人口800人の村で暮らす魅力と挑戦とは?(岐阜県関市板取)
こんにちは!ITADORI SAUNAのオーナーであり、株式会社asobiba代表取締役のサウナガンジーこと三島陽です。
岐阜県関市で営業しているITADORI SAUNAは、大自然の中でのアウトドアサウナを提供し、訪れる皆様に非日常の空間と癒しの時間をお届けしています。2022年の開業からわずか2年4ヶ月で累計来場者数は1.8万人を超え、多くの方にご愛顧いただいています。
そんなITADORI SAUNAの魅力を語る上で欠かせないのが、この地「板取」の大自然。
私自身、この板取に暮らしながら、サウナと共に日々を送っています。今回は、この「人口800人の村」での暮らしについて、そのリアルな一面をお話ししたいと思います。
人口800人の村、板取
板取は岐阜県関市に位置する、まさに大自然の中にある小さな村です。人口はわずか800人ほどで、都会では考えられない静けさが日常となっています。夜になると街灯も少なく、満点の星空が広がります。
村全体の規模が小さいため、集落ごとにさらに小さなコミュニティが形成されています。一方で、私が暮らす家は隣の家まで1km以上離れている「ポツンと一軒家」。自然と完全に一体となった生活を送っています。
田舎暮らしの不便
田舎暮らしには、不便も少なくありません。しかし、その中で気づいたことや変化した価値観も多くあります。
買い物のハードル
村にはコンビニやスーパーがなく、小さな商店があるだけ。日々の買い物は、車で40分以上かかる市街地まで足を運ぶ必要があります。我が家から最寄りのコンビニまででも車で30分。
気軽に買い物に行くことができないため、結果として無駄遣いが減り、必要なものだけを購入する習慣が身につきました。
交通の制限
公共交通機関の便が限られており、車が必須です。特に冬場の雪道は移動が大変で、駅前の居酒屋で飲み、電車で帰るような都会の当たり前の楽しみ方も難しいです。
その代わり、家族や自分の時間をより大切にするようになりました。何もないからこそ、大切なことに集中できる。それがこの暮らしの豊かさです。
情報のギャップ
都会に比べて流行や最新の情報が届くのが遅いこともあります。サウナ視察などでたまに東京に行くと、ブランドショップに行列ができていたり、毎週のようにどこかしらでイベントが開催されている様子に驚くことも。
しかし、情報の少なさは、他人と比べることなく「自分のペース」で生きる助けとなり、ストレスの少ない日々をもたらしてくれます。
田舎暮らしのメリット
不便を上回る田舎暮らしの魅力が、この板取には溢れています。
自然との一体感
四季折々の風景、川のせせらぎ、木々のざわめき、鳥のさえずりが日常の一部となっています。人よりも動物や虫が多い環境で、自然と向き合う生活が心を癒します。そして夜に広がる星空は、何度見ても飽きません。
そんな自然に囲まれた毎日はストレスを感じさせなく、感謝が溢れる毎日です。
心の豊かさ
都会の喧騒を離れ、緑に囲まれた静かな環境で過ごすことで、心の余裕が生まれます。聞こえてくる音は風や川、鳥や鹿の鳴き声だけ。
この静けさが、サウナの空間とも相性抜群で、訪れるお客様からも「板取の空気に癒された」とのお声を多くいただきます。
季節の食べ物
春はヨモギやタケノコなどの山菜、夏には鮎やアマゴの川魚、秋は栗や里芋、冬には鹿や猪などのジビエ料理。
この地ならではの自然の幸を身近に感じながら楽しむことができます。
板取で暮らすという選択
板取での暮らしは便利さからは程遠いですが、それ以上に得られる豊かさがあります。この土地での経験や気づきは、私、サウナガンジーの生き方や価値観、ITADORI SAUNAの運営に大きな影響を与えています。
もしITADORI SAUNAにお越しいただいた際は、この板取の大自然をぜひ肌で感じてみてください。都会では味わえない非日常の特別なひとときをお届けします。
今週はITADORI SAUNAへ行こう
ITADORI SAUNAは、オーナーのサウナガンジー三島陽が子供の頃から育ってきた板取村(現岐阜県関市板取)の遊び場。その後テントサウナと出会い、これこそが板取川に相性抜群の遊びだと気が付き、OPENした岐阜県のテントサウナフィールドです。
ここでしかできない最高のととのいをこの地で堪能してください。
予約はこちらから▽