制作日記No.227〈最終学歴は自動車学校〉
2022年4月27日(水)
お疲れ様です。いたがきブログです。
乃木坂46メンバーの卒業後をテーマに、僕の妄想を短篇小説集にしようと企んでいます。
タイトルは短篇小説集『振り向けば青春 ~あの後の彼女たち~』です!
(略して #短篇小説集ふりはる )
現在、松村沙友理篇と西野七瀬篇を制作中です。
今日も今日とて合宿免許に行ってきたお話です。パート3ですね。
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▼正真正銘の免許合宿
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合宿免許期間中の僕は、今まで経験したことのない状態になっていました。
「車に乗りたいと思ってない」、「運転適性がない」、「不器用」の三拍子が揃っていながらも、自分を変えたいという思いと初日のクソ教官への復讐心でメラメラに滾っていました。
朝5:30に起きて、6:30に宿舎を出発。
教習の空き時間は学科試験対策のスマホでできる○×クイズと実技教習に向けたイメトレ。
宿舎に帰る頃にはすっかり日が暮れて、飯食って風呂入ったらもう夜。
そこから今日の実技教習で言われたことをノートに書き出して復習。現役教官がやっているYou Tubeチャンネルの動画を見て視覚イメージをふくらませ、部屋の椅子を運転席に見立ててイメトレ。
1時頃に気絶するように寝て、また5:30に起床という日々の繰り返し。運転中に足がつらないように、起床後と就寝前は欠かさずストレッチをしました。
正真正銘の免許を取るための合宿でした。ここでサボって試験に落ちたら絶対後悔する。すべては予定通りに卒業するためです。
しかしこれだけやっても全然できるようにならないのがマニュアルの運転です。もしあなたが合宿免許でマニュアルを取ろうとしているなら、悪いことは言わないからオートマに変えなさい。
よほどのセンスが有るか、僕のようにすべてを懸ける勢いで滾らない限り予定通りに卒業は不可能です。友達と思い出を共有してついでに免許も取りたいと考えているなら、絶対オートマにしときや!
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▼自分との戦い
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どれだけ復習しても、運転席に座ると頭が真っ白になる。せめて昨日と同じミスはするまいと注意していたら、一昨日できなくて昨日できるようにしたはずのことがまたできなくなる。つらすぎる。
二日に一度のペースで宿舎に帰ってから泣きました。呼吸できなくなるくらい泣きました。
他の人達は遊びついででやっているのに、これだけを必死でやってる僕がなんでこんなにできないんだ。街ではみんな当たり前に車に乗っている。みんなが当たり前にやっていることが僕にはできない。それがとにかくみじめでした。
それでもひと通り泣いて落ち着いたら、洗面台の鏡に向かって、「今の僕にできるのは、ひたむきに頑張ることだけだよね。最後までやらなきゃ」と言い聞かせました。
(#ガチです)
「自分の敵は自分」なんて言いますけど、なかなかそう強くは生きられないじゃないですか。でもこの時ばかりはいろんなものが重なって、環境が僕を燃やしてくれました。
そんなこんなで修了検定と卒業検定をほんとうにギリギリのところでクリアして、僕の燃え盛る旅は日程通りの卒業という形で一旦幕を閉じました。入学から卒業までこんなに必死に学んだ経験はありません。これはもう僕の最終学歴と言っていいと思います。履歴書に書いてやる。
しかし、これで終わりではありません。
免許取得の最後の関門、地元の免許センターでの学科試験が残っているのです。
(つづく)
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どれだけできなくても一生懸命がんばって最後までやり遂げる。そうすれば僕は僕を好きになれる気がしてたんだ。努力の先にきっといいことが待っているって、そう信じてたのさ。世界は残酷なのにね。
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では、また後ほどお会いしましょう。
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