「右手」の研究と考察(再掲)
こんにちは!The.Itackworks棚林です。
昨日、会社の音楽部の練習で久しぶりにスタジオに入り、バンドで合わせるということをした。
筆者は幸運なことに、就職して社会人になった今なおThe.Itackworksメンバー含めいろんな仲間と音楽活動の真似事をさせて頂く機会があるが、じかに顔を合わせてスタジオで生の音を出して合わせるという事をする機会がめっきり減ってしまっていた。
だから、先日のスタジオ練はとても楽しかったし、久しぶりの感覚にとても高揚した。やっぱり生音はいいね。
空気が震える感じ。在宅じゃ味わえない。
The.Itackworksのひとがそんなこと言っていいんかって感じだけど。(笑)スタジオにはスタジオの良さがあって、リモートで作り上げる音楽にもそれぞれ良さがあるとは思う。どちらも否定しない。
そんな感じで、久しぶりのスタジオ練習を終えた後、メンバーの方々と飲みに行ったのだが、そこで私は久々の居酒屋呑みにテンションあがってしまい、超久々に「泥酔状態」になった。
自分の意志で呼吸が出来ない感じ。まじでとても懐かしい苦しさであった。(笑)
ただ、僕が酔いつぶれて道路で立てなくなってた時に、街ゆく酔っ払いたちが「こんあ光景がまた見れてうれしいよ」って声かけてくれたし、バンドメンバーの方々は介抱してくれて、迷惑をかけた立場で大きな声で言えないが、本当に自分は良い街・良い人に恵まれているなと思う。
とはいえお酒に呑まれたのは反省しています。本当は酔いつぶれたりとか弱い部分人に見せたくないのにな。
というわけでそんな出来事から1日たった今現在だが、普通酔いで体と頭がだるすぎでもうこれ以上文章が書けないので、今日のコラムは、過去に僕らがはてなブログでコラム書いていた時の記事の再掲にしようと思います。
前回のコラムで、Bluetoothイヤホンの紹介をするといってましたが、すみません。Bluetoothイヤホン紹介は次回にさせてください。
それでは、今回ははてなブログにコラムを投稿していた時に、ピッキングについて書かせていただいた『「右手」の研究と考察』を再掲します。
なぜこれを再掲するかというと、ぶっちゃけ筆者が普段一番頭を悩ませている事だからだ。近いうちに、過去の自分からどのくらい成長したのかみたいな「右手」の研究と考察~第2弾~とかやりたいっすね。
記事の中で、当時の僕がギター弾いてみた動画差し込んだりしてるけど、やっぱ僕ギターヘタクソっすね。もっとかっこよくスムーズにインテリジェンスに弾けるように精進します。
それではいこう。以下、過去記事『「右手」の研究と考察』です。↓↓↓
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『「右手」の研究と考察』
2020/5/25 はてなブログ投稿
こんにちは!the.Itackworks棚林です!
今回のテーマは「右手」。
つまりギターにおけるピッキングに関しての話です!
ギター・ベースを弾かない人には「なんのこっちゃ」と思う話であることは申し訳ないが、この内容に関してはブログとか関係なくいつか文章化しておきたいと思っていた内容なので、良い機会なのでここで書き残しておきたいと思います!
これまでのコラムのように、読者に何かを伝えるという意味合いというより、今後自分が読み返したときに、過去の自分が日頃どんなことを意識していたか思い出すという自分用の備忘録的な意味で書いていきたいと思う。
今回は面白いとか読者を引き込むとか全然考えてないテーマなので悪しからず。
限られた人しか伝わらないけど、先日の同期会で出た「手タレ」の話とは全く関係はないです。(笑)
それではいこう。
右手に関する苦悩
はっきり言うと、筆者はピッキングが苦手である。
ギターを弾くうえで、弦をおさえる左手とピックを持つ右手のシンクロ率を高めるというのが課題となると思うが、筆者はどちらかというと右手より左手の弦をおさえる側の動きの方が得意なので、左手に右手がついてこないという悩みが常にあった。
その為、バンドをやっていた学生時代は、レガート的な最低限右手を使わないような動かし方をしてごまかしてきたが、筆者が好むメタルコア等々のジャンルは刻みやダウンピッキング等、左手での誤魔化しが効かないような奏法をする場合が多く、それらもまた筆者を悩ませた。
ピッキングフォームを変えたいとずっと思っていたのである。
しかし、ピッキングフォームを変えるというのは、一時的にギターが全然弾けなくなる可能性を含んでいるし、ダメだった時に元の弾き方に戻せないような不安があり、学生時代はそのままのフォームで弾けるように試行錯誤する道をえらんできた。
そんな筆者だが、社会人になりバンド活動をする機会が減ったことを機会に、ピッキングフォームを変えることを決意したのであった。
今回はその試行錯誤を書いていきたいと思う。
そんな感じなので、これはあくまでも筆者の研究と考察で、すべて正しいとは限らない。
悪しからず。
筆者のこれまでのピッキングフォーム遍歴
在学中ピッキングフォーム
簡単に書くと
・支点は1弦側のボディに当てた指(中・薬・小)
・回転の中心は6弦上あたりに右手付け根の脈あたりを当ててがっちり
・弦1本1本に当てる意識で真のあるはっきりとした音を意識していた
・肘で弾くのは絶対ダメだと思っていたので、出来る限り手首の回転を利用。
・激しく動いても、ずれないように1弦側ボディとブリッジ部分で結構しっかりと固定。
これまでの筆者の意識
ピッキングの際に力を入れる可動部分は、3点で
・肘
・手首
・指先
で、理想的なピッキングはこれらの可動部分をバランス良く使う事だと考えているのだが、筆者は指先でこちょこちょこねくり回す動きが出来ないので、肘・手首の動きの力に分配を意識しており、大学在学中は手首の回転運動がメインで、肘を補助的なイメージでピッキングすることを意識していた。
1,2,3弦あたりの高音弦のピロピロするのはこのフォームだとやりやすかったように思う。
しかし、逆にこのフォームには結構致命的な欠点があった。以下にこのフォームのメリット、デメリットをまとめた。
<メリット>
①高音弦のピロピロは楽。
②1弦側ボディとブリッジ部分と手刀部分でしっかりと固定しているので、動いてもズレにくい。
③トレモロ奏法的なリズムを意識しない速いオルタネイトピッキングは割と楽にできる。
<デメリット>
①しっかり固定しているがゆえに、手首の可動域が狭まる。
→弦飛びフレーズやアルペジオが難しい
②1弦側に支点を置いているので、低音弦でのこねくりフレーズが大変。
③ブリッジミュートしながらの速いピッキングが出来ない
④リズム感を意識し、複数弦を使用した速弾きの類が出来ない
考えればまだまだあるが、出来ないことの方が多いピッキングフォームであった。
この問題を解決するためにどうすればよいか筆者は考えた。
お手本たちの集まる場所
在学中は自分よりもギターがうまい人が身の回りにたくさんいたので、それを見て自分のフォームを見直すことが多かったが、就職し、身近にそのような人との関わりが減ってしまったことで、何を参考にすればよいか筆者は諦めかけていた。
しかし、そんなとき、筆者はギターがすごく上手い人がたくさんいる場所を見つけてしまったのだった。
それはTwitterである!
Twitterギター界隈にはギターがうまいくてキモい人がめちゃめちゃいる。
(誹謗中傷とか言われると困るので断っておくが、ギター弾く人にとってキモいは誉め言葉である。)
そんなtwitterでうまい人の動画を漁りまくった結果、Twitterにいる人で自分のように1弦側に指を添えている人はほとんどいないことに気づいた。
フォームの改善
Twitterを参考にした研究(笑)を経て、自分の弾きたいようなジャンルでの「刻み」や「速弾き」を見据えたピッキングフォームはどのようなものか考えた。
以下はその一部である。
<改善ポイント>
・支点は腕とボディの接点
・回転運動の中心は、低音弦ブリッジ上部(しかし、固定しすぎない)
・ボディに平行に近い回転運動を意識。
・可能な限り、1弦側で固定はしない。
・順アングルでのピック入射を意識
・1本の弦を狙ったピッキングというよりは大きな振りを意識し、大まかに当てたうちの鳴らさない弦のミュートをしっかりする方に意識を向ける
・肘:手首 = 6:4くらいのピッキング動作の分配を意識する。
以下、改善フォームでのピッキングである。
まだ、慣れていないのでおぼつかない所があるのは許してほしいが、こちらの方が割と手首の自由度が上がり、ピッキングの幅が広がったほか、弦移動がスムーズにできているように思う。(本当にそうかはわからんが)
刻みの研究
これに関しては筆者もまだ全然満足いくピッキングが出来ないが、その中でも今意識している事を書いていく。
・(7弦の場合)最低音弦での刻みの場合、最低音弦だけでなく7,6,5弦も刻む弦に含める。
その分、タイトさを出すためにミュート、同じ強さで当てる必要があるが意識する。
・アクセント意識
・(抑える弦もだが)、ミュートの方を特に意識。
・人差し指、小指でのミュート
・力みすぎない
動画からもわかる通り、6,7弦の力の分配がうまくいっておらず、音に厚みが出ていないし、そもそも腕の回転が安定していないので、下手に聞こえる!手の振りも小さい。
「日々反省、日々成長」である。
(JARUJARUTOWER ハズレの先生シリーズより)
<今後の課題>
・まだ、このフォームになれていないので、意識しなくてもできるように慣れる。
・カッティング的な撫でるようなピッキングを意識し、弦表面をかすめる感じで、力みすぎない。速さを意識する。
効果音で言うと「バシッバシッ」というイメージ(?)
・実戦での応用。
・しっかりはじく学生時代のピッキングと音質に差が出るかスタジオで確認。
・音質に差が出るようであれば、音作りに反映。
という所が今後の課題となってくるかと思う。
<補足>
あと、上では書いてないが、意識すると結構変わるポイントとしては、
・意外と強く抑える事より抑えない弦のミュートを意識した方がよい音がする。
・意外と、力強く弦をはじくようなピッキングするよりはなでるようなピッキングで力より当てる速さを意識した方がよい音が鳴る。
・ピッキングはパワーではなく、ピックの入射角度と弦に当たる際の入射速度が大切。
・意識としては、弦がある位置をピック先端が通過するような意識。
みたいな部分を意識するとよいように思う。(備忘録)
<まとめ>
重ね重ねになるが、今回は、普段自分がピッキングに関して考えている事をレポートのような形で書かせていただいた。
そんなに上手くもない筆者がなぜこんなものを書いたかと思う人もいるかとは思うが、ひとつ考えてみてほしい。
もし仮に自分が急に頭をぶつけ、記憶喪失でギターの弾き方を忘れてしまった時、これまで考えてきたことが0になり、ギターが弾けなくなるのが怖いのである。
そうなってしまったときに何もないよりは、こういう文章を読んで、「ふむふむ、過去の自分はこういう事を考えていたんだな」と、ド超絶下手クソな記憶喪失の自分が、少しでも早くまあ下手な今の自分に到達できる助けになればと思い書き残した。
つまり、ゲームでいう所の「セーブ」である。ポケモンでいう所の文字通り「レポート」を書いたのである。(笑)
これを読んで、「お前、全然言っている事的外れだよ」と思った人は、良かったら意見を聞かせてほしいし、もし同じことで悩んでいる人がいたらその人の助けになったり、情報共有できたりすればと思います!
お願いします!!(切実)
以上です!
今回はギターやベースを弾かない人には全然面白くない無いようになっちゃったので、音楽じゃない話したいですね。
ありがとうございました!
ではでは。
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