
【DAY8-9】世界遺産!ヨーロッパ屈指のドイツの温泉保養地「バーデン・バーデン」で旅の疲れを癒やす!
フライブルク→フランクフルトへの移動は、出発前の予定では直行してそのまま帰国を考えていたんですが、ちょっと気になっていた「バーデン・バーデン」という街がちょうど道沿いということもわかり、旅の途中に立ち寄ることを決めました。
🇯🇵 羽田 出発前 いざ欧州サウナ旅へ
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バーデン・バーデンとは?
ドイツ語で、バーデン(Baden)という言葉は「入浴(する)」を意味しており、そこからバーデンという地名がついているのです!
しかもそれを2回繰り返して、「バーデン・バーデン」という地名ですから、入浴文化を知るのにもってこいでしょう!!
およそ2000年前に発見されたという温泉が湧く町。
シュヴァルツヴァルト(黒い森)の北側に位置し、周辺には森やブドウ畑の豊かな自然が広がります。
18〜19世紀には、ホテルやカジノが整備されて、ヨーロッパ中の王侯貴族や文化人がこの地を訪れました。
黒い森のハイキングやブドウ畑の散策を楽しんだ後、スパやエステで疲れを癒し、カジノやコンサートで優雅な時間を過ごすことができる、魅力満載の町です。
日本語公式サイト

↑
今回の旅で下調べをしている中で、そもそも日本語のサイトは1つも存在していなかったので、今まで存在していた事自体が素晴らしいと思ったんですが、今年いっぱいで閉鎖になるようです。
こういうお知らせを見ると、日本人が外に出ていかなくなっているのかなぁ〜とちょっぴり思ったりするのでした。
2021年に世界遺産に認定!
「ヨーロッパの大温泉保養都市群」として、2021年に世界文化遺産に登録されたのは、オーストリア、ベルギー、チェコ、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスの7カ国、11の温泉地。これらの都市の温泉地では、古くから知られていた温泉による治療や、建築や食文化、社交なども含めた温泉文化が1700~1930年代に栄えました。
その登録地の一つであるバーデン・バーデンでは、ローマ時代から使われてきた温泉に加えて、中世から20世紀初頭にかけて発展した歴史的な街並み、そして市街地から少し離れた展望地メルクール山やフレーマーズ山が含まれています。
カラカラテルメ (Caracalla Therme)は大人も子供も楽しめる!


屋内外の温泉プールをはじめ、流れるプール、打たせ湯、ジャグジーなど、7種類の特徴ある温泉施設が集まっている。
日曜日ということもあってか家族連れで賑わっている姿が多かった。こちらには追加料金でサウナエリアがあるので入ってみました。

10種類くらいのサウナがあり、↑の写真のように外エリアには薪ストーブを使ったサウナ小屋が2棟建っていました。
ですが、正直な話、テルメ・エルディングを体験しているだけに、まぁこんなものかなという感想になってしまいました。(非常に申し訳ない)
一応、プログラムとして、1時間に一回アウフグースが組まれていたので参加してみましたが、アウフギーサーというよりは、受付のおばさんがアウフグースを少し勉強してやってますという感じが否めない・・・
まぁ保養地として、メインはあくまで温泉(そうはいってもここは温水プール)であり、サウナエリアにはそこまで力を入りきれていないのかなぁ〜という印象でした。
フリードリヒスバート(Friedrichsbad) 歴史ある建築物の中を巡回して温浴を楽しむ!

レジャー感覚で楽しめるカラカラテルメに対し、フリードリヒスバートは療養や健康増進が中心のクア施設とのこと。営業開始は1877年というから歴史あり!
入浴はコース制で、温熱蒸気浴、水風呂、炭酸浴などの各種浴場を、番号を見ながら巡回して温浴を楽しみます。

テルマエスチームバス45℃がめちゃくちゃ良かった!
温泉の水蒸気をそのままミストサウナにしたようなもので、これがめちゃくちゃ良かったです!
写真は撮れないので公式サイトにあった以下の画像でイメージください。
※蒸気感が全然ありませんが奥にある赤いところが温泉ずっと吹き出して蒸気を発生させています。

日本にも温泉熱をそのままミストサウナにしているのがありますが、今までのよりも温まり具合が良かった。
※温泉の泉質とか?温度の問題?このあたりは熱い源泉を持っている温泉施設は是非導入してほしいと毎度思いますね。

最後の広間はにあるローマン・アイリッシュ浴場は、大理石の浴槽とアーチの天蓋がみごとな大浴場でした!
↑の公式サイトの写真は天井から撮っていますが、天井を見上げて背泳ぎする時間は最高!
これで今回の旅のラストサウナということで、旅の締めくくりとしては悪くない体験でした。
世界で最も美しいカジノもあります!
中心を流れるオース川に沿って広がるバーデン・バーデンの市街地に、「クアハウス(日本語で直訳すると温泉会館)」と呼ばれる建物があります。1823年に完成された由緒正しき荘厳な建造物で、コンサートホールやレストランとともに、世界で最も美しいカジノの1つと称賛される「カジノ・バーデン・バーデン」が入っています。
カジノは古くから多くの著名人に利用されており、文豪ドストエフスキーはここでの体験を元に名作『賭博者』を書きあげた。
今回は時間とお金の都合上、カジノ体験とは行きませんでしたが、いつかまた来たときにはカジノも体験したいものです。
バーデン・バーデンで今回のサウナ旅のラストサウナを終えて一言
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