制作日記No.226〈合宿免許の初日〉
2022年4月26日(火)
お疲れ様です。いたがきブログです。
乃木坂46メンバーの卒業後をテーマに、僕の妄想を短篇小説集にしようと企んでいます。
タイトルは短篇小説集『振り向けば青春 ~あの後の彼女たち~』です!
(略して #短篇小説集ふりはる )
現在、松村沙友理篇と西野七瀬篇を制作中です。
さて本日はこちらの日記の続きでございます。張り切っていきましょう!
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▼僕の復讐
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合宿免許初日から運転教習がありました。まあたぶん最初からうまくいくことはないだろうなとは思っていましたが、予想以上にマジで全然できませんでした。
何ができなかったの?と聞かれれば、何もできませんでした。そもそも車に乗った経験があまりなくて、イメージがない状態でいきなり運転席に座りました。必死で教官の指示通りにやりましたが、反対車線に侵入するわ、曲がりきれないで脱輪するわ、補助ブレーキ(助手席についてる教官が操作するブレーキ)踏まれまくりでした。
どうやら初日からスパルタな教官にぶち当たったらしく、淡々とできないことを指摘されるだけで何の解決策も見いだせないままミスを繰り返す時間が続きました。
人見知り、山形という慣れない環境、初めての運転でギリギリの緊張状態のなか冷徹にミスを指摘され続けて、教官への憎しみと涙をぐっとこらえてる状態でした。
そんななか教官に言われたあるひとことが体を駆け巡りました。
「みんなと同じことやろうよ」
この言葉を言われたとき、体が強烈な拒否反応を示したのを感じました。車を運転する上で周りと同じことをするのは当然です。誰かが勝手なことをすれば事故につながる。頭ではそう理解できても、この言葉が嫌でした。
自分は車の運転に向いていないとハッキリわかりました。免許を取ってもたぶん乗らないなと思いました。でもそんなことより、この教官に僕が“できないやつ”として扱われていることが悔しくてたまりませんでした。
こいつ殺してやる。僕は予定通り卒業してやる。それが僕のこのクソ教官への復讐だ!
僕はマニュアルの免許を取ろうとしていたのですが、その教官に「途中でオートマにしてもいいからね」と言われました。
うるせえ!ぜってぇマニュアルで受かってやるよクソッタレ!
(#まあ冷静に考えれば優しさで言ってくれてたんですけどね笑)
とまあ初日にして、運転免許なんてどうでも良いけど僕はこの困難に打ち克ってやる、成し遂げて帰ってやるというテンションになりました。いま思えば初日にあのクソ教官にあたってラッキーでした。
(つづく)
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険しい山を登りきった先には、きっと絶景が待っているはずだ。このときの僕はそう信じていたんだ。
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では、また後ほどお会いしましょう。
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