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乃木坂46の楽曲を一日一曲語る。87日目『隙間』(α)
_______【この記事の構成】_______
▼今日のこばなし
本題の伏線になる時とならない時がある雑談
▼『○○』の基本データ
作編曲、歌唱メンバー、MV等の情報
▼『○○』を語る
愛と飛躍に溢れた考察
▼おわりに
総括とキメ台詞
▼
▼今日のこばなし
「ギフトのあけ方⑤」
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前田裕二と7人のゲストによる対談を書籍化した『ギフトのあけ方』について語る五日目。
「前田裕二×中田敦彦」の対談の中で、筆者が特にビビッときた箇所をピックアップしてご紹介。(1日に1トピックずつ)
・狂気を狂気で削る
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「コアスタートしたものを高速で市場にぶつけて、リアクションを見て丸くしていく作業が必要」と述べた中田。(昨日の記事を参照されたし)
さらに中田は、コアについて「狂気」という言葉を用いて掘り下げる。
正直「狂う」というといい意味に感じられないけれど、そもそも人のコアっていびつだし、醜いし「臭み」があるものなんですよ。
僕は市場スタートでそこに2~3割コアを入れるという考え方ではなくて、10割の臭みから削りに削って「2~3割まで削りました」という大吟醸みたいなイメージです。いわば、「悪霊に取り憑かれてしまってそのことしか考えられない。家族にも恋人にも社会にも迷惑がかかるかもしれなくても追求したい」くらいの状態。その状態が「悪霊」で、それが成功したら「夢」になると思っています。
でもその悪霊は超臭みがあって、最初は誰の役にも立たないので、狂気(コア)を狂気(市場)で削るために2回狂気が必要になるんです。
- 出典:前田裕二『ギフトのあけ方』(制作協力:SHOWROOM株式会社、箕輪編集室/令和元年)
自分、あっちゃんの「狂気」とか「臭み」とか「悪霊」っていう表現が好きなんすよ。
明日は「前田裕二×中田敦彦」完結編。
議論は、芯を食ったコアの作り方へと深まっていく。
▼『隙間』の基本データ
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▼収録 / 発売日
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13thシングル『今、話したい誰かがいる』通常盤、ここさけ盤 / 2015年10月28日
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▼作詞 / 作曲 / 編曲
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秋元康 / Akira Sunset、Carlos K.
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▼歌唱メンバー
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伊藤万理華、井上小百合、斉藤優里、桜井玲香、中田花奈、西野七瀬、若月佑美
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▼センター
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西野七瀬
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▼MV(ミュージックビデオ)
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この曲のMVは制作されていない。
▼『隙間』を語る
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【メモ書き】
・実写映画『時をかける少女』
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都会の灯りって一斉に点くんだね
時間どおりがなぜか息苦しくなる
徐々に夜になれば 心も慣れて来るのに
今日の終わり方 準備できやしないよ
- 出典:『隙間』/ 作詞:秋元康 作曲:Akira Sunset、Carlos K.
この曲を聞くと、『時をかける少女』(1983年公開)のクライマックスで、未来人の深町一夫が未来へ帰る直前にヒロインの芳山和子に言ったセリフを思い出す。
「時間は過ぎていくモノじゃない。やって来るモノなんだ。」
-by深町一夫
・ソーシャル・ディスタンス
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・コロナちゃんによって距離ができて初めて、「人のあたたかみって大事だったんだな」って実感したよね。
→隙間をあけると見えてくるものがある。
▼おわりに
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完成版をお待ち下さい。
では、また明日 stay tuned!
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