乃木坂46の楽曲を一日一曲語る。48日目『ダンケシェーン』
_______【この記事の構成】_______
▼今日のこばなし
本題の伏線になる時とならない時がある雑談
▼『○○』の基本データ
作編曲、歌唱メンバー、MV等の情報
▼『○○』を語る
愛と飛躍に溢れた考察
▼おわりに
総括とキメ台詞
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▼今日のこばなし
「たぶんいいとこドイツ」
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昔から、なんとなくドイツが好きだ。
これといった関わりがあるわけでもないのに、ドイツに対して良いイメージを持っている。
なんでだろう?
ドイツ人の価値観と日本人の価値観が合っているからなのか。
あるいは、敗戦国同士の見えない友情なのだろうか。
ぶっちゃけよくわからん。
みなさんにとってドイツはどんなイメージっすか?
▼『ダンケシェーン』の基本データ
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▼収録 / 発売日
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8thシングル『気づいたら片想い』通常盤 / 2014年4月2日
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▼作詞 / 作曲 / 編曲
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秋元康 / Akira Sunset、C#
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▼歌唱メンバー
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1期生:生田絵梨花、生駒里奈、桜井玲香、西野七瀬、深川麻衣、松村沙友理、若月佑美
2期生:堀未央奈
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▼センター
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生田絵梨花
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▼合いの手動画
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メンバーが自主制作した合いの手(コール)動画が公式にアップされている。
実際の歌唱メンバーがヲタファッションに身を包み、楽しそうにふざけている感じが見ていて面白い。
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▼MV(ミュージックビデオ)
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この曲のMVは制作されていない。
▼『ダンケシェーン』を語る
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・ひとことで言えば
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なんだか要素てんこ盛りな曲だが、ひとことで言えば失恋ソングである。
とはいえ、『ダンケシェーン』の語るところはそこじゃない感がすごい。
この曲の特筆すべきは以下の2つであろう↓
・「ダンケシェーン」
・コール
この2点について見ていこう。
・「ダンケシェーン」
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「ダンケシェーン」とは、ドイツ語で「ありがとう」という意味だ。
しかしなぜ、失恋ソング×ドイツ語のありがとうという組み合わせの曲ができたのだろうか。
理由は大きく分けて2つあるように思われる。
①センターが生田絵梨花
生田絵梨花がドイツ出身なのは有名な話だ。
この曲はそんないくちゃんへの当て書きという側面もある。
余談だが、いくちゃんって経歴もすごいけど、バラエティ番組で「ドイツ出身」を出すタイミングも天才的だよね。
②ドイツの勤勉と戦争のイメージ
島国育ちのわれわれ日本人は、それぞれの国や言語に対してある程度共通するイメージを持っているように思う。
例えばフランスは優美で、イタリアやスペインなどのラテン系は情熱的といった感じだ。
そして、ドイツには質実剛健で勤勉なイメージがないだろうか。
『ダンケシェーン』はこのイメージを利用しているように思う。
離れていく「あなた」に対して「私」は決して恨みつらみをぶつけることはせず、
出会い別れることを運命として受け入れ、何度も「ありがとう」の言葉をかけるのである。
すべては運命で決まっていると受け入れる「私」の姿は、
自分ではどうすることも出来ないという深い悲しみと、それでも前を向いて「あなた」を見送る覚悟を感じさせる。
戦時中、軍に召集された彼との別れを思わせるシチュエーションなのだ。
・コール
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乃木坂46楽曲の中でも一二を争うコールが人気の曲だと思う。
2014年11月1日にNHKBSプレミアムで放送された『乃木坂46SHOW!』で『ダンケシェーン』が披露された際、歌唱メンバー以外にも「合いの手メンバー」としてほぼ全メンバーが参加した。
これが『ダンケシェーン』を初めて見た視聴者の間で反響を呼んだこともあって、放送直後「#ダンケシェーン」がトレンド一位にのぼったらしい。
コチラがそのコール↓
特に最後の、
若月)「やっぱ乃木坂だな!」
全員)「だな!」
は、一度ライブ会場で体験してみたかったものだ。(※若月はもう卒業してしまった)
▼おわりに
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ちなみに「ダンケシェーン」は丁寧な言い方で、もっとカジュアルに「ありがとう」と言いたい時は「ダンケ」で事足りる。
あわせて覚えておきたいのは、「どうぞ」という意味の「ビッテシェーン」。
こちらもカジュアルに言う時は「ビッテ」となる。
では、また明日 stay tuned!