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音楽へ、ありがとう! 頂から頂いた愛に、握手と大きなハグ

お久しぶりです、伊織です。
頂 THE FINALが完結して3ヶ月。

この文章を書く時間が、
大切な仲間のことを想ったり、
尊敬するかっこいい大人たちにもう一度憧れたり、
ここ2.3年でどれだけ周りに恵まれたのかを振り返ったりする、
とてもよい時間になりました。

ケイちゃん、素敵なバトンを渡してくれてありがとう!

私と頂との出会いは2年前

イブキに、頂が復活するからよかったら一緒にやろう!的なことを言われて、スケジュールを空けてたんですが、それからなんにも会話はなく、

いよいよ日も迫ってきて電話すると、
あ、いける!?一週間とかいけちゃう!?と言われ!
当時大学も休んでボンヤリしてた私は火曜日に吉田公園インしました。(ボラミがあったことさえも知らなかった)

行きの車はキャンドル大将オヤマッチのノンストップトークに、
つかちゃんマンのノソノソした相槌で3時間。
音楽なんて一曲も流れなかった笑

ときどきりゅうちゃんが投げてくれるおだやかな会話のボールが、さすがの優しさでした。

でもこの車内でさえ、頂チームバイブスの縮図みたいなもので、
いざ吉田公園に入ると、はじめましての人もどんどん巻き込んでいく楽しさと、誰も置いてけぼりにせずにあたたかく包んでくれる雰囲気がすごく居心地良かったです。

作業の疲労感とみんなが放っている愛のパワーが気持ちのよい毎日だったなあ。

頂本番の最初に見た景色、鮮明におぼえています。

お昼近い時間帯、はじめてステージの立つ芝生に出ていくと、ちびっこが元気に走り回っていて、シャボン玉が風に吹かれていて、ワンちゃんも芝生にゴロンとなっていて。

たしか演奏していたのはネバヤンだったかな?
大人数が集まる音楽フェスで、こんなやわらかな光景が広がるものなのかとびっくり。

みんながひとつの大きな平和のなかにいるように感じました。




この、子どもから大人までが安心のなかで心から音楽を楽しめる空間をつくるために、どれだけの仕組みづくりと準備と配慮がなされているのか。

子どもに平和を見せれる大人はかっこいい!

そして実は私、昔に渋さしらズをYouTubeで見てからずっとずっと、あの異常現象を目撃したい!と思っていて、それが叶ったのが2年前の頂でした。

あの場にいる全員が渋さ知らズに取り込まれていて、
熱狂に公園が揺れていた笑



こんなの最高すぎる!とフラフラになりながら幸せに浸っていたのをよくおぼえています。

画だけ見ればやりたい放題、
なんでもござれのどんちゃん騒ぎなのだけれど、
ひとりひとりから放たれる音は、ぴったりおんなじ方向を向いている。

混沌の中の秩序とはこういうことを言うのかと。

そんな感動を知って、迎えた今年。

私が居た入場ゲートチームも、
最後には渋さのステージにみんなで走りました。

玄海灘渡部の舵取るままに大合唱、踊りまくりの汗まみれのところに一本流れてきたのが、
「ひこーき」の綺麗すぎるメロディーでした。

思わず思い出してしまった、開催中止の去年、渋さしらズの"打ち上げ"ステージのこと。

砂利の上に平台、無骨な運動会テント
曇天の空になびくスズキコージの絵幕。

そのなかでサウンドチェックとして放たれた、
一瞬だけの「ひこーき」の旋律。
私は去年、このやさしい音を聴いて、ボロボロ涙が出てきてしまったんです。

そこには、今まで積み上げ積み上げしてきたものを、無に戻していかなければいけない渦中に居た仲間へのねぎらいと、感謝と、不破大楽団の、やれるだけやってやるぜという気概がたしかにありました。

あの時、自分が立つ地面と同じ高さで、
直置きした持ち込み機材のアンプから聴こえてきたひこーきが、
今このFINALでは、見上げるでっかい真っ白なステージから、立派な音響システムを通して数千人のうえに響いてた。

狂乱部隊の大行進が絶頂まで達したのちに、
まるで雫が完全な左右対称で生み出され、そして落ちるような、
奇跡みたいな美しさを見せてくる。

それを当然の顔して、完璧にやってのけてしまうのが渋さしらズなんです。

芸術は魂の発露

やっぱり渋さしらズオーケストラは、私が宇宙で1番好きな宇宙でした。


実は中学、高校と音楽の部活に所属し、
大学でも音楽サークルに入ったものの周りとあまり親しくなれず、

孤独に音楽を消費してきた私にとって、
自分の大好きな音楽を体いっぱいに浴びて、一緒に踊れる仲間がいること、
本当に嬉しかったです。

台風で開催中止となった2023年。
正直立ち上がりを不安に思う気持ちもありました。

ボス、あの場所を守ってくれて、ありがとう。

普段暮らす東京に居ても、
頂をきっかけに出会えた友達と音楽の場所で遊べること、とてもありがたく思います。
この仲間が必要なんだと思うときがとても多いです。
みんないつもありがとう!

同世代もかっこいい人、素敵な人ばかりで
私もふにゃふにゃしておられん!と思います笑

そして頂を経てすごいなと思ったことは、
みんなまじで頂と、頂のチームが大好きなんだということ。
そしてボスととても近い距離にいること。

私も今はこんなにみんなに頭を撫でてもらって笑、いますが、ジョインしたのは2年前。

それでいてこんなにあたたかく迎え入れてもらって、家族のように感じています。



ボスも、顔を合わせるたびに声をかけてくれたり、頂のこと以外でも最近どう?なんて話をしてくれたり。

最初は、イブキの友達だからこんな気にかけてくれるのかな?と思ってましたが、
そうじゃなくて、これは頂に関わる全員が感じてることだと思うんです。
みんな、ボスとの心の距離をとても近く感じている。そして大好き!

一万人以上を集めるフェスの頭であるプロデューサーと、
それを支えるたくさんのひとりひとりがこれだけ強く繋がりを感じられているって、
本当あり得ないというか、ものすごいことだと思います。

真ん中にいる人が愛に溢れた人だと、
まわりの人間も、そしてそこからつくりだされるものも、愛あるものになるんですね。


ボランティアスタッフ打ち上げの集合写真

そろそろみんなに会いたくなってきたなー

近くの皆さん、遊びましょう。
各地村々に散らばる方々、絶対のタイミングにまた必ず会いましょう。

これからもこのご縁の先で、
よいenergy flowがめぐりますように。

LOVE, PEACE, and RESPECT.

伊織

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