう〜っと!!


しっかり書籍も読み返そう!


フライブルクやヴォーバンについて自分が読んだ参考記事・サイトまとめ


クラブ・ヴォーバン 一般社団法人クラブヴォーバン

フライブルク在住の環境ジャーナリスト村上敦氏のサイト

『フライブルクのまちづくり−ソーシャル・エコロジー住宅地ヴォーバン』補足資料

1/5:ヴォーバン住宅地について、レジュメ ダウンロード
2/5:第2章「ヴォーバン住民の反応について—アンケート調査から分かること」 ダウンロード
3/5:第5章「住民参加の手法について」 ダウンロード
4/5:第5章「住宅地の社会福祉的な取り組み、雇用の創出について」ダウンロード
5/5:第5章「ヴォーバン住民の廃棄物処理、汚水処理について」ダウンロード

ヴォーバン地区を約15年前から訪れている早田宏徳氏の記事



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板宏哉@北海道鶴居村
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