『ジョーのグッドニュース』単行本になります!
おはようございますチヨ子です。
表題通り、2018年に『青騎士』で連載していた『ジョーのグッドニュース』シリーズがこの度単行本化が決定しました。
本来は単行本化の発表はもっと早い段階で始めるものなのですが、コロナ禍により当初予定していた発売日から延期、それに伴うフェアも中止、と不確定要素が重なり続け、結局発売20日前に発表という形になってしまいました。
発売日は7月22日、KADOKAWAのあすかコミックスDXより刊行されます。
書店特典も、試し読みページの開設予定もあります。しかしとにかくいまは世界的に『この先何がどうなるか分からない』という状況なので、詳しい単行本の情報はなるべく発売日直前に集中して発表し、皆さんに間違いのない正確な情報を届けることにいたしました。フライングで発表して、コロナのせいでまた何か変更になったら…困るからね…(止まらない汗)
なので、発売直前まで詳細な宣伝画像などの発表は控えます。
発売日とレーベルだけ覚えていただければ今のところ御の字です!
そのかわり、発売日前後にはたくさん読み物を投稿して楽しんでもらえるように計画しておりますので、楽しみにしていて下さいね。
本来はコミックスの発売予告は早め早めでやるものですが、今回はイレギュラーな事態ゆえ、このような宣伝手段をとることにいたしました。
よろしくお願い申し上げます!
それから、この単行本はコロナ禍が本格化した3月から単行本作業に着手したのですが、その時期から出版社は作家との打ち合わせを禁止、出社もなるべく禁止という営業形態になりました。それ自体は非常に正しい判断なのでまったく異論はありませんが、『担当さんともデザイナーさんとも一度もお話しせず単行本を作らねばいけない』という無理中の無理みたいな状態でこの単行本は作られました。無理の結晶です。本作りは沢山の人の力が必要です。やはり会ってお話しするほうが双方アイデアも湧きますし、お互い思い描いているイメージの擦り合わせもしやすいです。
しかし、ただ『コロナにより会えない』というだけで、簡単だったことが全て困難になりました。カバーのイメージの行き違いが起こったり、やってほしいことがメールではうまく伝わらず不安になったり、そもそもやりとり自体に時間がとてもかかりました。
ただ『会って伝えられない』だけでこんなにも人は弱くなってしまう。私は今回の単行本作業の中で思い知らされました。
しかしそのような状況だからこそお互いに気を配り合い、適切な着地点を慎重に探し、カバーも、本体デザインも、帯も、本文の校正も最終的に『これしかない!』と思えるような最高のコミックスに仕上げていただきました。(※ちなみに今回もカバーデザイン担当はベルと紫太郎の表紙と同じデザイナーの方です、と申し上げれば、既に『あ、最高な表紙なんだな』と分かっていただますよね?実際に最高です!)
はっきり言って今回の単行本、自信作です。単刊ですが、公開されたらぜひ試し読みをご覧ください。そして気に入っていただいたら是非単行本もお手に取って下さい。
当初より発売日も延びたし、フェアも無くなってしまったけれど、コロナという脅威に決して屈しなかった私達の努力の結晶として、今回の単行本を誇りに思います。
とここで最終回のジョー、絵が変わりすぎて4話と別人に見えるな…!
↑4話
↑5話
Amazonのページも出来ておりました。とにかく表紙が最高なので、早く書影が出るといいなあと思います!
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